1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
紅組 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
白組 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 5 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 遊 | 早坂 | 4 | 0 | 0 |
2 | 二 | 根元 | 4 | 4 | 0 |
3 | 捕 | 橋本 | 4 | 2 | 0 |
4 | 左 | 竹原 | 3 | 0 | 0 |
5 | 右 | 神戸 | 3 | 0 | 0 |
6 | 一 | バーナムJr. | 3 | 0 | 0 |
7 | 中 | ランビン | 3 | 0 | 0 |
8 | 指捕 | 田中雅 | 2 | 1 | 0 |
9 | 三 | 細谷 | 3 | 0 | 0 |
計 | 29 | 7 | 0 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 遊 | 西岡 | 3 | 1 | 1 |
2 | 中 | 早川 | 2 | 0 | 0 |
3 | 一 | 福浦 | 3 | 1 | 1 |
4 | 左 | 大松 | 3 | 0 | 0 |
5 | 二 | 井口 | 3 | 1 | 3 |
二 | 渡辺正 | 0 | 0 | 0 | |
6 | 捕 | 里崎 | 3 | 2 | 0 |
捕 | 金澤 | 3 | 0 | 0 | |
7 | 指 | ベニー | 3 | 0 | 0 |
8 | 右 | サブロー | 3 | 0 | 0 |
9 | 三 | 堀 | 3 | 1 | 0 |
三 | 塀内 | 1 | 0 | 0 | |
計 | 30 | 6 | 5 |
名前 | 回 | 打 | 安 | 責 |
---|---|---|---|---|
唐川 | 2 | 7 | 1 | 0 |
坪井 | 2 | 6 | 0 | 0 |
上野 | 2 | 7 | 1 | 0 |
根本 | 2 | 12 | 4 | 5 |
名前 | 回 | 打 | 安 | 責 |
---|---|---|---|---|
大嶺 | 2 | 7 | 1 | 0 |
木村 | 2 | 7 | 2 | 0 |
香月 | 2 | 7 | 2 | 0 |
中郷 | 2 | 7 | 2 | 0 |
唐川が先発で2回を1安打無失点と好投した。チェンジアップ、カーブが角度良く落ち主力を封じた。「ボールをしっかり投げ分けられた。今のところ順調」と満足顔。野球評論家でロッテOBの得津高宏氏も「切れも角度もいいね」と高評価だった。
米大リーグ、フィリーズから移籍したロッテの井口資仁内野手(34)が沖縄・石垣島キャンプの11日、紅白戦に「5番・二塁」で出場。3打席目には右翼席にメジャー仕込みの“移籍第1号”をたたきこんだ。カウント2−2からの一発に「追い込まれてから打てたのがよかった。外角のボールをうまく打ち返すことができました」と笑顔だった。
ロッテが「IT革命」を起こした?11日、石垣市中央運動公園で行われた紅白戦で、7回に1番西岡剛内野手(24)が左中間へ1号ソロを放つと、なおも1死一、三塁から5番に座った井口資仁内野手(34)が右翼ポール際へ3ランをたたき込んだ。追い込まれてから外角直球を逆方向にとらえる井口らしい打撃で、2日連続本塁打をマークした。
初の実戦でいきなり飛び出したアベック砲に、西岡が自らアドリブの効いたコンビ名をつけた。「井口さんのIと剛のTでIT砲はどう?守備だけじゃないところを見せられて良かった。2人でIT革命を起こします!」と旋風を約束した。井口も「IT革命?(コンビ名は)剛に任せます。どんどん盛り上げていって、そろってゴールデングラブ賞とベストナインを取れたらいいですね」とまんざらでもない表情。
西岡はWBC日本代表から落選したことを発奮材料にして、今年は別人のような練習量をこなしている。キャンプ中は毎朝6時50分に起きて砂浜ウオーキングから始まり、全体練習後も夕方6時近くまで居残り特打を行っている。元々天才肌の男が、一から鍛え直したことでスイングも力強さを増した。
打線のカギを握る2人の活躍にバレンタイン監督も「見たいものを全て見られた。IT革命?他の革命や改革よりいいんじゃないかな」とご機嫌だった。
根元が4打数4安打と猛アピールした。昨年は規定打席に到達しなかったものの、打率2割9分6厘でセカンドのレギュラーの座をつかんだ。今年は井口の加入で厳しい状況に立たされている。「これで諦めている訳にはいかないですからね。1試合でも多く出られるようにしたい」と意地を見せた。
ロッテのOBの黒木知宏氏(野球解説者)が古巣の石垣島キャンプを訪問。かつて好勝負を繰り広げた新加入の井口とも談笑して「米国に行ってから大きくなりましたよね。グラウンドに立っていてさまになる」。今季限りで退団が決まっているバレンタイン監督、自らも候補に挙がる次期監督の話題については「周囲の雑音は選手も気にする」とかわしていた。
ロッテの井口資仁内野手(34)と西岡剛内野手(24)が11日、ケース打撃を含む変則的な紅白戦に先発出場。7回にそれぞれ紅白戦1号を放った。今季初のアベック砲に西岡は剛のT、井口のIを取って「ロッテにIT革命を起こしたい」と宣言。新二遊間コンビがチーム再建の原動力となる。
石垣島の空に、2発の花火が打ち上がった。まずは西岡だ。7回無死。根本の直球を強振すると、打球は左中間席へ一直線。弾丸ライナーの一撃に、3200人の観客が沸いた。
歓声は止まらない。続いたのは井口だ。7回1死一、三塁に、右翼ポール際へ3ラン。楽天・行木スコアラーが「あそこまで簡単に右に打たれると怖い」と警戒感を強める一発だった。
キャンプ初日から息の合う守りを見せる新二遊間コンビ。西岡は「守備だけじゃないところを見せられて良かった」と振り返れば、井口は「2人とも本塁打打者ではないが、これからアピールできれば」と活躍を誓った。
2人とも目標は同じだ。井口は「2人でゴールデングラブ、ベストナインを取れれば」と狙いを定めた。球界一の二遊間を目指す“ITコンビ”が、ロッテに結成された。
11日、ロッテ・井口と二遊間を組んだ遊撃手の西岡も7回、左翼席に豪快な一発を放った。西岡は「井口の『I』と剛の『T』でIT砲。守備だけじゃないですよ」と満足げ。井口も「そういう風にアピールしていけたら」とナイスなコンビ名に笑顔。まさにプロ野球界のIT革命や〜!?
