ロッテの左腕エース成瀬善久(23)が11日の教育リーグ(さいたま市)西武戦で今季初登板する。春季キャンプ第3クールで左足の張りを訴え、別メニューで練習するなどやや出遅れていた。「足は違和感ありません」と、万全の状態を強調した。7日にはブルペン入りして68球の投げ込みを行った。「自分としては出遅れだと感じていません」と今季初の実戦登板にも不安はないようだ。バレンタイン監督も「1年間投げられる準備を進めてもらえばいい」と、先発ローテの一角としての信頼は揺るがず、11日のマウンドに送り出す予定だ。
調整が遅れているロッテ・成瀬が、開幕ローテーション死守へ急ピッチで状態を上げてきた。沖縄・石垣島キャンプ中に左足内転筋を痛めた左腕は、11日の教育リーグ・西武戦(ロッテ浦和)で今季初の実戦登板を予定。「(左足は)違和感ない。ほぼ100%の状態です」。紅白戦にも投げていない中でも「出遅れとは思っていない。フォーム的に(左足を)よく使えているんだとプラスに考えている。いい感じできています」と意気込んだ。
ロッテの成瀬が、11日のイースタン教育リーグ・西武戦(浦和)で実戦復帰することになった。沖縄・石垣島キャンプ中の2月17日に左内転筋を痛め、別メニューで調整していたが、3日から本格的な投球練習を再開。その後もブルペンで調整を進め、GOサインが出た。今季も先発ローテの一角として期待される左腕は、「100%に近い状態。今年は開幕が遅いので、焦らずにやっていきたい」と気を引き締めていた。
プロ野球実行委員会が9日、都内のコミッショナー事務局で行われ、微妙なプレーに対するビデオ判定について議論された。選手会、審判に対する説明と並行して機材、スペースなどの研究を行い、今シーズン後半戦から試行期間としてビデオ判定を導入することも話し合われた。
08年5月7日の巨人−阪神戦(東京ドーム)で、巨人ラミレスが放った本塁打性の打球を左翼席最前列のファンがたたき落としたように見え二塁打となった。結局、ラミレスは横浜村田と1本差で本塁打王を逃した。このプレーをきっかけに、巨人がビデオ判定導入を提言していた。
判定専門の機材は1台につき50万円ほどする。東京ドームで行われたWBC第1ラウンドではビデオ判定が必要となった場合は、中継するテレビ局の映像素材を使用した。各球場が判定機材を導入する必要性があるか、導入の場合は機材の台数など今後、具体的な検証に入る。巨人清武球団代表は「個人の意見」とした上で「試行期間は半年くらいあった方がいい。来年から導入できれば」と話した。
プロ野球実行委員会が9日、東京都内で開かれた。ビデオ判定についても議論され、今季後半戦からの試験的な導入に向けて、準備を進めていくことになった。
今後はNPBがビデオ判定に必要な機材や設備にかかる費用などを調査して、各球団に情報を提供していく方針。さらにビデオ映像を確認する作業を誰が行うか、どの映像を使うかなども詰めていく。東京ドームで行われているWBC1次ラウンドでは、プロ選手が出場する試合としては国内で初めて、本塁打に限定してビデオ判定が採り入れられており、その方式も参考になりそうだ。
ビデオ判定導入を訴えてきた巨人・清武英利代表は「後半戦を試行期間にすることで了解を得た。ビデオ判定と言ってもビデオを参考にした審判の判定」と話した。
プロ野球の実行委員会は9日、本塁打の判定にビデオを導入することについて費用面などの調査に取り掛かることで合意した。日本プロ野球組織(NPB)の長谷川一雄コミッショナー事務局長は「費用がどれくらいかかるかを調べて各球団に提出する」と説明した。米大リーグは、昨年から本塁打のビデオ判定を採用。開催中のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも導入されている。
WBC第1ラウンドC組の敗者復活戦カナダ−イタリアは9日(日本時間10日)、カナダのロジャース・センターで行われ、イタリアが6−2で勝ち、第2ラウンド進出に望みをつないだ。
初回、イタリアは2死一、三塁から内野安打で1点を先制。2、3回とさらに1点ずつ追加し、4回にもこの日3安打のデノーフィア(アスレチックス)の二塁打で4点目を入れた。2点差に詰め寄られた、7回にはりディー(マリナーズ)の適時打などで2点を加え、突き放すとそのまま逃げ切った。
負ければ第1ラウンド敗退が決まるイタリアは先発投手に元ロッテのセラフィニを起用。セラフィニは走者を許しながら、併殺打を打たせるなど粘りの投球をみせ、4回途中まで4安打2三振3四球2失点で交代した。4番にはパスクチ(元ロッテ)が座ったが4打数無安打2三振、1四球に終わった。
日本は打線が抑えられ、韓国に雪辱を許した。3回から8回までは毎回安打が出たが、後が続かなかった。失点は4回。それまで完ぺきだった先発・岩隈が先頭打者への四球と2安打で1点を失った。この回には青木や城島が好送球で走者を刺し、7回無死2、三塁のピンチでも好判断で併殺を完成するなど最少失点でしのいだが、報われなかった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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韓国 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
日本 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |