わたしはかもめ2009年鴎の便り(3月)

便

3月7日

阪神4−4千葉ロッテ(スカイマーク)

阪神は先発の上園が制球に苦しみ、4回を7安打3失点。打線は不振の桜井が適時二塁打でアピールした。新外国人メンチは二塁打を放った。ロッテは先発の小林宏が安定した投球で5回2安打無失点。順調な仕上がりを示した。

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千葉ロッテ3000100004
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ロッテ小林宏は5回0封もクールに反省[ニッカン]

ロッテ小林宏之投手(30)がクールに投げ切った。オープン戦の阪神戦で先発し5回を2安打無失点、65球であっさり料理した。1、2回に合わせて3四球を与えたが、後続を緩急の効いた投球で無安打に抑え、三塁を踏ませぬ好投だった。「内容的には不満の方が大きい。コントロールがまだまだですね」と、真っ先に反省が口をついた。

テーマに掲げる「制球力と切れ」に納得いかなかった。変化球はコントロールできたものの、直球がシュート回転した逆球も数球あった。「投げ急ぎで、少し体の開きが早くなってしまった」。だが、4回以降はきっちり修正し、悪いなりに安定感を見せた。前回2月28日の楽天戦で3回完全に抑えたのに続き、復活の兆しを見せた。開幕2戦目の登板が有力。「まだオープン戦なので、良すぎるよりも課題が見つかった方がいい」と慢心はなかった。

◇先制2点打も、井口「もう少し」

4番井口が先制2点適時打を含む2安打2打点と存在感を見せた。1回1死一、二塁からの138キロ直球を左中間へ運んだ。「調子は良くないけど、色々考えながらやっている」。開幕を約3週間後に控え、ボールを見ることをテーマに打席に立っている。この日もカウント2−3と追い込まれた状況をつくり、結果を出した。「もう少し調子を上げていきたいね」と余裕を見せた。

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ロッテ首位打者バーナムJr.また快音![スポニチ]

ロッテの新外国人バーナムJr.がまたまた快音を響かせた。4回に中前打すると、6回は左前に運び4打数2安打。オープン戦通算12打数7安打、打率.583は同.533の4番・井口を抑えてチームトップだ。

「引っ張らずにうまくシンでとらえることができた。これからも全力でプレーするだけだよ」。バレンタイン監督の秘密兵器。自ら指揮官に売り込んでテスト入団した年俸1300万円の格安助っ人は金額以上の働きを見せている。指揮官の肖像画を手土産に来日した“画伯”でもあるが、絵画道具を千葉に送ったため代わりに写真を撮る日々。キャンプ、オープン戦では各地の観光名所に足を運び、練習中もお尻の左ポケットに常備しているデジカメで記念撮影。開幕1軍と共に千葉マリンでの個展開催をもくろむ。バーナムJr.画伯はグラウンド内外で確かなジャパニーズドリームを描いている。

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新外国人のバーナムJr.2安打…ロッテ[報知]

絵画が趣味のロッテの新外国人、バーナムJr.が、緑鮮やかなスタジアムをスケッチブックに変えた。4回2死一塁に中前にはじき返すと、6回2死には135キロの直球に反応し、左前安打。「調子のバロメーターは左翼方向への打球。バットの芯でうまく打てたネ」4打数2安打の好結果を描き出した。

オープン戦はチームトップの打率5割8分3厘。1月の来日時にバレンタイン監督の肖像画を持参し驚かせたが、絵画セットを持ち歩けない遠征中はもう1つの趣味が好調なバットを支えている。

「写真も私の趣味。撮ったものを米国にいる家族に送っているのさ」。日本各地を転々とする中、空き時間を見つけては名古屋城などの観光地をパシャリ。試合前もパンツの左ポケットにデジタルカメラを装備し、この日はスカイマークスタジアムをバックに激写した。「試合前は1日10枚までと決めているけどね」。開幕1軍が目標の“バーナム・カメラマン”。撮った写真をいい思い出にするため、グラウンドで結果を出す。

