わたしはかもめ2009年鴎の便り(3月)

便

3月30日

バレンタイン監督、「WBC優勝がさらなる人材流出に」[ロイター]

千葉ロッテ・マリーンズのボビー・バレンタイン監督が30日、日本のワールド・ベースボール・ クラシック(WBC)連覇は大リーグ(MLB)へのさらなる人材流出につながるという見方を示した。

ロイターの電話インタビューに答えたバレンタイン監督は、「より多くの選手が日本を離れるのではと心配している」と危惧し、国内球団のオーナーが選手に歩み寄り、日本に残るためのさらなるインセンティブを提供するよう訴えた。

バレンタイン監督は、韓国とのWBC決勝戦で決勝打を放ったイチローや2大会連続で最優秀選手に選ばれた松坂、またWBCには出場しなかった松井秀喜について、「彼らは皆、自分の目的を果たすために日本を出た」とコメント。「お金をもっと稼ぐためにメジャーに渡った選手もいる。引退時に倍の金を稼げると分かっていれば、もちろん誰だって行くだろう」とも語る。

一方で、もし日本球界を選手の年棒や労働条件、マーケティング、PRなどの面で改善できれば、選手が日本に残ろうと思えるだけの収入をもたらすことができると、バレンタイン監督は言う。

◇競合できるシステムを

バレンタイン監督は、国内12球団のオーナーに対し、人材の大量流出が起きる前に日本球界の魅力を高めるべきだと警鐘を鳴らす。

「ちゃんと報酬をもらっていれば、選手が外国へ出掛けて、違う言葉や食べ物などの障害に気をもむ必要はないはず」とした上で、「日本は、MLBと少なくとも競合できるシステムを作る必要がある」と訴える。

WBCで注目を浴びた日本の選手と言えば、ダルビッシュ有と岩隈久志の2投手だが、今後さらに多くの選手がメジャーに渡る可能性があるという。

「球団が大きな負担を負うべきと言っているのではない。ただ、分かち合う必要があるだけ」とバレンタイン監督。「もし(MLBと)競おうとするなら、まず自分のオフィスを明るくすることだ」と、球団の姿勢に変革を促した。

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西岡から涌井へ、メールで挑発「気をつけろよ」…ロッテ[報知]

4月3日のロッテ戦で開幕投手を務める西武の涌井秀章投手(22)が西岡剛内野手(24)を“要注意人物”に指名した。昨年のロッテ戦は2勝4敗、防御率6.17と苦戦。特に打率4割2分1厘と打ち込まれた西岡を打線封じのキーマンに挙げた。

昨年、何度も煮え湯を飲まされた西岡にリベンジする機会が、いきなり訪れる。WBCで連覇を決めた直後、涌井の元にメールが届いた。「気をつけろよ」。開幕戦で対戦するのを見越して、西岡が“俺に気をつけろ”とばかりに、挑発してきたという。

北京五輪で代表に選ばれて以来、プライベートでも親交がある2人。涌井は「ぶつければいいんでしょ」と冗談めかしたが、昨年以上に内角を厳しく突くことは必要になる。親しい間柄でも勝負となれば話は別。「外も内も使います」遠慮なく胸元をえぐるつもりだ。

「早いカウントから打ってくる」とロッテの各打者は総じて仕掛けが早い。しかし、レオ投手陣が追い込んでからは、凡退するケースが多いというデータも残っている。右腕はその傾向を利用する考えだ。初球から勝負球を使うことで打ち損じを誘う。成功すれば結果として球数も抑えられ、「長い回も投げられる」と目論む。

この日は西武第2球場で練習。キャッチボールなど軽めに調整した。エースが初戦でロッテ打線を沈黙させ、開幕ダッシュに弾みをつける。

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1勝すれば買ってくれる!ロッテ新人5投手球団を助ける?[スポニチ]

ロッテは木村、上野ら新人5投手が千葉市の検見川神社を参拝。芸道上達を祈願した。5人とも開幕2軍スタートが濃厚な中、早期の1軍昇格を誓った。神社側は各投手1勝ごとに千葉マリン年間シート1席(約30万円)購入を約束。同行した瀬戸山球団社長は「5勝ずつしてくれたら球団も助かる」と期待していた。

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ロッテ、森田健作氏にコラボ“お願い”[スポニチ]

