わたしはかもめ2009年鴎の便り(4月)

便

4月20日

俊介、楽天にリベンジ

21日の楽天戦(Kスタ宮城)に先発する渡辺俊がリベンジに燃えている。この日、同球場で最終調整を行った。「前回はマリンで投げられるだけで嬉しかった。次は勝ちにいきたい。何でもいいから勝ちたい」と強い気持ちを口にした。14日の楽天戦では7回8安打2失点に抑えたが、好投も報われず敗戦投手になってしまった。前回止められなかったチームの連敗を今度こそ止めるつもりだ。

◇19日ボビー抗議判定、球団社長納得

ロッテの瀬戸山球団社長と石川副代表は20日、都内のコミッショナー事務局で花井パ・リーグ統括と前川審判部長と面会し、19日のソフトバンク3回戦でバレンタイン監督が退場処分を受けたことについて説明を受けた。3回、竹原の遊ゴロ判定を巡り、タッチプレーか否かの見解の違いで同監督が猛抗議を行い、来日後初の退場処分となった。当初、球団として「審判の技術向上を求める文書を送付する」としていたが、瀬戸山社長は「説明を受け、正しい判定でしたので書面は出しませんでした」と話した。

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アジアシリーズ存続へ代表戦で開催案浮上[ニッカン]

日本プロ野球組織(NPB)の事業委員会が20日、都内で行われ、存続の危機にあるアジアシリーズの開催時期、開催方式などについて話し合った。昨年11月の大会ではメーン・スポンサーが撤退し、2億円以上の赤字を出した。巨人の清武英利球団代表(58)は「このままではいけない、というのが共通認識。発展的な形で新しいことをやっていくことが大事」と、これまでの開催方式を変更することを示唆した。

代案として考えられるのは、球団単位ではなく、各国の代表チームによる大会。WBCで全国を熱狂させた日本代表「サムライジャパン」が毎年結成される可能性もある。また開催時期を3月に移すことも検討されており、5月の実行委員会で再度検討する。

05年にスタートしたアジアシリーズは、日本、韓国、台湾、中国の各リーグ優勝チームがアジア王者を争う方式で開催されていて、昨年の西武まで日本が4年連続で優勝している。

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“雨男”俊介、マー君に雪辱だ…ロッテ[報知]

ロッテ・渡辺俊が“雨の使い手”となり、マー君にリベンジする。今季初登板となった14日に続き、21日も降雨の中、楽天・田中と投げ合うことが予想される。一昨年、雨中の試合で4戦全勝だっただけに「雨は慣れている。どんな形でも勝ちたい」と“雨男”の意地を見せるつもりだ。Kスタでの調整練習前、田中と偶然遭遇。「おお、まさお君!投げんの明日?この雨男!」と口撃した。

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ロッテ・渡辺俊「リベンジ」先発で気合い[サンスポ]

ロッテ・渡辺俊が、21日の楽天戦(Kスタ宮城)に先発する。今季初登板となった14日の楽天戦では7回2失点で負け投手になっただけに、「リベンジです」と力を込めた。気になるのは天気。仙台の予報が雨と知って困惑顔だ。前回登板も雨だった。昨季は『てるてるボーイ』というキャラクターを考案しTシャツを販売するなど雨対策を講じた“雨男”は、梅雨も見据え「また何か作りたい」。

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渡辺俊、今季も“てるてる坊主グッズ”作る[スポニチ]

ロッテの渡辺俊が、今季も“てるてる坊主グッズ”をプロデュースする。07年に登板5試合連続で雨にたたられるなど自他ともに認める雨男は、今季初先発した14日楽天戦が雨。2度目の先発となる21日の同カードも雨予報で「梅雨の前に今年も早めに何かつくらないと」と傘や貯金箱などの新グッズを検討している。昨季はグッズ作製後は天候に恵まれた経緯もあり、球団広報も「それは面白い。何かできれば」と前向きだった。

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バレンタイン監督に制裁金…ロッテ[報知]

