わたしはかもめ2009年鴎の便り(3月)

便

3月11日

横浜1−9千葉ロッテ(横浜)

ロッテは開幕投手に指名されている清水直が5回を3安打無失点と好投した。打線も活発で、昨季終盤に死球で戦線離脱した今江が4回に2ラン。7回には竹原、新里も本塁打を放った。横浜は大ベテラン工藤が4回5失点と崩れた。

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清水、開幕万全

開幕投手に内定しているロッテ清水直行投手(33)が5回3安打無失点と万全の仕上がりを見せた。生命線のカット、スプリットに加え、タイミングを外すために改良したフォークで横浜打線を翻弄。2回無死一塁から、5番森笠をニューフォークで遊ゴロに仕留めるなど感触をつかんだ。「新球をたくさん投げて練習できたし、前より向上しています」と話した。

前回登板した5日のオリックス戦(京セラ)も5回5K1失点、65球の好投だった。「今年はストライクゾーンの中でボールを動かして球数を減らすことをテーマにしている」と言う通り、この日も5回59球の省エネでエースらしい安定感を示した。

4年ぶりV奪回を掲げるチームの選手会長として、グラウンド外でもナインを引っ張るつもりだ。今年から千葉マリンのロッカールームが広くなり、壁際にロッカーを設置して全員の顔が見える造りに変わった。「コミュニケーションがとりやすい。いい雰囲気で試合に入っていける」とやる気十分に話した。

◇成瀬2軍登板、3回4失点も8K

右太もも違和感で出遅れていた左腕エース成瀬が、教育リーグの西武戦(ロッテ浦和球場)に今季初先発し3回を4安打、8奪三振、無四死球、4失点で降板した。「とりあえず違和感なく投げられたのが収穫。制球力に欠けていたので次回はしっかり修正できるよう頑張ります」と話した。井上投手コーチも「まずは問題なく投げられただけで十分。コントロールはこれから」と評価。開幕へ向け急ピッチで仕上げていくことになりそうだ。

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ロッテ清水“省エネ”投球に磨き…仕上がり万全[夕刊フジ]

ロッテの開幕投手に指名されている清水直行投手(33)が5回3安打無失点と万全の仕上がりを見せた。5回1失点だった5日の初登板に続き、打たせて取ってわずか59球。キャンプ中から取り組んだ省エネ投球に磨きがかかり、「みんなが守っているし、ゴロを打たせることで(攻撃に)相乗効果が出ればいい」とエースの自覚も増している。バレンタイン監督は「いい準備を進めてくれている。どの球種にも自信を深めている」と信頼を寄せた。

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開幕投手・清水5回0封…ロッテ[報知]

2年ぶりの開幕投手に決定しているロッテ・清水は、最速146キロの直球を武器に、5回3安打無失点。5日のオリックス戦(京セラD)から試した新球のフォークも、随所に織り交ぜた。「5回で60球というプランを持っていた。新しい球もいい感じで向上している」。自身の重度の花粉症も忘れさせる59球だった。就任3年目の選手会長が、4年ぶりのVを狙うチームを牽引する。

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WBCに刺激!今江、会心の1号2ラン[スポニチ]

ロッテの今江が4回、左翼席にライナーで運ぶ2ラン。会心のオープン戦1号に「オープン戦では今までで1番良かった。打った瞬間行くと思いました」と笑顔で振り返った。

第1回WBCで世界一に貢献も、右手のリハビリもあって“侍ジャパン”入りは逃した。母・寿美子さんが2月25日に死去(享年50)した直後にも電話をかけてくれた中島(西武)らの活躍が刺激になっている。「あれだけ注目されるとやりがいがあるだろうし、最高ですよね」。頂点への険しい道のりをダブらせながら、充実した表情に自身の完全復活への手応えがにじんでいた。

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ロッテ・今江が一発放ち復活示す![サンスポ]

ロッテの今江がオープン戦初本塁打を放った。4回、外寄りの直球を振り抜き、左翼へ2ラン。「いい当たりだった。打った瞬間、入ると思った。(紅白戦とかではなく)相手チームから打つのは久しぶり」と声を弾ませた。

昨年9月に死球で右腕を骨折した。大事な時期に戦列を離れただけに、今季への意気込みは強い。送球に不安は残るというが「打つ方は問題ない」との言葉通り、復活を示した。

新里
「1軍では初めての本塁打。初球からどんどん打っていかないとアピールできない。」(7回に2ラン)

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今江1号に「1番良かった」[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(25)が1号2ランを放った。4回2死二塁から、横浜工藤の真ん中直球を左翼席へ運んだ。「打った瞬間、行ったと思った。オープン戦の中では1番良かった」と笑顔で振り返った。昨年9月に右腕を骨折したが、打撃に関しては問題ない状態まで回復した。また第1回WBCの代表メンバーとして代表戦は人一倍注目している。「アジア2位だけど最後に勝てばいいんですから。頑張って欲しい」と自らの経験を踏まえてエールを送った。

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