わたしはかもめ2009年鴎の便り(4月)

便

4月7日

北海道日本ハム9−1千葉ロッテ(東京ドーム)

日本ハムが08年10月1日以来の9得点で今季初勝利。日本ハムは1点を追う5回、二岡の08年8月13日阪神戦以来、移籍第1号ソロで同点。7回には鶴岡のタイムリー、田中の2点タイムリー二塁打で3点勝ち越し。8回には金子誠の走者一掃となる3点タイムリー二塁打、田中のタイムリー二塁打などで5点。先発・多田野は自己最長8回を7安打5奪三振無四球1失点でロッテ戦プロ初勝利。ロッテは4番・井口が史上151人目の通算150号、日本では04年9月23日日本ハム戦以来の1号ソロで、史上7人目の全打順本塁打を達成も、連勝ストップ。

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救援陣捕まり大敗[千葉日報]

千葉ロッテは救援陣がつかまった。2回、4番井口の左越えソロで先制したが追加点を奪えず、7回に代わった2番手伊藤や松本が打ち込まれた。先発唐川は7回途中2失点。日本ハムは鶴岡や田中賢の適時打で7回に勝ち越し、8回には5点を挙げ今季初勝利。

◇唐川先発の役割は果たす

ベンチに下がる2年目の右腕に左翼席のファンから温かい拍手が送られた。千葉ロッテ・唐川は6回1/3を5安打2失点。今季初マウンド、先発の役割は果たした。

「抜けたり高く浮いてしまった」と反省したスライダーを狙われた。第1打席で初安打を許した二岡には5回、簡単にストライクを取りにいった初球をスタンドまで運ばれ同点とされた。「狙われていても球自体が良ければ打たれない」。切れのない球が命取りになったが、7回途中までしっかり試合をつくった。

簡単に盗塁を許した場面は走られてもいいと割り切っていた。6回には無死から出した一走を牽制アウト。迷いのあった昨季とは違い、今季は走者を背負ってからの投球に余裕が生まれた。開幕カードを勝ち越しながら、勝ちがつかなかった先発陣の中では1番の投球だった。

7回1死二塁で一発を浴びた二岡を迎え降板。代わった伊藤や3番手松本が打ち込まれ、チームは試合終盤に大量点を失った。「投げ切りたかった。ピンチになっても続投させたいと思われる投手になりたい」。次戦こそ完投で今季初勝利をつかみ取る。

◇井口が全打順本塁打

千葉ロッテの4番井口が、史上7人目となる全打順での本塁打を記録した。先頭の2回、「いい形で体が反応できた」と真ん中の入ってきた初球のスライダーを完ぺきに捉えた。打球はファンの待つ左翼席へ一直線。先制本塁打は千葉ロッテ加入後初、日本通算150号(史上151人目)のメモリアルアーチとなった。「150号は僕の中では通過点と考えている。全打順でホームランを打てたことの方が嬉しい」と、7人しか達成していない偉業に胸を張った。

◇西岡2戦連続欠場

千葉ロッテ・西岡が2試合連続で欠場した。右太もも裏の張りを訴え5日の西武戦をベンチで見守り、6日は試合がなく休養に当てたが、この日は試合前の準備運動にもグラウンドに姿を見せなかった。代わりに新外国人のランビンが8番・遊撃で初出場した。西岡について菊地トレーナーは「まだ張りがある。症状は変わっていない」と話した。

◇先発陣で1番良い出来

バレンタイン監督
「唐川は6、7回にやや制球を乱したが、先発陣の中で1番良い出来だった。松本は良くない球を投げてしまった。井口の全打順本塁打、150号を祝福したい。」

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井口4番1号で全打順弾&通算150号達成[ニッカン]

珍しくホームランボールを手に入れた。5年ぶり日本球界に復帰したロッテ井口資仁内野手(34)が、復帰1号を満員のロッテファンで埋まった左翼席中段へ運んだ。その打球を捕った観客に、自身のバットと交換してボールを返してもらった。「150号より全打順ホームランの方が嬉しくて。久々に良かったなという感じ」と笑みがこぼれた。

日本ハム戦の2回先頭。多田野の初球、甘く入ったスライダーを完璧に仕留めた。「いい形で体が反応できたと思う」と言う自画自賛の1発は、日本のレギュラーシーズンでは04年9月23日の日本ハム戦(福岡ドーム)以来1657日ぶりとなる、通算150号の節目のアーチとなった。さらに「4番」で本塁打を打ったことで、02年の五十嵐(近鉄)以来史上7人目となる「全打順アーチ」も達成した。