ロッテは千葉県知事選に初当選した森田健作氏と強力タッグを組む。瀬戸山球団社長は「森田さんとロッテは“元気”というキーワードでつながっている。うまくコラボできたらいい。始球式は当然お願いする」とし、球団イベント参加を要請する考えを示した。同社長は07年に地元テレビ局の企画で対談するなど森田氏とは旧知の仲。社会人野球のクラブチーム・千葉熱血MAKINGの総監督でもある森田氏は野球への情熱も深いことから「選手に直接ゲキを飛ばしてもらいたい」と“特別臨時コーチ”としての熱血指導にも期待を寄せる。球団では千葉マリンに隣接する室内練習場をつくる計画が頓挫しており、同社長は「剣道場より先に室内練習場をバックアップしてほしい。一緒に千葉を元気にしていきたい」とリクエストした。

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ロッテが森田健作千葉知事に始球式打診[ニッカン]

ロッテ瀬戸山球団社長が30日、千葉県知事に当選した森田健作氏(59)と連携を図ってチームを活性化させたい意向を示した。「森田さんは千葉を元気にしたいとおっしゃっている。我々も元気を与えるのが仕事ですから、元気をキーワードにうまくコラボできればいいですね」と歓迎した。森田氏とは昨年テレビ番組で対談し、個人的にも連絡をとり合う間柄だという。

コラボ第1弾として、森田氏が初登庁する4月6日以降のホームゲームでの始球式を早速、検討している。さらに長年の懸案事項である、千葉マリンスタジアムに隣接する室内練習場の建設についても「来年の開幕までには造りたい。土地は県所有なのでぜひバックアップしてもらえれば」と直談判する考えだ。森田氏は05年にクラブチーム「千葉熱血MAKING」を設立するなど野球好きで知られるだけに、協力態勢を敷いて千葉から日本一を目指す。

◇新人、1軍祈願

ロッテの新人5人が20日、千葉市の検見川神社で1軍昇格祈願を行った。ドラフト1位木村雄太(23=東京ガス)ら5人全員が開幕1軍は厳しい状況となっており、1日も早い昇格を祈願した。神社関係者は「新人が1勝したら年間シートを1席購入する」と約束しハッパを掛けた。同4位坪井俊樹(22=筑波大)は「1軍の投手層は厚いが、いつでも上に行けるようにアピールしたい」とやる気十分に話した。

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ジョニー、岩村が「1日1回野球の話を」[ニッカン]

元ロッテのエース、黒木知宏氏らがスポーツを通じて人を育てることをテーマに野球教室を行ってきた「PLAYBALL!PROJECT」が、09年度から活動の幅を広げることが30日、発表された。事務局によると、黒木氏や、日本代表のWBC連覇に貢献したレイズ岩村明憲外野手、ロッテ福浦和也内野手、同小林宏之投手が中心メンバーとなり、全国、海外で展開していくという。

黒木氏は「僕にできること、それは1人でも多くの人に野球の素晴らしさを知ってもらうこと。1日1回野球の話をしよう」と呼びかけ、年間24回の野球教室開催へ意欲をみせた。野球の技術指導にとどまらず「コミュニケーション」「思いやり」「地球環境」を大切にする心を伝えたいという。

岩村は米国内でも活動する考えで「昨年のワールドシリーズ、WBCでの日本の連覇。日本中が、そして世界中みんなが1つになれる野球。その感動を少しでも多くの人達と分かち合いたい」とコメント。野球教室だけでなく大リーグ観戦ツアー招待も企画しているという。福浦や小林宏は、福祉施設の子供達の球場招待などを考えている。

同プロジェクトの公式HPはhttp://playball-project.com。問い合わせは事務局=電話03-3544-5731まで。

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ロッテ3選手を支配下登録[報知]

ロッテは30日、育成選手の宮本、岡田、ムニスの3人を支配下選手登録した。背番号は宮本が64、岡田が66、ムニスが99に決まった。

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背番号

ロッテが、育成から支配下選手登録した3人の背番号を発表した。ファン・ムニス外野手(33)は99、宮本裕司捕手(26)は64、岡田幸文外野手(24)は66に決まった。ムニスは「チャンスをもらい感謝しています。1日も早く日本の投手に慣れて、1軍で活躍したい」と話した。

宮本
「四国のときからこれを目標にしてきたので、正直ホッとしている部分はあります。やっと本当のスタートラインに立てました。ここからが本当の勝負だと思っていますし、四国で頑張っている人達にいい刺激が与えられるよう、これから頑張りたいと思います。」
岡田
「1軍で活躍することが目標なので、ファームでしっかりと勉強をして1日でも早く1軍に呼んでいただけるよう頑張ります。支配下登録されたことに満足せず、さらに気持ちを引き締めて練習に励みたいと思います。」
ムニス
「チャンスを頂き、とても感謝しています。1日でも早く日本の環境と投手に慣れ、1軍の舞台で活躍できるよう頑張りたいと思います。」

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