2月20日（19度、300人）2月20日（19度、300人）ロッテ西岡剛内野手（24）がコーンロウで楽天とのオープン戦初戦を盛り上げる。最終クール初日の20日、髪をコーンロウに編み上げてフリー打撃、守備の全体練習を行った。「スタートがこの髪形だったので最後もこれで締めくくりたい」と、キャンプイン時の髪形に戻してラストスパートへ気合を入れ直した。
オープン戦開幕の楽天戦（28日、3月1日、長崎）まで編み込みを続けるという。「野村監督がどんな反応するか楽しみです」とニヤリと笑った。常々「茶髪・ピアス・ヒゲ」を禁止している野村監督だけに、コーンロウにも反応することは間違いない。昨年4月には西岡が、野村監督に「楽天が優勝したら丸刈りになります」と宣言して、ペナント盛り上げ役を買って出たこともあった。今回は、WBC一色の中でのオープン戦だけに2人の掛け合いで注目させたいところだ。
千葉ロッテのキャンプは20日、最終クールに入り、この日は降雨によるグラウンド不良のため外野ノックを除いて今キャンプ初めて終日、屋内での練習となった。
野手は午前10時から、投手は午後1時から練習スタート。野手はマシンを使った打ち込みやノックを行い、投手陣はそれぞれブルペンで60球前後投げ込んだ。
昨年、屋内練習場の人工芝は砂混じりのテニス用のものだったが、「堅くて足に負担が掛かる」「ボールが痛む」と選手から不満が続出。球団と石垣市で約4200万円を掛けて天然芝に近い野球用人工芝を敷き詰め改善した。今江は「去年と全然違う。思い切って動ける」と、ノックで軽快な動きを見せていた。
キャンプの仕上げとなる最終クールは雨のスタート。バレンタイン監督は「最低限必要な練習はできた。残り3日間はさらによい練習ができるだろう」と気にも止めなかった。
ロッテ・大嶺がバレンタイン監督からマンツーマン指導を受けた。沖縄・石垣島キャンプは20日、最終第5クール初日を迎え、朝からの雨で今キャンプ初めて投手陣と野手陣が時間別に調整。午後から練習となった大嶺はブルペンで60球を投げた際、指揮官からチェンジアップの握り方を伝授されるなど身ぶり手ぶりの熱血指導を受けた。
地元・石垣島での1軍キャンプに2年連続参加。紅白戦に2度先発してともに好投するなど着実な成長を示している。直球の威力はチーム屈指のものがあり、課題は変化球を含めた球の切れと制球であるのは自分でも分かっている。昨季から習得に取り組み、徐々に完成度を増すチェンジアップ。指揮官も「メンタル面での向上があるし、体もつくってきている。試合で使える球種も増えている。去年よりいい成績を残してくれると思う」と大きな期待を寄せた。
肩までかかっていた長髪も19日の休日にばっさりカット。「気合の表れ？違います。自分では違和感があります」と照れる20歳右腕は言った。「自信と不安は五分五分。ただ、去年はキャンプ初日から飛ばしすぎたけど今年は余裕がある。頑張ります」。昨季の2勝から2ケタ勝利へ。体脂肪率18％から16.2％と引き締まった大嶺は顔つきも変わってきた。
ロッテの沖縄・石垣島キャンプは最終第5クール初日を迎え、西岡が髪形を第1クール以来のコーンロウに戻して練習。雨のため室内で調整を終えると「（キャンプの）始まりもこれだったし、終わりも同じスタイルで締めくくります。楽天戦でノムさんがどういう反応するか楽しみ」。昨季は野村監督に楽天優勝なら丸刈りにすると宣言。28日、3月1日にはオープン戦最初のカードとなる楽天戦が控えており、尊敬する敵将に再び“挑戦状”を叩きつける。
ロッテの西岡剛内野手（24）が20日、楽天・野村克也監督（73）に挑戦状をたたきつけた。17日ぶりに髪形を細く編み上げた「コーンロウ」に変えて登場。普段から選手に礼儀やマナーの大切さを説く指揮官をあえて挑発し、28日のオープン戦初戦での必勝を誓った。
ニヒルに笑った。「ノムさんがどんな反応をするか。今から楽しみやな」。19日に石垣市内の美容院に足を延ばし、髪形を攻撃的スタイルに。最終クール初日は午前のみの練習となったが、戦闘態勢を整えた。
リベンジの思いが表れた。昨年4月3日。年齢差を超えてウマが合う野村監督に「楽天が優勝したら丸刈りにします」と宣戦布告しながら3打数2三振。楽天に球団史上初の単独首位を許した。結局、丸刈りにはしなかったが、悔しさを引きずっている。
WBCの落選を発奮材料にしているキャンプでは、連日の居残り特打に取り組み、紅白戦5試合で2本塁打。「開幕まで結果にこだわらない」というが、ノムさんに対しては前哨戦から圧倒する。
3年目の大嶺が、地元でのキャンプで着実にステップを踏んでいる。ブルペンで60球を投げ終えると「今日は本当に良かった。真っ直ぐも変化球も」と笑顔で話し、合間には、チェンジアップの握りでバレンタイン監督から助言を受けた。昨年のキャンプは初日からハイペースで調整したが「今年は徐々にやっているので、気持ちに余裕がある」と話した。
ロッテの成瀬善久投手（23）が20日、4日ぶりに投球を再開した。17日に左足内転筋の張りを訴え、完全別メニューで調整していたが、この日、室内練習場でキャッチボール。20メートルの距離で約30球を投げた。投球後は患部を入念にストレッチ。「深刻なケガではないと思っている。開幕までに間に合わせたい」と前を向いた。
ロッテ成瀬善久投手（23）が20日、4日ぶり投球練習を再開した。17日に左太ももの張りを訴え別メニュー調整していたが、順調に回復。室内練習場で約30球、軽めに投げ込んだ。今キャンプ中に実戦登板の予定はないが、3月中旬をメドに復帰したい考え。「そんなに深刻だとは思っていない。開幕までには間に合わせたい」と話した。