わたしはかもめ2009年鴎の便り(4月)

便

4月8日

北海道日本ハム8−7千葉ロッテ(東京ドーム)

日本ハムは稲葉の自身初となる3打席連続、小谷野も自身初の1試合2本と07年6月19日以来のチーム5本塁打が飛び出し打撃戦を制した。日本ハムは1回に小谷野の3ランで先制。同点に追いつかれた5回、稲葉と小谷野の共に2号ソロで突き放すと、再度追いつかれた7回には稲葉がこの日3本目の本塁打を放ち突き放した。プロ初登板初先発の榊原は3回0/3を被安打7の3失点も、5人の継投で勝利をつかむ。一方ロッテは、大松・サブローの2ランで2度追いつくも同点まで。井口が開幕から5試合連続安打。先発・大嶺の5回7失点が響いた。

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乱打戦競り負ける[千葉日報]

千葉ロッテが打ち負けた。5回に大松が2号2ラン、7回にはサブローが左翼ポール際に同点2ランを放ち追いすがったが、直後に3番手シコースキーが稲葉に勝ち越し本塁打を浴びた。日本ハムは稲葉が3打席連続本塁打を放ち、6人の継投で逃げ切った。

◇大嶺4発浴び7失点

打球の飛距離が伸びると言われる東京ドームで、日本ハム打線の4つの飛球が外野フェンスを越えていった。千葉ロッテ・大嶺は4本塁打を浴び5回7失点。「4本中3本が変化球が甘く入った。悔いの残る球」と肩を落とした。

課題だった歩かせてからの投球。この日も四球で走者を出してから一発を浴びた。緊張で力んだ1回、2人に四球を与え小谷野に3ラン。3回も1死から歩かせて稲葉に本塁打を許した。

「東京ドームは甘くいったらすぐに持って行かれる」としっかり腕を振って低めへの制球を心掛けていたが5回、稲葉には高めに抜けた変化球を2打席連続で右翼席に運ばれた。さらに小谷野には低めの変化球をすくい上げられ左中間席へ。大松の2ランで同点にした直後に再び被弾し「せっかく追いついてくれたのに申し訳ないです」とうな垂れた。

オフにはソフトバンクの和田と一緒に自主トレーニングを行い、体の使い方など助言を受けた。和田は開幕戦で3安打完封。「負けないような投球をしたい」と気合が入っていた今季初マウンド。3年目にして開幕先発枠をつかんだ右腕の意気込みは空回りに終わった。

◇先発陣に勝ちなし

先発枠5人が一回りした千葉ロッテは、先発陣に勝ちがつかなかった。開幕5戦で5回まで投げられたのは3人。その中でも内容が良かったのは、6回1/3を2失点の唐川だけ。救援陣もここ2戦は踏ん張り切れておらず、この日はシコースキーが決勝本塁打を許し不安をのぞかせた。

3試合で2けた安打を放ち打線は好調。「攻撃はよく振れていて、素晴らしいものを出してくれている」とバレンタイン監督。早い回から救援を仰ぐ試合が続き「明後日(10日)からは、よりいいものを見せてもらいたい」と、指揮官は先発陣の奮起を促した。

◇相性いい東京ドーム

千葉ロッテ根元が相性のいい東京ドームで2本の二塁打を含む3安打。3回は2死から中越え二塁打を放ち井口の適時打を呼び込んだ。

昨季の東京ドームでの打率は4割5分。「何でか分からないけれどボールが見やすい。打席が硬めなのもいい」と全7試合全てで安打を放ち、一昨年のプロ初本塁打も東京ドームだった。井口の加入で出場機会が減り、この日はケガの西岡に代わって2番・遊撃で先発出場。打撃で猛アピールした。

◇育成の池田が退団

千葉ロッテは8日、育成2年目の池田健投手(19)が一身上の都合で退団すると発表した。数日前に池田から退団の申し出があり、球団が了承。石川球団副代表は「プライベートなこと、家庭のことなので仕方がない」と話した。池田は同日付で自由契約扱いとなった。

