わたしはかもめ2009年鴎の便り(3月)

便

3月31日

開幕戦の清水から小林宏→小野

開幕3連戦のローテーションがしみず、小林宏、小野になる可能性が濃厚になった。バレンタイン監督は千葉マリンで練習後に「開幕戦のオーダーは固まっている。投手に関しては唐川が最初の3試合に投げることはない」と明言した。これにより29日の巨人戦で先発した小野が中6日で登板し、唐川は2カード目の日本ハム初戦に回ることになりそうだ。唐川は「状態は悪くないです。しっかり調整して臨みたい」と話した。

◇俊介2軍登板、5回を2失点

渡辺俊がWBCから帰国後初の実戦となるイースタン・リーグ湘南戦(平塚)に登板した。先発で5回6安打3奪三振1死球、2失点だった。「先発の感覚を取り戻すことをテーマに掲げて投げたので、そういう意味では良い調整ができたと思います。でもちょっと打たれすぎ。次回登板は内容を求めたいです」と話した。開幕は2軍スタートで3カード目以降の先発を目指していく。

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開幕西武3連戦に清水、小林宏、小野…ロッテ[報知]

ロッテは開幕の西武3連戦は清水、小林宏、小野の先発が有力となった。オープン戦から結果を残している唐川について、バレンタイン監督は「唐川は開幕3連戦に登板する?3連戦はないんじゃないか。5戦目までの1人としては考えている」と説明。29日の巨人とのオープン戦で5回6失点の小野が、中6日で第3戦に先発することが濃厚だ。

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ロッテ・渡辺俊が帰国後初実戦、5回2失点[サンスポ]

サムライ戦士のロッテ・渡辺俊が31日、帰国後初実戦となるイースタン・リーグの湘南戦に先発し、5回を6安打2失点。WBCでは中継ぎで2試合と登板機会が少なく「力まないこと、ストライクを取ること、先発の感覚を取り戻すことの3つがテーマだった。いい調整ができた」と振り返った。このまま2軍で調整し、4月中旬には1軍に合流する見込み。

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もうしばらくお待ち下さい、渡辺俊、ファーム相手に2失点[スポニチ]

ロッテ・渡辺俊がイースタン・湘南戦に先発し5回6安打2失点。中継ぎで起用されたWBCから帰国後初の実戦登板に「力まないこと、ストライクを取ること、先発の感覚を取り戻すことをテーマに投げた。そういう意味では良い調整ができた」と納得の表情。バレンタイン監督は「状態を万全に整えてもらいたい」と開幕ローテーションから外す方針を示しており、早ければ開幕4カード目、14日からの楽天戦で1軍復帰となる。

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西岡VS中島!開幕「3番・遊撃」対決だ[スポニチ]

ロッテ・西岡が3番・遊撃対決を制して開幕ダッシュを狙う。昨季はリードオフマンとしてチームを牽引し、3番での出場はわずか9試合。しかし、今オープン戦では17試合中15試合で3番を務め、バレンタイン監督も「開幕戦で西岡を3番から外す理由がない」と言及。開幕戦の相手となる西武では同じく3番・遊撃で先発が濃厚な中島との“新旧WBC対決”に注目が集まる。同じ関西出身で親交は深いが「開幕カードが全てではないが、スタート良くいきたい」と西岡。日本代表で定位置を奪われた“借り”はシーズンできっちり返す。

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巨人・ロッテ育成連合「シリウス」が初戦[ニッカン]

若手選手を育てる新たな試みが始まった。巨人とロッテの育成選手らで今季から編成された連合チーム「シリウス」が31日、さいたま市のロッテ浦和球場でプロ野球独立リーグ、BCリーグの群馬と第1戦を行った。

イースタン・リーグには7球団の若手でつくる混成チームの「フューチャーズ」があるが、多数の育成選手を抱え、より多くの実戦経験を積ませたい、とする両球団の思惑が一致してシリウスが編成された。社会人チームなどと試合を組んで鍛える構想だ。

試合は、2軍公式戦の出場機会が少ない選手がアピールし、7−1で快勝した。2点本塁打した巨人の育成選手、福元は「選手にとって実戦に出られないという状況が怖い。試合をやれることが嬉しい」と喜んだ。3安打した巨人の新人、仲沢も「ここで実戦を積み、2軍公式戦で力を出せるようにしたい」と意気込んだ。

育成選手から、1軍の試合にも出られる支配下選手への昇格は増加傾向にある。育成選手で巨人入りした山口がWBC日本代表で2連覇に貢献したのは好例だ。選手にとって、シリウスは「第2の山口」を目指す貴重な舞台となる。

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レオのV2阻めるか、パ・リーグ展望[朝日新聞]

プロ野球は3日、セ・パ両リーグが同時に開幕する。パ・リーグでは、野手陣の充実が著しい西武の2連覇を止めるチームがあるのか。ここが焦点だ。

◇12球団一の打線

西武の片岡、栗山、中島と続く上位打線の安定感は、今やパだけでなく12球団でも随一。片岡と中島は昨年の日本シリーズに続き、WBCでも修羅場をくぐったことで、さらに自信をつかんだ。機動力を絡めながら、中村、G・G・佐藤と長打力のある選手につなげることができる。

ただ、投手陣には不安がある。新戦力では元巨人のワズディンが計算できそうだが、軸となる岸、石井一はオープン戦で結果を出せなかった。

打倒西武の一番手はロッテだ。元々、選手の質は高いが、昨年はけが人に泣いた。今年は目立った離脱者がいないのが大きい。清水、小林宏、渡辺俊と続く先発陣は脂が乗っている上に、2年目の唐川が好調だ。調整が遅れている成瀬が出てくれば、盤石の先発陣となる。

野手も井口が加わったことで、厚みが増した。西武のような若々しさはないが、大人の戦い方ができる。

両球団を追うのは、昨年2位と躍進したオリックスか。ローズ、カブレラ、フェルナンデスの重量打線が目立つが、チームを支えるのは投手陣だ。小松、山本、金子、近藤と並ぶ先発陣に、昨年は右ひじの手術で1年間、登板できなかった平野も加わる。抑えには加藤もいる。

◇大黒柱はいるが

日本ハムは昨季、ダルビッシュが16勝4敗であげた12の貯金を食いつぶし、貯金4でなんとか3位に入った。今年もダルビッシュ頼みの構図は変わっていない。その大黒柱はWBCでは大リーグ球に最後まで慣れず、本来の投球ができなかった。今度は日本の公式球に戻さなければならない。3月に全力投球した疲労が出てくる可能性もある。スウィーニーや武田勝といったほかの先発がカバーしたい。

楽天も同じ悩みがある。WBCでフル回転した岩隈が、シーズンでも同じ投球ができるか。楽天は昨年、岩隈が21勝4敗と17も貯金しながら、チームは借金11だった。元々、肩、ひじに不安を抱える投手だけに、登板間隔などを慎重にせざるをえない。田中、長谷部ら若手投手陣が勝率を上げていきたい。

◇捕手の力も大切

昨年、最下位のソフトバンクは抑えの馬原が開幕からいることは大きい。昨年は肩を痛め、長期離脱した。杉内、和田、大隣の左腕3本柱に安定感もあり、一気に上位へ食い込む力は持っている。長いシーズンを考えると、大事なのは捕手の力。リードで投手を引っ張れるのが西武の細川とロッテの里崎だ。その意味でも、この2チームが優勝に近い。

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