2月17日（21度、500人）2月17日（21度、500人）| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 紅組 | 1 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
| 白組 | 1 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 3 | x | 8 |
| 打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 遊 | 西岡 | 3 | 1 | 0 |
| 2 | 三 | 今江 | 3 | 2 | 2 |
| 3 | 一 | 福浦 | 4 | 1 | 0 |
| 4 | 二指 | 井口 | 3 | 1 | 3 |
| 5 | 捕 | 里崎 | 4 | 0 | 0 |
| 6 | 右 | 神戸 | 4 | 1 | 0 |
| 7 | 左 | 竹原 | 3 | 1 | 0 |
| 8 | 指二 | 根元 | 4 | 1 | 0 |
| 9 | 中 | 早坂 | 3 | 2 | 0 |
| 打 | 堀 | 1 | 1 | 0 | |
| 計 | 32 | 11 | 5 | ||
| 打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 遊 | ランビン | 4 | 1 | 2 |
| 2 | 中 | 早川 | 5 | 0 | 0 |
| 3 | 右 | サブロー | 3 | 2 | 1 |
| 4 | 左 | 大松 | 3 | 1 | 1 |
| 5 | 一 | バーナムJr. | 4 | 1 | 0 |
| 6 | 指 | 南 | 3 | 2 | 0 |
| 7 | 三 | 塀内 | 3 | 1 | 2 |
| 8 | 二 | 渡辺正 | 3 | 0 | 0 |
| 9 | 捕 | 田中雅 | 4 | 2 | 0 |
| 計 | 32 | 10 | 6 | ||
| 名前 | 回 | 打 | 安 | 責 |
|---|---|---|---|---|
| 大嶺 | 4 | 17 | 4 | 3 |
| 中郷 | 2 | 9 | 2 | 2 |
| 坪井 | 2 | 10 | 4 | 3 |
| 名前 | 回 | 打 | 安 | 責 |
|---|---|---|---|---|
| 木村 | 3 | 15 | 5 | 5 |
| 伊藤 | 2 | 7 | 1 | 0 |
| 根本 | 2 | 7 | 2 | 0 |
| 上野 | 2 | 7 | 3 | 0 |
今季から外野にも挑戦している早坂が、中堅で先発出場して2安打をマークした。「毎日、特守と特打できついけど、打撃は力強くなったと思う」と話した。バレンタイン監督も「1軍にも引けを取らないプレーを見せてくれている」と目を細めた。昨年末には同期西岡とタクシー無賃乗車男を捕まえたが、今年はグラウンドでもファインプレーを見せるつもりだ。
今江が紅白戦初出場で2安打2打点をマークした。昨年骨折した右腕の影響でキャンプスタート時に肩、ひじ、手首の状態が万全ではないため出遅れていた。「緊張しました。まさかヒットが打てるとは思わなかった」と笑顔を見せた。紅白戦後はキャンプ初の特打を行い、復活へアピールした。バレンタイン監督も「ファンも喜んでいると思う」と胸をなで下ろしていた。
4番でも打てる。ロッテ井口資仁内野手（34）が17日、石垣市中央運動公園野球場で行われた紅白戦で今キャンプ初の4番に座り、右翼越え2号3ランを放った。これまで公式戦は4番以外の打順で本塁打をマークしており、非公式とはいえ“全打順アーチ”を達成した。井口は「公式戦で4番を打ったことないからね。打順は関係ないけど、打てたのは大きい」と満足げに話した。
メモリアル弾も右打ちだった。2−1で迎えた3回1死一、二塁から、ドラフト1位左腕・木村雄太投手（23＝東京ガス）の133キロ外寄り直球を迷わずとらえた。素早い腰の回転で右翼フェンス最上段まで軽々運んだ。推定飛距離は125メートルに達した。「調整は順調にきています。例年より早く仕上がっているので、まず1回ベストにもっていって、それを継続していきたい」と手応えをつかんでいる。
