わたしはかもめ2009年鴎の便り(4月)

便

4月2日

清水の決意

2年ぶり4度目の開幕投手を務める清水が完投宣言した。「最後まで投げるつもり。1回から全力でいきます」と気合十分に話した。オープン戦では防御率トップに立ち、万全の仕上がりを見せている。「この1週間、西武のビデオを見て対策は練っている。若いチームなので勢いに乗せないよう打線を切っていきたい」と、04年の西武戦以来5年ぶり開幕白星を目指す。

バレンタイン監督
「投手は中継ぎも含めて層が厚くなり、野手も素晴らしい練習姿勢を見せている。コーチ、フロントと全員が結束して思い出に残る1年にしたい。」

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4番・井口「150号&全打順弾」狙う!…ロッテ[報知]

ロッテの井口資仁内野手(34)が、通算150号&全打順本塁打を狙う。2日、西武戦に向け、千葉マリンで最終調整。バレンタイン監督は井口について「4番以外の打順を打つ理由を探すのは難しい」と、明言。元メジャーリーガーの一発で、4年ぶりVへ勢いをつける。

開幕4番が決定し、2つのメモリアル弾に王手をかけている井口は「ホームランバッターではないが、自分のスタイルで臨めれば」と話した。公式戦で先発4番での出場は1度もなく、「居心地のいい場所ではない」と言いながらも、ダブル快挙に照準を定めた。

準備はできている。3月28日からの巨人2連戦で7打数5安打をマーク。キャンプ中から始めたビデオでの他球団研究も完了した。5年ぶりの日本球界復帰戦で、王者に強烈な先制パンチを食らわせる。

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パフォーマンスを上げるために!ロッテ開幕右腕完投宣言[スポニチ]

西武・涌井に負けず、2年ぶりの開幕投手を務めるロッテ・清水も完投宣言だ。「初回から全力でいく。最後まで投げ切るつもり。チームに勢いをつけたい」。ストライクゾーンで球を動かし、少ない球数で打者を打ち取るのが今季のテーマで「中継ぎ、抑えの負担が減れば、シーズン通して全員のパフォーマンスも上がる」。自身初の開幕投手を務めた04年以来となるチームの開幕白星を完投で飾る意気込みだ。

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井口狙う!風も味方に“4番W記録弾”だ[スポニチ]

ロッテ・井口が千葉マリンの風を味方にWメモリアル弾を狙う。日本通算150号に王手をかけて迎える5年ぶりの国内開幕戦は「4番・二塁」で出陣する。公式戦初の4番で一発が出れば、史上7人目の全打順アーチも達成する。

「(150号は)通過点ですし、自分はホームラン打者じゃない。記録は意識しないで、いい形で打てればいい」。あくまで自分の仕事に徹する構えだが、新本拠地の風も後押しする。中堅から本塁方向へ吹くマリン特有の海風は、バックネットではね返り打者にとって追い風になる。右方向への長打が持ち味の1つである井口も「ライナー性の打球は右方向に伸びていく感じ。やりやすい球場だし、楽な気持ちで打席に入れる」という。

8試合あった千葉マリンでのオープン戦は死球を受けた影響もあって無安打だったが、ここにきて再び調子は上向き。日替わりオーダーを組むバレンタイン監督も「井口が4番以外を打つ理由を探すのは難しい」と開幕オーダーで1人だけ打順を明言した。「順調に仕上がった。コミュニケーションも何一つ不安はない」という新4番が、チームを開幕ダッシュに導く。

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ロッテ・井口が4番先発、全打順本塁打狙う[サンスポ]

メジャー帰りのロッテ・井口が、5年ぶりとなる日本での開幕を『4番』で迎える。

バレンタイン監督
「彼が4番以外を打つ理由を説明するのは難しい。明日のコンディションに問題なければ、そうなるだろう。」

15試合で4番に入ったオープン戦では、打率.389。バレンタイン監督が指名するのも当然の結果を残してきた。

本拠地の千葉マリンについて2日、井口は「右方向にライナー性のあたりがのびていく。やりやすい」と得意の方向を見つめた。04年まで在籍したダイエー時代は、4番を除く全打順で本塁打を記録。新天地で『全打順本塁打』の達成をもくろむ。

国内通算150本塁打もあと1本。オープン戦では一発こそなかったが「得点に絡めるバッティングをしたい」と意気込む男は、密かに“鮮烈デビュー弾”を狙っている。

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井口、通算150号の日本復帰アーチ狙う[デイリー]

ロッテ・井口資仁内野手(34)が2日、王者・西武に“開幕4番弾”をお見舞いすると誓った。日本通算150本塁打にあと1本と迫っているが「あくまで通過点ですが、いい形で打っていければ」。5年ぶりに日本で迎える開幕戦でインパクトを植え付ける。

オープン戦では千葉マリンで無安打だったが、ダイエー時代は「ライナー性の打球が右に伸びるので、やりやすい」と相性の良い球場の1つ。西武の開幕投手・涌井とは初対決だが、ビデオで研究を重ねてきた。「コントロールもいいし、変化球もいい。打席の中でしっかり攻略していきたい」と自信をのぞかせた。