◇変化球の制球欠いた

バレンタイン監督
「大嶺は変化球をコントロールできていなかった。救援陣を早く使いたくなかったので、5回を投げ切ってもらった。根元(3安打)は、西岡が出ていたらそれ以上の働きができたのかと思うくらい素晴らしかった。」

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大嶺4被弾

先発の大嶺が5回4本塁打7失点と乱調で連敗を喫した。「ホームラン4本中3本が変化球が甘く入った。野手が追いついてくれたのに申し訳ない」と肩を落とした。5試合を終え、先発に勝ちがつかない非常事態。バレンタイン監督は「オリックス戦(10日)からローテーションがもう1度回ってくるので、これよりいいものを見せてもらおうと思っている」と、奮起を促した。

◇43歳1回1/3、0封、小宮山光った

43歳でチーム最年長の小宮山が惜しくも2勝目を逃した。5−7の6回に2番手で登板し、1回1/3を1安打無失点と好投した。7回表にサブローの2ランで同点に追いついたため、逆転すれば勝ち投手の権利が発生したが同点止まりだった。さらにその裏に勝ち越された。それでも「ベテランがまだできるというところを見せて、若手に刺激を与えたいね」と制球力抜群の打たせて取る投球が光った。

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大嶺ガックリ壊投7失点「悔い残る投球」[スポニチ]

開幕ローテーション入りを果たしたロッテ・大嶺が4本塁打を浴び7失点。特に初回は2四球で走者をためて小谷野に被弾する最悪のパターンで「緊張して力んでしまった。悔いの残る投球だった」とうな垂れた。バレンタイン監督も「次の機会には頑張ってもらわないと」と厳しい表情で3年目の右腕にハッパをかけていた。

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大嶺ぼう然…まさかの4被弾で撃沈[デイリー]

ぼう然と立ち尽くした。今季初登板のロッテ・大嶺が、稲葉、小谷野にそれぞれ2被弾、計4本塁打を浴びて炎上。自身初の開幕ローテ入りを果たし、満を持して臨んだマウンドだったが、完膚無きまでにたたきのめされた。

「本塁打4本中、3本が変化球が甘く入ったもので、悔いの残る投球でした」。力みも手伝って、立ち上がりから球が高めに浮いた。2回以降は下半身のフォームの微調整を意識したが、修正しきれなかった。5回には大松の2ランで同点としただけに、「野手陣ががせっかく追いついてくれたのに申し訳ないです」と肩を落とした。

盤石の投手陣を誇ったはずのロッテだが、これで、開幕ローテ5投手にいずれも勝ち星がつかない事態となった。しかしバレンタイン監督は「これでまた最初から回っていきますが、またもう一回り、より良いものを見せて欲しい」と話すにとどめ、ローテ再編については明言を避けた。

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ロッテ・大嶺4発に沈む「力んでしまった」[サンスポ]

大嶺は4本塁打を浴び、7失点全てが一発によるものだった。1回は2四球で走者をため、小谷野に痛打される最悪のパターン。「緊張もあり、力んでしまった」。その後の3本塁打は、いずれも制球が課題の変化球を運ばれた。20歳は「悔いの残る球だった」とガックリ。

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井口、今季初猛打賞「最低1日1本」…ロッテ[報知]

ロッテ・井口が5打数3安打1打点で、今季初の猛打賞と奮闘したが、投手陣が一発攻勢に沈んで2連敗となった。開幕から5戦連続安打の4番打者は、「内容はそこまでよくなかったけど、1日1本は最低でも打ちたいと思っている」。10日からのオリックスとの3連戦に向け「うちの3本柱が抑えてくれるでしょう」と、先発陣の踏ん張りを期待した。

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14安打7得点も競り負け[ニッカン]

ロッテが14安打7得点の猛攻を見せたが実らなかった。まずは大松尚逸外野手(26)が3−5で迎えた5回、打った瞬間本塁打と分かる2号2ランを右翼席上段へ運び同点とした。「打球がどこまで飛んだか分からなかったけど気持ちいい一発でした」。続いてサブロー外野手(32)が、2点を追う7回1死一塁から左翼ポール際への1号2ランで同点に追い付いた。「バットの先だったけど、うまくためて打つことができた。点を取られても取り返してものにしたい」と気持ちで運んだ。だが、その裏に勝ち越されて決着。疲労が残る連敗となった。