自分の形で5年ぶりの日本球界に挑む。03年に、手元に引きつけてから反対方向に打つという技術をつかんでからは、大きなスランプに陥ったことはない。好不調の波を小さくすることが毎年のテーマだ。そのためにも早い段階で体と感覚をベストな状態にもっていき、シーズンを乗り切るのが、井口のやり方だ。
「このまま順調にいけばいいスタートが切れると思う」と頼もしく話した。通算150本塁打まであと1本。この勢いなら、節目の1発を開幕戦で4番として決めるのも夢ではなさそうだ。
ロッテの成瀬が、左足内転筋の強い張りを訴えて離脱。石垣市内の病院で精密検査を受けた。診察は明かされなかったが肉離れが濃厚で完全別メニューで調整。開幕1軍に黄信号がともった。2軍調整を否定したバレンタイン監督は「開幕まで時間はある」としたが、投球に大きく影響する軸足の故障だけに今後の調整に狂いが生じるのは必至。同監督は「足が完全じゃない」と説明するにとどめ、関係者も一様に口を閉ざしたところに事態の深刻さがうかがえた。
チーム最年長の渡辺俊は打者12人に対し、2安打4奪三振。04年シーズンで4本塁打を献上している苦手の松中からも三振を奪った。06年WBC合宿では「イチローさんの後ろを走ったから足がつりそうになった」と張り切り過ぎて調整に失敗。今回は「初日から練習も抑え気味に入った。今日も制球にぶれはあったけど、現時点ではいいと思う」。さらに山田投手コーチがサブマリンの大先輩ということもあり「同じアンダースローの感覚、アドバイスが分かりやすい」と笑顔だった。
ロッテの井口資仁内野手（34）が17日、“全打順本塁打”を達成した。紅白戦に紅組の「4番・二塁」で先発出場。3回1死一、二塁の第2打席に、紅白戦2号となる右越え3ランを放った。
高々と舞い上がった打球は、大きな放物線を描いて右翼席へ吸い込まれた。移籍後初めて4番に座った井口の3試合ぶりの一発は、メモリアルアーチとなった。紅白戦ながらも、日米通算13年目で全打席本塁打を達成。「打順は関係ない。チャンスで打てたのは大きいですけど」と淡々と振り返ったが、木村の直球を右方向へはじき返す井口らしい一発だった。
「向こうでは、ブンブン振り回せなかった。面白くなかった」。これまで日米の公式戦で先発4番は1度もなく、大リーグでは主に2番。バレンタイン監督の選手起用は日替わりオーダーだが、今キャンプの紅白戦4試合は全てクリーンアップを任されている。「そういう打順はチームの得点に絡めるし、やりがいがある」“本職”ですごみを増す井口の打撃から、目が離せなくなってきた。
ロッテの左腕エース成瀬善久投手（23）が17日、左足の張りを訴え、アップ後から別メニューで軽めの練習を行った。第3クールからやや違和感を感じていたが、16日には通常通りブルペン入りしていた。バレンタイン監督は「今キャンプ中は実戦練習で投げられないかもしれない。だが、開幕を見据えればケガを取り除くことが先決」と、無理させない方針を示した。
疲労性腰痛で別メニューで調整していたロッテ橋本将捕手（32）が17日、全体練習に復帰した。「シーズン中にもある腰痛でそんなにひどい状態ではない。全然心配していない」と話した。全体練習に参加した後、午後からプールトレで腰への負担を軽くした。今後も1週間程度は別メニューで練習する予定だ。
昨年のパ・リーグ新人王小松（オリックス）と投手陣最年長の渡辺俊（ロッテ）がシート打撃で、ともに打者12人から4三振と好投した。
小松はイチローからフォークボールで空振り三振を奪うなど、変化球がさえた。「生き残りを懸け、1球1球、低めに集めた」と胸を張った。
渡辺俊は岩村（レイズ）小笠原（巨人）松中（ソフトバンク）と、左の強打者から三振を奪った。国際経験豊富な下手投げ右腕は「四球も出したし、制球のぶれもあるので、もう少し。でも、現時点ではいいと思う」と納得の表情だった。
ロッテは17日、池田重喜寮長（63）が育成担当コーチを兼任すると発表した。背番号は76。