頼れる新戦力が、いきなり魅せた!!ロッテの井口資仁内野手(34)が沖縄・石垣島キャンプの11日、変則方式で行われた紅白戦に「5番・二塁」で出場。3打席目には右翼席にメジャー仕込みの“移籍第1号”を叩き込み、早くも本領を発揮した。
ビューン。風を切り裂く鋭い打球が、一直線に右翼席に突き刺さった。「追い込まれてから打てたのがよかった。外角のボールをうまく打ち返すことができました」。
メジャー帰りの衝撃の一発は、集まった3200人の石垣島民の度肝を抜いた。
この日の紅白戦は、バレンタイン監督が走者を配置したり、打者に打ち直しを命じるなどケース打撃に近い形で行われたが、状況設定以外は実戦そのもの。井口の1打席目は内野ゴロ、2打席はフェンスぎりぎりの右飛だったが、第3打席にはきっちりアジャスト。7回2死一、三塁。カウント2−2から根本の直球を強振。得意の右方向へ“らしい”一発を放った。
パワーの源は、全体練習の前にだれより早く起きて行うウエートトレ。5年ぶりの日本球界復帰でも、メジャー時代のアーリーワークを継続している。
「今打ってもね。シーズンで打てたら嬉しい」。“デビュー弾”にも涼しい顔。やっぱり井口はすごい。
人は見かけで判断してはいけない。ロッテ・西岡剛内野手(24)を見ていて、改めてそう思う。
昨年までの奇抜なヘアスタイルを含めた“チャラ男”系の容姿。オフのテレビのクイズ番組では“おバカキャラ”を炸裂させた。「軽い男」を演じてはいるが、それが本物の西岡選手ではない。このキャンプでは、誰よりも燃えている。
きっかけは“落選”だった。WBC日本代表の1次登録メンバーに入ったものの2月の合宿は未招集。声がかかる可能性はあるが、メンバー落ちというのが現実だ。
昨年12月の合宿メンバー発表の数日前。WBCに向け、調整を進める男の表情は自信に満ち「選ばれないはずがない」と断言した。前回大会では初代世界一の立役者。国際舞台で結果を出してきた自負があった。しかし、落選…。自宅では大声を出すなど大暴れしたという。
そんなとき、両親から電話がかかってきた。「あんたの力不足だよ、といわれた。自分はまだまだ。調子に乗っていた」。12月には千葉県内の児童養護施設を訪問。複雑な家庭環境に育った子供達に触れ「自分の悩みはなんてちっぽけなんだ」。気持ちを切り替えた。
第3クールでは紅白戦などが増え、野手、投手ともに実戦を意識した調整を進めている。西岡もガムシャラにバットを振っている。
目の色が違う。プレーだけではなく、精神的支柱の役割もこなすだろう。若きチームリーダーの変身。今年は“もう1人の西岡剛”を追いかけてみたい。
07年に引退した元ロッテエースの黒木知宏氏(35=野球評論家)が11日、ロッテキャンプ地の石垣島を訪れ選手を激励した。「天気も良いし選手は最高のパフォーマンスを見せているね」と目を細めた。新加入の井口のフリー打撃を見つめ「アメリカに行って大きくなったね。グラウンドにいても様になる」と期待を寄せた。今後はメジャーも含めてキャンプ地を視察する予定だ。
ロッテOBの黒木知宏氏(野球解説者)が沖縄・石垣島キャンプを訪問。かつて何度も対戦した新加入の井口とも言葉を交わし「井口にはやられた印象もあるし、抑えてもいますよ。米国に行ってから大きくなりましたよね。グラウンドに立っていて様になる」。今季限りでの退団が決まっているバレンタイン監督については「コメントのしようがない」とし、自らも候補に挙がる次期監督についても「周囲の雑音は選手も気にする。選手にはグラウンドに集中して欲しいし、メディアには選手を取り上げて欲しい」と明言を避けた。