ダイエー、メジャーを通じて公式戦で4番に座ったことはなかった。だがロッテ入り後、外国人の大砲不在というチーム事情もありオープン戦から4番を任された。「最初は大丈夫かなと思ったけど、4番目の打者と割り切ったことで吹っ切れた」。記念のボールは、井口の努力を側で支えてきた父三夫さん(61)にプレゼントするという。

通算150本塁打=井口(ロッテ)
7日の日本ハム1回戦(東京ドーム)の2回、多田野から今季1号を放って達成。プロ野球151人目。初本塁打はダイエー時代の97年5月3日の近鉄4回戦(福岡ドーム)で山崎から記録。また、井口はこれが打順4番で初アーチとなり、02年五十嵐(近鉄)以来7人目の全打順本塁打を記録。最後に4番で打って全打順本塁打を達成は初めて。96年松永(ダイエー)は9番で打った通算200号でマークしたが、井口も通算150号の記念アーチで記録をつくった。
井口の打順別本塁打
打順
1番120
2番438
3番800
4番10
5番50
6番52
7番91
8番161
9番160
途中22
合計15044

全打順本塁打
年月日打者(所属)達成打順相手投手
89-05-05古屋英夫(日本ハム)9番オリックス今井
96-04-27松永浩美(ダイエー)9番西武新谷
97-08-12田中幸雄(日本ハム)5番ロッテ園川
98-05-26堀幸一(ロッテ)8番西武ブロス
99-06-03小川博文(オリックス)1番ダイエー西村
02-04-21五十嵐章人(近鉄)8番ダイエー星野
09-04-07井口資仁(ロッテ)4番日本ハム多田野

[注]所属は達成時。

◇唐川交代が裏目に、継投ミス悔やむ

唐川が好投も報われず黒星を喫した。6回まで二岡の本塁打の1点だけだったが、7回1死二塁の場面で再び二岡を迎えたところで交代を告げられた。「体力的には行けたけど監督の判断なので」と悔しさを押し殺した。バレンタイン監督は「伊藤が下位は抑えてくれると思ったから代えた」と継投ミスを悔やんだ。

◇初回打者3人で「最速三重殺」

日本ハム−ロッテ戦で珍しい三重殺があった。ロッテは1回早川、福浦の連打で無死一、三塁。3番橋本将は浅い左飛。日本ハム・スレッジがキャッチして1死。すかさず本塁送球。タッチアップした三塁走者早川が本塁寸前タッチアウトで2死。そのとき、一塁から福浦が二塁を狙ったが、それを見た捕手鶴岡が二塁に送球してタッチアウトで三重殺が完成した。

日本ハムが06年のロッテ戦で決めて以来、2年ぶりの観戦。1回表、打者3人での「最速達成」は99年5月27日に中日が阪神戦で記録して以来。パ・リーグでは55年7月28日にトンボが近鉄戦で記録して以来、54年ぶりと珍しい。

◇2軍で6イニング調整登板、俊介14日楽天戦

WBC出場の影響で2軍調整中の渡辺俊がイースタン・リーグのヤクルト戦に先発し、6回5安打5奪三振2失点(自責1)に抑えた。「今日はいい感触で投げられました。体と気持ちの準備は整った。あとはいつ監督に呼んでいただいてもいいように調整したい」と話した。今後は14日からの楽天戦で先発する可能性が高い。

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井口、全打順弾&150号…ロッテ[報知]

4番・井口が2回に通算150号となる今季初アーチを放ち、プロ野球7人目の全打順本塁打も達成。「150号より全打順でホームランを打てたことの方が嬉しい。オヤジに渡します」と記念ボールを持ち帰った。メモリアル弾は中継ぎ陣が炎上して空砲に終わったが、「状態は悪くないんで、1勝1敗で日本ハム戦を終えたい」と前を向いた。

井口が通算150号
ロッテ・井口資仁内野手(34)が7日の日本ハム1回戦(東京D)の2回、多田野から今季1号本塁打、通算150本塁打を達成した。プロ野球151人目。初本塁打はダイエー時代の97年5月3日対近鉄4回戦(福岡D)の4回に山崎から記録。

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史上7人目!ロッテ・井口、全打順本塁打[サンスポ]

ロッテ・井口が史上7人目となる『全打順本塁打』を達成した。2回、多田野の初球を左翼席に運んだ。自身の日本通算150号のおまけ付きで「150号は僕の中では通過点。それより、全打順で本塁打を打てたことの方が嬉しい」と振り返った。ダイエー(現ソフトバンク)、米大リーグ時代は4番を打ったことがなかったが、今季は重責を担う。記念ボールは実家に送る予定だが、試合は1−9と大敗。「(先発の)唐川がよく投げていたのに、助けられずに悔しい」と笑顔はなかった。