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まだダメ…右太腿異常の西岡また欠場[スポニチ]

右太腿裏に張りを訴えているロッテの西岡は3試合連続で欠場。試合前の練習ではフリー打撃は再開したが、守備は控えた。9日は試合がない。バレンタイン監督は「早く出場できる状態にして欲しい。10日は出られることを願っている」と話した。

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4本塁打に沈んだロッテ・大嶺「力んだ」[サンスポ]

ロッテの大嶺は4本塁打を浴び、7失点全てが一発によるものだった。1回は2四球で走者をため、小谷野に痛打される最悪のパターン。「緊張もあり、力んでしまった」。3年目で初の開幕先発陣入りとあって、精神的な影響もあったようだ。

その後の3本塁打は、いずれも制球が課題の変化球を運ばれた。東京ドームのマウンドに不慣れな部分もあったのか、ことごとく甘く入り「悔いの残る球だった」と肩を落とした。

バレンタイン監督
「変化球が制球できない状態に陥っていた。」(大嶺に)
根元
「打席に入っても球が見やすい。この球場ではいけそうな感じがする。」(得意の東京ドームで3安打)

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ロッテ育成の池田が一身上の都合で退団[サンスポ]

ロッテは8日、育成選手の池田健投手(19)が一身上の都合で退団すると発表した。池田は栃木・青藍泰斗高から育成ドラフト1巡目で入団した2年目の右腕。

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ロッテ大丈夫?女幹部やりたい放題、批判記事も要求[夕刊フジ]

◇記者にトンデモ要求

球団フロントとの確執により、開幕前からボビー・バレンタイン監督(58)の今季限りでの退任が決定済みという、異常なシーズンに突入したロッテ。すでに球団内にはキナ臭い空気が充満するが、事態に拍車をかけているのが「反ボビー」の急先鋒に立つ女性球団幹部だ。

今季開幕前に「千葉ロッテマリーンズスタジアム部」名で、マスコミ各社に「お願い」が出された。「清潔感のある服装」「言葉遣い」の2項目で、ジーンズやジャージー姿での球場内取材を禁じ、選手ら取材対象者には敬語・丁寧語を使うよう求めている。本来、各記者の良識に任されるべき範疇のことに対する、極めて異例の通達だった。

関係者の話を総合すると、発案者は今年1月に実質的な球団ナンバー3に昇格した女性幹部。関係者の1人は「今年初めて現場で春季キャンプの取材を見て、かなり驚き、不満を持ったようだ。球場に来るVIPの接待を担当していただけあってマナーにはうるさい」と話す。球場内のVIPエリアをロッテのユニホーム姿で歩く熱心なファンの親子を見つけ、血相を変えて「そんな格好でこのあたりを歩かないで!」と注意したこともあるという。

バレンタイン監督とは敵対関係にあり、キャンプ中から選手達に監督の悪評を吹聴。7日の日本ハム戦に敗れると、報道陣に対して「明らかに継投ミスよね。そう書いて」と批判記事まで要求している。

さらに波紋を広げているのが、この女性幹部の“別の顔”だ。れっきとした球団での肩書を持ちながら、別の名刺を使い分けて「人生相談というか、占い師のようなことをやっている」(球団関係者)というのだ。

球団内にはアレルギー反応もあるが、発言力は増すばかり。親会社からの転出ではないが、ロッテ本社上層部に強い後ろ盾があり、球団関係者は「瀬戸山(隆三球団社長)さんでも止められない」と眉をひそめる。

すでに他球団の知るところとなり、どこも「ロッテは大丈夫か?」との話題で持ちきりだ。長年ファンに愛されてきたバレンタイン監督を切ることで、今季ロッテのフロントは例年以上に厳しい視線にさらされている。本当にロッテは、大丈夫なのか。

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