わたしはかもめ2009年鴎の便り(4月)

便

4月13日

俊介、万全の今季初先発

渡辺俊がチームの連敗を5で止める。14日の楽天戦にWBCから帰国後初めて先発する。13日は千葉マリンでダッシュと軽めの投球練習で汗を流した。「しっかり調整期間をもらったので言い訳はできない。マリンで野球ができる喜びを感じながら投げたい」と話した。開幕から先発投手が試合をつくれない悪い流れを、断ち切るつもりだ。帰国後はファームで2試合登板して調整した。「自分だけこんな時間をもらって、と思った。監督の気持ちに応えられるようにシーズン最後まで投げきりたい」と意気込みを語った。

ページトップ

俊介は“KY”で勝つ…ロッテ[報知]

ロッテの渡辺俊介投手(32)が“KY投球”で連敗ストッパーになる。13日、今季初先発となる楽天戦(千葉マリン)に向け、同球場で最終調整。チームは開幕から8試合連続の計17本塁打を浴びて5連敗中だが、「チームのことは何も考えない方が得。思いっきり攻める」と、マイペースで楽天斬りを狙う。

WBC勢が活躍する中、11日遅い開幕。2月中旬にバレンタイン監督から、「合流後はファームで2試合登板すること」と義務付けられていた。その調整期間で、06年の前回大会後に苦しんだWBC球から日本公式球へ対応。「これだけ調整したら、何も言い訳はできない」と断言した。

楽天の先発は“元チームメート”のマー君だ。「特に意識はない。もう別チームの選手」とサラリと流した。連続世界一を知る男が、逆境を力に変える。

ページトップ

ロッテ・渡辺俊、今季初先発へ気合十分[サンスポ]

WBC日本代表のロッテ・渡辺俊が、14日の楽天戦で今季初先発する。第1回WBCに出場した2006年は5勝11敗、防御率4.35に終わり、今年はバレンタイン監督の指示により2軍で調整してきた。チームは5連敗中で、先発陣の今季初勝利を目指す右腕は13日、「これだけ調整期間をもらったんだから、言い訳できない。悪い流れとか、あまり考えずにやりたい」と気合を入れた。

ページトップ

渡辺俊、投壊ロッテの連敗止める![スポニチ]

ロッテの渡辺俊が14日、楽天戦(千葉マリン)で今季初登板する。千葉マリンで調整したサブマリンは「これだけ調整期間をもらったので何一つ言い訳できないし、ボビーの気持ちに応えたい。万全の状態で臨みます」と力強く言った。

WBC組では故障した阪神・岩田以外では最後の登板。代表では中継ぎ起用だったためバレンタイン監督の配慮で開幕ローテーションから外れた。2軍で2試合計11回を4失点。先発としての体力も取り戻した。前回大会の06年は、WBC球より軽いNPB球への対応が遅れてシーズン5勝11敗。今回は特注した重さが違う3種類のボールを練習で使用して「感覚を壊したので問題ない」と手応えを口にした。

連敗ストッパーの期待も大きい。チームは2勝6敗の最下位で5連敗中。先発陣は勝ち星なく、開幕から8戦連続で計17本塁打を喫している。だが渡辺俊は「ソロならいい。怖がって走者をためて打たれるよりも思い切り攻めていく」と守りに入る姿勢はない。首位の楽天に真っ向勝負を挑み、同じWBC組の田中に投げ勝つ。

ページトップ

渡辺俊「ソロ本塁打ならいい」[スポニチ]

ロッテの渡辺俊が14日の楽天戦(千葉マリン)で今季初登板。WBC組では最後の登板に「これだけ調整期間をもらったので何一つ言い訳できない。万全の状態で明日臨みます」と力強く言った。WBCは中継ぎでの起用。そのため2軍で2試合計11回を投げ、先発投手としての体力を取り戻した。チームは開幕から2勝6敗の最下位で5連敗中。先発陣は8試合連続で計17本塁打を喫しているが、渡辺俊は「ソロならいい。怖がってランナーを溜めて打たれるよりも、思い切って攻めていったほうがいい」とキッパリ。同じWBC組の田中との投げ合いに勝ち“連敗ストッパー”となる。

ページトップ

ロッテ、ボビー後任に西村ヘッドが昇格[ニッカン]

ロッテが、来季監督に西村徳文ヘッドコーチ(49)を昇格させる方針を固めたことが13日、明らかになった。ボビー・バレンタイン監督(58)は、任期満了に伴い今季限りでの退任がすでに決定している。水面下で候補者を模索していたが、ロッテ一筋の生え抜きに後任を託すことで一本化した。2軍監督には高橋慶彦打撃コーチ(52)を起用して、チームの立て直しを図ることも決まった。

ロッテの後任監督が早くも決定した。重光オーナー代行、瀬戸山社長、石川副代表ら球団フロント陣が話し合い、西村ヘッドコーチの監督昇格で一本化した。球団関係者は「今年から球団が取り組んでいる長期的な改革の土台を築ける人。選手からの人望も厚く、チームの立て直しに最適と判断した」と話した。

球団は昨年12月に今季限りでのバレンタイン監督の退任を発表した。監督および監督の推薦でチーム入りした外国人コーチ、スタッフなどの年俸が総額約8億円にまで膨れ上がり、景気悪化の中で本社から球団の在り方の見直しを図るよう要請があった。さらに監督がフロントの意見に耳を貸さなくなり、独断的に編成を行ったことで関係各所とトラブルが発生したことも要因となり、異例ともいえる早期退任が決まっていた。

重光オーナー代行は3月15日にオープン戦視察のために訪れた千葉マリンで、「今年のペナントで日本一になったとしてもバレンタイン監督の続投はない」と、あらためて退任の方針を明言していた。

水面下で、球団OBや元メジャー経験者などを中心に人選を進めた。最終的にロッテ一筋28年の生え抜きで、現在のチーム状況を最も把握している西村ヘッドコーチに白羽の矢を立てた。現役時代は外野手として首位打者や盗塁王に輝き、97年に引退後は1軍コーチを歴任。万年Bクラスと低迷していた時期を知る苦労人でもあり、また05年にはヘッドコーチとして日本一へと牽引している。

今季のロッテについて、球団関係者からは「チーム内が荒れている。選手が、フロントと監督の確執に振り回されてプレーに集中できないのではないか」と言う声も出ている。開幕カードの西武戦こそ2勝1敗で勝ち越したものの、その後の日本ハム、オリックスに5戦全敗で最下位に低迷している。この状況を打破するためにも、新体制を固めたようだ。

球団は再建に向けてのもう1つの目玉として、高橋打撃コーチを2軍監督に据える。広島時代は厳しい練習で盗塁王やベストナインを獲得した実績を持ち、04年にロッテコーチ就任後はスパルタ教育で西岡、今江らを育てた手腕が評価された。バレンタイン政権下では2軍でも投球制限がもうけられるなどした。練習不足ではないか、との声も出ていた。来年からは徹底指導でチーム力の底上げを図ることになる。球団が「改革元年」と位置付けた今年、開幕わずかの段階で早くも第1歩が固められた。

ページトップ