≫わたしはかもめ≫2009年≫鴎の便り（3月）

鴎の便り

3月13日

• 千葉ロッテ3−1福岡ソフトバンク（千葉マリン）
• ロッテ小野はマリンの風利用し5回無失点
• 2冠へ！西岡“代表落選対決”完勝
• ロッテ・西岡、侍ジャパン応援弾
• 西岡、侍へエール弾…ロッテ
• 小野5回無失点、強風味方に好投…ロッテ
• 井口、古巣と初対戦「半分以上知らない」
• 西岡“師匠”の誕生日に2安打で恩返し
• ロッテ・小野5回無失点、開幕ローテへ前進
• 小野が5回を2安打無得点…ロッテ
• WBC強化試合カブス戦（ホホカム・パーク）

千葉ロッテ3−1福岡ソフトバンク（千葉マリン）

ロッテの先発枠入りを目指す小野は変化球の制球が良く、5回を2安打無得点に抑えた。西岡が4回の左越えソロなど2安打1盗塁。開幕投手が有力なソフトバンクの和田は3四球を与えながら、4回を本塁打による1失点にまとめた。

• ［勝］小野（1勝）
• ［セ］シコースキー（1S）
• ［敗］和田（1敗）
• ［本］西岡2号

↑ページトップ

ロッテ小野はマリンの風利用し5回無失点［ニッカン］

千葉マリンの風使いが復活の快投を演じた。ロッテ小野晋吾投手（33）は風速8メートルの向かい風を「今日の風はうまく利用しないといけない」とリリースポイントを工夫して投げた。シュートはボール2個半ほどスライドする切れ味。カットボールも効果的に左打者をつまらせた。4回まではパーフェクト。5回2安打無失点で先発ローテ入りへアピールした。

先発陣のうち、成瀬が出遅れ、渡辺俊もWBCで中継ぎ調整となる中、ローテの1人としても計算できる。バレンタイン監督は「先発候補のうち2人の実戦を見ていない状況で、こういう投球を見せてくれるのは、頼れる投手だなと思います」と評価した。

昨秋、チームからの球数制限がある中で、制限の100球を毎日のように投げ込んだ。「ある球種がコントロールできなかったのを克服できた」。秋の投げ込みは「サンデー晋吾」として日曜日に勝ちまくった00年以降では初めてのこと。その成果を発揮するのは、風の強い日曜日の千葉マリンがいい。

↑ページトップ

2冠へ！西岡“代表落選対決”完勝［スポニチ］

侍ジャパン入りを逃したロッテ・西岡が、同じく代表落ちしたソフトバンク・和田をしぶとく攻略した。初回2死、ファウルで粘った8球目を左前打するとすかさず二盗。得点には結びつかなかったが、4回はカウント2−2からの内角直球を左翼席中段に運んだ。

西岡

「寒くて、風も強くて、集中力が切れそうになる中で結果が出たのは素直に喜びたい。盗塁王からも2年間離れているし、今年は獲れるタイトルは全部獲りたい。」

目標は200本安打での初の首位打者と盗塁王奪回。そのために2ストライクと追い込まれてからの打撃を課題に挙げ、実践を続ける。ともに第1回WBCの世界一メンバーでありながら、今回は落選した和田との対決に1本塁打を含む2安打1盗塁と圧勝。高橋打撃コーチの52歳の誕生日を自らのバットで祝い「師匠の誕生日にバースデーアーチを打てて良かった」と笑った。

WBCに出場できなかった悔しさを発奮材料に自主トレから猛練習。キャンプでも朝食会場に1番乗りで現れて体調管理を徹底し、1日1000スイングをノルマに連日のように居残り特打を行った。高橋コーチは「何かあったから発奮するんじゃ困る」と厳しいが、それは西岡自身も分かっている。「まだ満足はしていません。シーズンに入ってからが勝負なんで」。全試合出場もベストナインもゴールデングラブ賞も目標に掲げる若きリーダー。その先にある日本一奪回まで、貪欲に結果を追い求める。

◇井口、古巣との初対決も音なし

井口が古巣のソフトバンクと初対決。試合前に三塁側ベンチを訪れて選手、関係者らに挨拶し「会うのは久しぶりだったので少し話をしました。でも半分以上、メンバーが変わってますね」。試合では和田の前に四球と三ゴロ。「今日は寒かったし参考にならないでしょう。シーズンでは（和田も）違うと思う」と話した。

↑ページトップ

ロッテ・西岡、侍ジャパン応援弾［サンスポ］

ビュン！！鋭く振り抜いた。打球は風速10メートルの強風を切り裂き、左翼席に一直線。4回、先頭の西岡が先制の2号ソロをたたき込んだ。「自分でも納得のいくバッティングだった」。好投の和田から価値ある一発だ。春季キャンプでは、1日1000スイングをノルマに掲げ、今季の目標を首位打者に設定。ここまで順調に仕上げてきている。

メンバー落ちし、悔しい思いをした日本代表の次なる相手がキューバに決まった。西岡も06年のWBC決勝では、内野安打やバント安打で出塁し盗塁で撹乱。「クイックや牽制はうまくない」と足を使った攻撃の有効性を説いた。遠く離れたサムライ達に「優勝して欲しい」と心からのエールを送った。