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ロッテ・小林宏、5回無失点[サンスポ]

昨季の開幕投手のロッテ・小林宏が先発。5回2安打無失点にも「3回ぐらいまではあまり(内容が)よくなかった」と反省。降板後はブルペンで直球の感触を確かめるなど、修正に余念がなかった。「開幕までにしっかり練習しないといけない」。課題が見つかったことを前向きにとらえた。

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無失点は8回に…小林宏、それでもまだまだ[スポニチ]

ロッテ先発の小林宏が5回を投げ3四球を出したものの、2安打2三振と好投。順調に仕上がっている。2月28日の楽天戦の3回にこの試合の4回までを加え、7イニングで1本も安打を許していなかった小林。5回に平野、藤本に連打を浴びたが、得点は許さなかった。2試合計8回無失点も「3回ぐらいまではあまりよくなかった」と反省の言葉を並べた。不満の原因は直球の制球。外角狙いの球が真ん中にいくこともあり「ストライクを取るのが精一杯だった」。降板後もブルペンで直球の感触を確かめるなど、修正に余念がなかった。「開幕までにしっかり練習しないといけない」と課題が見つかったことを前向きにとらえた。

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WBC…第1ラウンドA組

◇韓国2−14日本(東京ドーム)

日本が7回コールドゲームの快勝で、2次ラウンド進出を決めた。1回に青木の中前打と内川の2点二塁打で3点を先行。1点差の2回には無死満塁から、中島の押し出し四球などで2点を加え、村田の左越え3ランで突き放し、韓国先発の金廣鉉をKOした。先発・松坂は4回2失点と試合をつくり、5回以降も渡辺俊、杉内らが好投して危なげなかった。

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日本350122114
韓国20000002
原辰徳・日本代表監督
「東京で2勝するのが当面の目標だったので良かった。選手が持てる力を十分発揮してくれたと思う。1人1人が力を出していい形でゲームを運ぶことができた。韓国とは世界と戦う上で何度も戦うことになるという予感がした。最初の内川の2点タイムリーが非常に大きかった。内川は左ピッチャーのために彼を選んだ。いい仕事をしてくれた。追い上げられた後の村田のホームランも大きかった。(イチローのWBC初安打&活躍は)ファンの歓声と一緒で、当たり前と思いつつも、非常に興奮した。(9日も)向かってくる敵には必ず堂々と戦って勝ちます。」

◇中国4−1台湾(東京ドーム)

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台湾0000010001
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“韓国キラー”渡辺俊、本領発揮[サンスポ]

渡辺俊が松坂の後を受けた5回を3者凡退に抑えた。前回大会で韓国戦2試合に先発して1失点の“韓国キラー”ぶりを今回も発揮した。9点差での登板だったため、本人は「ああいう展開で、1回だけだし」とサラリ。全て直球とシンカーで仕留め「カーブを投げなかったのは初めてでは…。あまりさらけ出さずに済んだのは大きいかも」と今後の対戦を見据える余裕も見せた。

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渡辺俊“韓国キラー”健在[デイリー]

“韓国キラー”渡辺俊が、1回を7球で抑える完璧な投球を見せた。第1回大会では韓国戦2試合に登板し防御率0.84。この日は5回から2番手で、直球とシンカーのみで封じ込めた。「(カーブを)使わなかったのは初めて。手の内を見せずに済んだのは大きい」。今後に向けても意味のあるマウンドになった。

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渡辺俊、1回無失点も「引き締めないと」[サンスポ]

2番手で登板した渡辺俊が韓国打線を手玉に取った。1回を打者3人で無難に打ち取ったサブマリンは「大輔(松坂)が良い流れを作ってくれた」とエースを称えた。「前日(6日)はテレビで台湾−韓国戦をチェックして参考になった」と渡辺。今後も重要な局面で登板が予想される右腕は「(韓国戦は)たまたまこういう展開。逆に引き締めないと」と勝負師の顔に戻っていた。

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