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井口全打順弾!4番で決めた、通算150号も[スポニチ]

4番・井口が2回、初球のスライダーを左翼席中段に運ぶ先制ソロ。移籍1号に日本通算150号。さらに史上7人目の全打順本塁打とトリプル・メモリアル弾だったが勝利には結びつかなかった。

「150号は通過点。全打順でホームランを打てた方が嬉しい。勝っていれば最高でしたけどね」。オープン戦47打席でもなかったアーチは公式戦15打席目で飛び出した。初回無死一、三塁の好機を三重殺でつぶし、その裏には自身が移籍後初の失策。「流れを変えたかった」という一振りで史上初の4番での全打順アーチ達成。バットと交換で手元に戻ってきた記念のボールは都内実家に送るという。「状態は悪くない。4番といってもつなぐ打撃を続けるだけです」。敗戦にも前を向き、開幕から4試合連続安打と好調なバットでチームを波に乗せる。

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井口“全打順弾”日本150号で決めた[デイリー]

打った瞬間本塁打とわかる打球の軌道と衝撃音だ。2回、ロッテ・井口の放った打球は左翼席中段に突き刺さった。大リーグから復帰し、移籍後初アーチ。だがそれだけではない。この一発は、日本での通算150号、さらにプロ野球史上7人目となる全打順本塁打という“超メモリアル弾”だった。

ベンチに帰ると新しい仲間達に祝福を受けた34歳のベテラン。初球のスライダーに、力強いスイングで鋭く反応した一撃に「どんな球種が来ても対応できるようにしていた」と笑みを浮かべた。

まさに記録ずくめの本塁打だが、プロ野球151人目の150号には「僕の中では通過点と考えている」とさらり。「それよりも全打順でホームランを打てたことが嬉しい」と振り返った。

記念のホームランボールとバットは実家に飾られる予定だ。「僕は記念になるような人じゃない」と謙遜した井口。ここまで打率4割と絶好調なベテランが、今後のロッテの命運を握るのは間違いなさそうだ。

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井口復帰弾は150号&全打順弾[ニッカン]

5年ぶり日本球界に復帰したロッテ井口が復帰1号をマークした。2回に多田野のスライダーを左翼席中段まで運んだ。「いい形で体が反応できた」と言う自画自賛の一発は、日本のレギュラーシーズンでは5年ぶりとなる通算150号の節目のアーチとなった。さらに「4番」で本塁打を打ったことで、02年の五十嵐(近鉄)以来史上7人目となる「全打順アーチ」も達成した。「150号より全打順ホームランの方が嬉しい。久々に良かったなという感じ」と笑みがこぼれた。

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ロッテ・バレンタイン監督、ちぐはぐな継投[サンスポ]

ロッテのバレンタイン監督は1−1の7回、1死二塁で二岡を迎えた場面で唐川を交代させた。「唐川は6、7回と制球が乱れ、二岡にも(前打席まで)2安打されていた」。91球で唐川は余力があったという。早めの継投策といえた。

救援した4試合連続登板の右腕、伊藤が勝ち越しを許した。なおピンチで田中、糸井と左打者が続いたが今度は一転、伊藤を引っ張る。田中に致命的な2点二塁打を浴びた後に左腕の松本を投入するちぐはぐな投手交代で、接戦を落とした。

唐川
「体力的には(続投でも)いけたと思う。投げ切りたかった気持ちはある。ああいった場面で、監督に続投させたいと思わせる投手になりたい。」(好投も7回途中で交代を命じられ)

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ロッテ・西岡、大事を取って2試合連続欠場[サンスポ]

ロッテの西岡は右太もも裏の張りが引かないため、2試合連続で欠場した。症状は改善されているが、肉離れを警戒し、大事を取ったという。8日の出場は当日の様子を見て決める。

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ロッテ・井口が史上7人目の全打順本塁打![サンスポ]

目の覚めるような一撃が、左翼席に突き刺さった。2回、先頭のロッテ・井口が多田野の初球をフルスイング。移籍後初本塁打は、日本通算150号&全打順本塁打のメモリアル弾となった。

井口
「初球からどんな球がきても対応できるように待っていた。いい形で体が反応できたと思う。」

今季5年ぶりに日本球界に復帰した4番は、西武との開幕3連戦で打率.455(11打数5安打)、4打点と絶好調。あとは、節目の一発を待つばかりだった。

ダイエー(現ソフトバンク)や米大リーグ時代は、4番の経験がなかった。これまで4番以外の全打順で本塁打を放っており、2002年の五十嵐章人(元近鉄)以来、プロ野球史上7人目となる全打順本塁打も達成した。