バレンタイン監督も「彼が4番以外を打つ理由を探すのは難しい。目標である3割30本100打点を達成すれば、チームは優勝に近づく」と、井口のアーチに期待した。

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井口5年ぶり日本開幕に「楽しみ」…ロッテ[報知]

ロッテ・井口は久しぶりに日本で迎える開幕に「どこのチームも(公式戦で対戦するのは)5年ぶりなので楽しみ」と話した。バレンタイン監督から開幕4番に指名され「居心地がいい打順ではない」と言いつつも「自分はホームランバッターではない。場面、場面で仕事が変わってくる。今までのスタイルで打てたらいい」と自分なりの4番像をつくり上げる。

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平均試合時間3時間以内が目標…日本野球機構[報知]

日本野球機構は2日、12球団による温暖化防止活動「グリーン・ベースボール・プロジェクト」の一環として、9回終了試合の平均試合時間を3時間以内にするとの目標を掲げた。

昨季は同基準で3時間9分。試合時間短縮で照明など球場の電力消費を抑えるのが狙いで、選手に「攻守交代は全力疾走!」など9ヶ条を示して協力を求める。また、開幕戦や日本シリーズなどで選手が任意で緑色のリストバンドを着け、活動をアピールする。

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井口「居心地がいい打順ではない」[スポニチ]

久しぶりに日本で開幕を迎える井口は「どこのチームも(公式戦で対戦するのは)5年ぶりなので楽しみ」と本番が待ち遠しそうだった。

バレンタイン監督に開幕4番に指名された。「居心地がいい打順ではない」と言いつつも「自分はホームランバッターではない。場面、場面で仕事が変わってくる。今までのスタイルで打てたらいい」。ロッテではサブローが「つなぎの4番」として脚光を浴びたことがあったが、自分なりの4番像をつくり上げる気概ものぞかせた。

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開幕へ向け12球団監督がコメント[報知]

巨人・原監督
「まずはペナントを取るのが目標。(先発投手陣に)課題を残したところがあるが、若くて力のある選手がいるので、目の色を変えた戦いを見せて欲しい。守るのではなく、挑戦するつもりで一試合一試合を戦っていく。」
阪神・真弓監督
「いよいよ開幕。少し緊張感もある。少しずつ気持ちは燃えてきている。今季は中軸を変えた。中軸がしっかり働いて欲しい。首位に立って逃げ切るのがベストだが、何が起こるか分からない。一試合ずつ勝っていきたい。」
中日・落合監督
「スタメンも先発投手も分からない。3日の練習が終わらないと決められない。(ベテランで)順調にきているのは1人もいないんじゃないか。ただ、戦うメンバーはそろった。目指す野球?何で手の内を明かす必要がある。」
広島・ブラウン監督
「若い選手が多いが、去年の経験を生かして、力は上がってきている。救援陣の質も高い。就任して4年目だけれど、チームはより1つになっている。怪我人も出なかったし、シーズンを始める準備はできた。」
ヤクルト・高田監督
「どこが優勝してもおかしくない。今年の戦力には自信を持っている。打線は機動力にパワーを加えたし、控えの野手も力を付けてきている。先発であと1人、信頼して送り出せる投手が出てくれば、何も言うことはない。」
横浜・大矢監督
「チームを預かって3年目だが、今年は変わったと実感している。もちろん、スタートから全力で勝ちにいく。WBCで負傷した村田を欠くが、その分、若手がはつらつと頑張る。村田が戻ってくるまでいい形でいきたい。」
西武・渡辺監督
「万全の状態で開幕を迎えられた。投手陣はロッテに分が悪かったので、涌井で嫌な感じをぬぐい去り、いいスタートを切りたい。去年の成績はゴールではなく、新たな歴史、挑戦が始まるとの意識を、選手は持っている。」
オリックス・大石監督
「期待と不安が入り交じっている。ここまで順調に来られた。明日は小松が抑えてくれるでしょう。予想だと低いスコアになると思う。とにかく一戦一戦、全力で戦っていくしかない。1番上を目指して挑戦していく。」
日本ハム・梨田監督
「今のところ平常心。思い切ったことをやりたい。若手とベテランがうまく融合できている。投手を打線が助けられるようなチームになると思う。各チームの力の差はないと思うので、5割を維持していけば何とかなる。」
ロッテ・バレンタイン監督
「開幕投手の清水は過去最高の状態。(現状で)井口は4番以外を打たせる理由を探すのが難しい。小さなことをきっちりやっていくことが大事。その先に大きなこともある。素晴らしい思い出となる1年にしたい。」
楽天・野村監督
「下馬評が低いのでやりやすい。野球はやってみないと分からない。中村紀の加入は、攻守ともにプラスになった。(岩隈とダルビッシュという)日本の両エースの投げ合いでのスタートは、パ・リーグとしてはいい幕開けだ。」
ソフトバンク・秋山監督
「中継ぎがいい状態をキープしているし、投手陣には本当に期待している。細かい野球をオープン戦から意識してできるようになった。最初が大事。どんどん最初から飛ばして、気を抜かないで最後までいきたい。」

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