わたしはかもめ2009年鴎の便り(3月)

便

3月10日

千葉ロッテ5−5横浜(千葉マリン)

ロッテで先発枠入りを目指す大嶺は、変化球の制球を改善できず5回7安打4失点だった。西岡は3点二塁打を放ち、勝負強さを披露。横浜は、オープン戦初登板の新外国人ウォーランドが4回を8安打4失点と精彩を欠いた。

123456789R
横浜3001010005
千葉ロッテ0004100005

ロッテの西岡が勝負強さを発揮。4回2死満塁で、ウォーランドの内角寄りのカーブをたたき、走者一掃の左中間二塁打を放った。「絞っていた球が来て、打ち損じることなく打てた」。世界一となった第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のメンバーで昨夏の北京五輪にも出場したが、今回のWBCは代表落ち。9日に終了した1次ラウンドはテレビの前で応援を続けたものの、「テレビを見て何とも思わない選手もどうかと思う」と話した。悔しさをバネに、シーズン開幕に向け黙々と調整を続けている。

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西岡3点二塁打

ロッテ西岡剛内野手(24)がWBC落選の悔しさをバネに、意地の3点二塁打をマークした。0−4で迎えた4回2死満塁から、カーブを左中間へ運ぶ走者一掃の二塁打で反撃した。「変化球が来ると思っていたので、打ち損じなく打ててよかったです」と笑顔を見せた。オープン戦開幕後、西岡と井口だけ全8試合に先発出場している。「少々疲れはあるが、休みたいと思わない」と精力的だ。

西岡を奮い立たせる一因にWBCがある。第1ラウンドは3試合ともテレビ観戦。「何で自分が出ていないんだろうってムカついてくるけど、第3回WBCには選ばれるぞと思ってプレーしています」と率直な心境を口にした。川崎からは「金メダルを取ったら半分あげる」と言われたが「そんなんいらんわ」と返したという。日本代表に復帰して自力で金メダルを取るためにも、オープン戦から全力でアピールする。

◇ローテから後退、大嶺また大量失点

大嶺が2試合連続の背信投球で開幕ローテ争いから後退した。中日戦で4回途中7失点KOされてから中6日。課題の変化球の制球を克服して臨んだはずが、またしてもスライダーが高めに浮いてコントロールできなかった。5回7安打4失点に「前回と同じようなミスをしているので、原因を把握して修正したい」と口元を引き締めた。次回登板予定の17日ソフトバンク戦が最終テストとなりそうだ。

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大嶺5回4失点も収穫「カーブはよかった」[スポニチ]

先発ローテーション入りを狙うロッテ・大嶺が先発したが、5回7安打4失点。前回登板となった3日の中日戦でも4回途中7失点で降板しており、小野と争う先発6番目の座は遠のいた。それでも大嶺は「前回に比べれば目標のイニングを投げられたし、カーブはよかった」と収穫を強調。バレンタイン監督も「とてもいい形で成長している。シーズンでも勝利に貢献してくれると思う」と話し、今後も長い目で見ながら1軍で起用していく構えだ。

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大嶺初回3失点…ロッテ[報知]

開幕ローテ入りを目指す大嶺に、黄信号が点灯した。初回に直球を痛打され、3安打3失点。4回途中で7失点した3日の中日戦(ナゴヤD)後、バレンタイン監督からスライダー、カーブの投げ方の修正を受け、課題の変化球は合格点だったものの、結果に結びつかなかった。大嶺は「もっと下半身を使って投げないと」と肩を落とした。指揮官は「直球にまとまりが出れば」と、今後もテストをしていく方針だ。

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ロッテ・西岡、満塁走者一掃打で侍にエール[サンスポ]

ロッテ・西岡が4回2死満塁で、走者一掃となる左越えの適時二塁打。直後には三盗を決めるなど、チームを引っ張った。第1回WBCでは中心選手だったが、今回は落選。ただ、代表選手とは連絡をとっている。「ダルビッシュはオレのために、金メダルをとってくれるといってくれたし、ムネリン(川崎)はメダルを半分にしてくれるって」と笑顔。海の向こうでの活躍を期待した。

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ロッテ・井口“千葉デビュー”も死球で交代[サンスポ]

ロッテ・井口が本拠地に初登場した。「ロッテのファンは熱狂的なので楽しみ」と“千葉デビュー”を心待ちにしてきたが、3回1死満塁で見逃し三振、4回2死二塁では死球を受け、大事をとって途中交代。ほろ苦いデビュー戦となった。

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西岡WBC落選に発奮3点打[ニッカン]

ロッテ西岡がWBC落選の悔しさをバネに、意地の3点二塁打をマークした。0−4で迎えた4回2死満塁から、カーブを左中間へ運ぶ走者一掃の二塁打で反撃した。「変化球が来ると思っていたので、打ち損じなく打てて良かったです」と笑顔を見せた。WBC第1ラウンドは3試合ともテレビ観戦。「何で自分が出ていないんだろうってムカついてくるけど、第3回WBCには選ばれるぞと思ってプレーしています」と発奮材料にした。

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ロッテ・西岡、WBCに刺激…走者一掃の二塁打[サンスポ]

ロッテ・西岡が持ち味を発揮した。4回2死満塁、外の変化球をうまくとらえ、左中間を破る走者一掃の二塁打。「変化球が来ると思っていた。チャンスで1本打てたのは良かった」と笑みを広げた。会心の一打の後には、三盗も決めた。

前回WBCの優勝メンバーだが、今回は代表から漏れた。日本を応援しながらも「次のWBCは選ばれてやる、と(代表漏れを)バネにしている」と発奮材料にし、結果につなげている。

大嶺
「変化球でストライクが入らず、直球を狙い打たれた。直球の切れもまだまだ。」(5回4失点)
松本
「直球に切れがあり、三振が取れた。これからもアピールできればいい。」(3三振を奪い)

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大嶺、また背信、走者を出すと止まらない[スポニチ]

ロッテで先発枠入りを目指す大嶺は10日、横浜とのオープン戦に先発。変化球の制球を改善できず5回7安打2四球4失点と、納得のいかない内容だった。

3日の中日戦で3回3分の1、7失点でKOされたが、この日も打たれだすとボールが高めに浮き痛打を浴びる悪癖が顔をのぞかせた。初回、2死を取りながらホームランバッターの吉村を警戒するあまり歩かせると、佐伯、野口のベテランに連打を食らい3失点。バレンタイン監督をがっかりさせた78球だった。

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