1回には二ゴロの捕球に手間取り、今季初失策を記録。「エラーをしていたので悪い流れを変えたかった」。挽回したい気持ちがバットに乗り移った。ベンチに戻ると「150号は僕の中では通過点。それより、全打順で本塁打を打てたことの方が嬉しいなあ」と笑顔。ロッテの新4番が、これからも本塁打を量産していく。

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井口が全打順本塁打!史上7人目[スポニチ]

ロッテの井口資仁内野手が7日、東京ドームで行われた日本ハム1回戦に4番打者として先発出場し、2回に多田野から今季1号ソロを放って全打順本塁打を達成した。2002年の五十嵐章人(元近鉄)以来で、プロ野球史上7人目。井口はダイエー時代に4番以外の打順で本塁打を放っていた。今季は5年ぶりに米大リーグから復帰し、これが日本での通算150号でもあった。プロ野球151人目。井口は「150号は通過点。それよりも全打順で打てたことの方が嬉しい」と話した。

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ロッテが唐川を出場選手登録、堀を抹消[ニッカン]

ロッテは7日、唐川侑己投手(19)を出場選手登録。代わって堀幸一内野手(40)の出場選手登録を抹消した。再登録は17日以降。

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全打順で本塁打の快挙…ロッテ井口が4番で1号ソロ[夕刊フジ]

ロッテの井口資仁内野手が7日、日本ハム戦に4番打者として先発出場し、2回に多田野から今季1号ソロを放って全打順本塁打を達成した。2002年の五十嵐章人(元近鉄)以来で、プロ野球史上7人目。

井口はダイエー時代に4番以外の打順で本塁打を放っていた。今季は5年ぶりに米大リーグから復帰し、これが日本での通算150号でもあった。井口は「150号は通過点。それよりも全打順で打てたことの方が嬉しい」と話した。

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ロッテ早川、バットで“殺人未遂”も「悪くないでしょ」[夕刊フジ]

プロ野球ペナントレースが3日に開幕。WBC連覇の勢いに乗って、人気再燃が期待されるなか、盛り上がりに水を差すような騒動が持ち上がった。パ・リーグ千葉ロッテマリーンズの早川大輔外野手(33)が行った危険なプレーに非難が集中。球団に抗議が殺到する騒ぎになっているのだ。ネット上では「殺人行為だ」との批判も出ているが、本人の言い分はどうなのか。

問題のプレーは5日、千葉マリンスタジアムで行われたロッテ対埼玉西武ライオンズ戦で飛び出した。2回裏、1死一塁の場面で、打席は早川。西武・ワズディン投手の初球、ランナーは二盗を試みた。盗塁を察したバッテリーは初球を外したが、早川は西武・細川亨捕手に向かってバットをほうり投げ、バットは細川の手を直撃。細川は盗塁を刺せず、ミットをはずして痛がるそぶりを見せた。審判はこのプレーを守備妨害と判定。ロッテのボビー・バレンタイン監督が抗議したが覆らなかった。

早川は立教大から2001年のドラフト5位でオリックス・ブルーウェーブ(当時)に入団。俊足巧打の両打ち打者として活躍。07年にロッテに移籍し、2番バッターとしてレギュラーに定着した。闘志あふれるプレーが人気だけに、打ちたい気持ちが「バット飛ばし」につながった可能性はある。だが試合後、動画投稿サイトに早川が昨年5月と7月に起こした「バット飛ばし」の動画がアップされたことから、“前科”が判明。ネット上はたちまち早川批判に染まった。

◇「殺人未遂だろ」など批判書き込み

ネット掲示板の「2ちゃんねる」には「もう球界追放しろよ」「正気の沙汰じゃないな」「殺人未遂だろ」といった批判の書き込みが集中。ロッテファンが運営している応援ブログにも批判コメントが殺到し、「炎上」する騒ぎになっている。

日本野球機構(NPB)にも問い合わせがきており、「球団側に審判部を通して指導。過去のプレーに関してもその都度対応している」(同パリーグ運営部)という。

一方、ロッテは球団の公式ホームページを通じ、「外角に外されたボールに何とかバットを当てようと、早川の手を離れたバットが二塁へ送球しようとしたキャッチャー・細川に当たってしまった」と主張。

当の早川は、夕刊フジの取材に対し「今後は気をつけます。バットを投げること自体は悪くないでしょ。でも当てちゃまずいですよね。退場になってもおかしくないプレー。(西武)細川君には平謝りしました」と語ったが、このコメントでネットユーザーを納得させられるか−。

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