投手 | 捕手 | 内野手 | 外野手 |
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荻野忠寛 川ア雄介 小宮山悟 清水直行 伊藤義弘 中郷大樹 松本幸大 高木晃次 シコースキー |
里崎智也 橋本将 田中雅彦 |
堀幸一 井口資仁 西岡剛 今江敏晃 福浦和也 根元俊一 渡辺正人 ランビン バーナムJr. 塀内久雄 早坂圭介 |
サブロー 大松尚逸 竹原直隆 早川大輔 ベニー |
オープン戦を見守った各球団スコアラーが「今年のロッテは打線に厚みが出た」と声をそろえた。メジャー帰りの井口が4番に座った打線は、今まで個人技に頼りがちだった打線に確かなつながりをもたらした。持ち味の右方向への打撃に加え、メジャー仕込みのパワーで引っ張ることもできる。オープン戦は本塁打0に終わったが、「つなぐ4番」として打率3割5分をマーク。3月29日の巨人との最終戦(東京ドーム)では右へ左へ3安打を放ちチャンスメークに徹した。
開幕戦では公式戦初の4番に座る可能性が高い。「打順は気にしていない。4番というと大きいのとオも我勝ちですが、ホームランがなくても3割打てばいい訳で、割り切って臨みたい」と気負いはない。あと1本に迫った通算150号にも「結果として出ればいいけど。それよりヒット3本打ちたいですね」と勝利を追い求める姿勢を貫いた。
井口獲得に尽力した石川晃副代表(47)は「元々人間的にしっかりした男なので、若いチームにいい影響が出るかなと思ったが、期待以上だった」と“井口効果”を口にした。春季キャンプ中は毎朝8時に球場に1番乗りしてアーリーワークを実践、若手に手本を示した。さらにクリーンアップを形成し、守備でも二遊間を組む西岡にも好影響を与えた。西岡は「後ろに井口さんがいるのでつなぐ意識が出てきた」と打席での心境の変化を口にした。守備面でも「大胆かつ繊細」と、卓越したグラブさばきに学ぶところは大きいようだ。
昨年末にバレンタイン監督とフロント陣の対立が表面化し、今季限りでの監督の退任が発表される異例の事態となった。井口は「今年は監督をはじめとして全員が頑張らないといけない年」と、ただならぬ事態に使命感を口にした。カリスマ性と実績を兼ね備えた「背番号6」が、5年ぶりV奪回へと引っ張っていく。
今江が「幕張のウルトラマン」になる。今年の契約更改交渉で「ウルトラマンのような強い選手になりたい」と話したところ、それを見た円谷プロ関係者が打席でのテーマ曲の書下ろしを提案。既に2、3回打ち合わせしており、4月中旬にもオリジナル曲が千葉マリンでお披露目される予定だ。今江は「嬉しいですね。今年はウルトラマンで行きます」と笑顔。シーズン中にウルトラマンが始球式を務めることも検討中だ。
ロッテの今江とウルトラマンの夢のコラボが実現する。今江は長男・陸斗くん(3)がウルトラマンメビウスの大ファンで、1月に「僕もウルトラマンのように強くて格好良くて、困ったときに助けられる存在になりたい」と発言。それを紙面で見た円谷プロダクション側が、打席でのテーマ曲用にメビウスの主題歌をアレンジしたオリジナル曲を進呈することになった。今月中旬にも完成予定で、“初めは誰もヒーローじゃない”という今江お気に入りのフレーズも入る。リストバンドなどにウルトラマンのロゴを入れる予定の今江は「今年はウルトラマンでいきます」とチームの救世主になることを誓った。
ロッテの今江敏晃内野手(25)が打席に入る際のテーマ曲でウルトラマンメビウスとコラボすることが1日、正式に決まった。1月の契約更改で「ウルトラマンのような強い選手になりたい」と発言したことに、円谷プロダクションの大岡新一代表取締役社長が感激。「打席に入る今江選手、ファンの気持ちがこの曲で高まって欲しい」(円谷プロ関係者)と、ウルトラマンメビウスの主題歌を“今江バージョン”にアレンジ。4月中にも採用する。今後は、今江とウルトラマンが合体したロゴも作成する予定。
セ、パ両リーグは1日、今年度の出場選手登録名簿を発表した。今回登録された選手だけが3日の開幕戦に出場でき、翌4日からは選手の入れ替えが可能になる。
昨年のドラフトで指名された新人選手では7選手が入り、横浜からは松本ら最多の3人が開幕1軍をつかんだ。新外国人は巨人・アルフォンゾら14人だった。
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表メンバーでは、第2ラウンドで右太もも裏を肉離れした横浜・村田、左肩痛の阪神・岩田、2軍調整のロッテ・渡辺俊の3人が外れた。
このほか巨人・高橋由、阪神・矢野、広島・前田智、ソフトバンク・多村らが故障のため、西武・岸、西口、石井一、ロッテ・小林宏、成瀬、横浜・工藤らが先発予定がないため登録されなかった。