↑ページトップ

西岡、侍へエール弾…ロッテ［報知］

キューバと激突する侍ジャパンへの無言のエールのようだった。初回2死、西岡はカウント2−1に追い込まれてから、3球ファウルで粘った。最後は体勢を崩しながらも、スライダーを左前へ。「簡単に三振するんじゃなくて、粘り強くやれば打率も上がる」その後にきっちり二盗。06年のWBC、北京五輪とキューバ戦で通算8打数4安打した男が、調子を上げてきた。

火のついたバットは止まらない。4回先頭だ。和田の130キロの直球を振り抜くと、打球は左翼席へ。先制ソロは6試合ぶりの一発だ。「今日は高橋慶彦打撃コーチの誕生日なので。バースデーアーチが出てよかった」。WBC落選を発奮材料に沖縄・石垣島キャンプでは、1日1000スイングをノルマにしてきた。その努力で“打撃の師匠”へ恩返しした。

WBCの日本代表戦はテレビで観戦している。キューバと対戦することが決まり、試合後は「（投手は）パワーはあるけど、クイックや牽制はうまくない印象がある。そこをついていければ」とアドバイスした。日本で結果を残すことで、米国で奮闘するWBC戦士へ力を送り続ける。

↑ページトップ

小野5回無失点、強風味方に好投…ロッテ［報知］

千葉マリンの強風を味方にしたロッテのベテラン・小野が、先発ローテ入りへ前進した。センターから本塁へ風速9メートルの風が吹く中、「うまく風を使えた」とスライダーとシュートを投げ分け、4回まで完全投球。5回を2安打無失点に封じた。バレンタイン監督は「どの球種も思い通りに投げられていた。渡辺俊、成瀬がまだ（1軍の）実戦で投げていない中、頼れる投手」と目を細めていた。

↑ページトップ

井口、古巣と初対戦「半分以上知らない」［サンスポ］

5年ぶりに日本球界に復帰したロッテの井口が、2004年まで在籍したソフトバンク（当時はダイエー）と初対戦した。同僚だった秋山監督らに挨拶。「久しぶりだったのでちょっと話をした。半分以上はメンバーを知らないから」と時の流れを実感した様子だった。4番で出場した試合は、和田相手に四球と三ゴロ。かつての仲間の出来には「今日は寒いので参考にならないでしょう」と気遣った。

↑ページトップ

西岡“師匠”の誕生日に2安打で恩返し［スポニチ］

2安打は2ストライクと追い込まれた状況で生まれた。ロッテの西岡は「（球種は）予想していない。キャンプで振り込んだ成果で、反応で打てた」と誇らしげに振り返った。

2本ともソフトバンクの開幕投手が確実な和田から放った。1回、ファウルで粘った末、8球目のスライダーを左前へ運んだ。低めの球にうまくひざを曲げて対応した。4回には先制の2号ソロ。「納得のいく打撃だった」と、カウント2−2からの甘い直球をしっかりとらえ、逆風の中、左翼席へたたき込んだ。

今季は200安打以上での首位打者獲得を目標に掲げる。「2ストライクからしっかり打てた。簡単に三振するのではなく、粘り強くすれば安打も増えるし、打率も上がる」と内容の濃い打撃を喜んだ。

この日は高橋打撃コーチの52歳の誕生日で「師匠にバースデープレゼントができて良かった」。徹底して打ち込んだキャンプをはじめ、指導してくれる同コーチにレベルアップを結果で示した。

↑ページトップ

ロッテ・小野5回無失点、開幕ローテへ前進［サンスポ］

ロッテの小野は5回2安打無失点で、開幕ローテ入りに前進。球場特有の強風が吹いていたが、リリースポイントを調整して「思い通りに投げられた」。打たせて取る投球を展開した。左太もも痛で出遅れた成瀬、若手の大嶺らと開幕ローテを争っている。生き残りをかけ「いい競争ができている。結果を出していきたい」と33歳のベテランは貪欲だった。

↑ページトップ

小野が5回を2安打無得点…ロッテ［報知］

ロッテの先発枠入りを目指す小野は5回を2安打無得点に抑えた。西岡が4回の左越えソロなど2安打1盗塁と活躍。開幕投手が有力なソフトバンクの和田は3四球を与えながら、4回を本塁打による1失点にまとめた。ロッテの西岡は2ストライクと追い込まれた状況で2安打。「（球種は）予想していない。キャンプで振り込んだ成果で、反応で打てた」と誇らしげに振り返った。

↑ページトップ

WBC強化試合カブス戦（ホホカム・パーク）

◇カブス2−3日本代表

日本は3回、川崎の適時三塁打と捕逸で2点を先制。6回には福留の適時打で加点した。9回、藤川が田口に二塁打され1点差とされたが、後続を断った。日本の先発ダルビッシュは、2回を2安打無失点だった。

• ［勝］ダルビッシュ
• ［セ］藤川
• ［敗］ザンブラノ
• ［盗］岩村（7回）
• ［失］フランコ（9回）
• ［暴］小松（4回）、山口（5回）、藤川（9回）
• ［逸］バコ（3回）
• ※特別ルール（カブス途中からDH制）

◇打撃成績

• ［併］0
• ［残］6

• ［併］1
• ［残］11

◇投手成績

↑ページトップ