日本プロ野球組織の加藤コミッショナーは20日、ロッテのバレンタイン監督に厳重注意と制裁金5万円を科した。同監督はロッテ−ソフトバンク3回戦(19日・千葉)で一塁塁審の判定に抗議した際に、侮辱行為と暴言で退場処分を受けていた。

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アジアシリーズの開催時期見直しなど協議[ニッカン]

日本プロ野球組織(NPB)は20日、東京都内で事業委員会を開き、日本、韓国など4ヶ国・地域の各プロリーグの優勝チームが出場して11月に開催されているアジアシリーズについて、開催時期の見直しなどを協議した。

アジアシリーズは昨年、冠スポンサーがつかずに赤字決算となり、現行の開催方式では採算がとれるめどが立っていない。このため、開催時期の変更や大会の存続を含めた話し合いをした。

事業委員長を務める清武英利巨人球団代表は「このままではいけないとの共通認識はある」と説明。12球団で意見を集約し、7月までに結論を出す方向で話し合いを続けることになった。

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米大リーグ球団の日本スカウト活動を調査[ニッカン]

日本プロ野球組織(NPB)は20日、国際関係委員会を開き、米大リーグ球団による日本のアマチュア選手へのスカウト活動について、実態調査に乗り出すことを決めた。

プロ野球12球団のスカウトはアマ選手への事前接触が制限されているが、米球団のスカウトには活動を制限する規定がない。このためプロ、アマで合意した上で大リーグ側にスカウトの登録制を提案したが、難しいとの回答をされていた。

島田利正委員長(日本ハムチーム統括本部長)は「どんな人が来ているのか分からない。1度調査をやりましょうということ」と説明した。

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バレンタイン監督の逆襲が始まる!?[内外タイムス]

開幕早々、春のストーブリーグ点火に日本球界は大騒動だ!火を着けたのは、今季限りでバレンタイン監督解任が決まっているロッテだ。来季監督として西村徳文ヘッドコーチの昇格決定報道が出たかと思えば、WBC日本代表投手コーチを務めた与田剛氏(NHK解説者)を最有力候補とブチ上げた報道もあった。フロントにも火種を抱えているロッテのお家事情を暴いた。

いったいなぜ開幕から日が浅い今の時期に、次期監督候補の名が次々と浮上するのか。

西村ヘッドコーチの昇格決定情報に関し、球団フロント首脳は「まだ一本化していない」と言いながらも「ヘッドコーチなのだから、候補の1人であることは間違いない」と否定はしていない。新たに与田氏の名前が挙がったことも「優勝してもバレンタイン監督は今季限り」と明言するロッテにとっては大歓迎だろう。

1番脅威なのは、2005年の日本一でボビー・マジックともてはやされたバレンタイン監督の逆襲だ。それだけに、有力候補が数多く挙がることは、ファンに対する何よりのPRでもある。

バレンタイン監督が熱烈なファンを使って「バレンタイン監督を辞めさせるな!」という戦術を展開するはず。すでに一部では始まっている。一連の次期監督報道は「これだけの候補がいるから、バレンタインが辞めても大丈夫」と、球団側にとって対抗策になっている。

ロッテのエースだったジョニーこと黒木知宏氏が監督候補という報道もあった。「ロッテ側がリークして、色々書かせているのは見え見え。ボビー・マジックに対抗して首切りを実現するには、紙爆弾が効果的だと判断して、積極的にリーク戦術を展開しているのだろう」と、情報通の球界OBは断言する。

となれば、今後も次々とポスト・バレンタイン監督候補の名前が挙がってくるだろう。「今は誰の名前を書いてもウソではない。書き得ですから、色々な名前が今後も出てくるだろう。ロッテ側としたら、それを参考にする手もある」と球界関係者は苦笑する。

しかし、それでも百戦錬磨のバレンタイン監督だけに、簡単には白旗を上げないはず。年俸5億円以上というおいしいロッテ監督の座から簡単に降りる訳がない。ダメ元で捨て身の策を弄してくる。しかも、球団側には穴がある。問題視されている女性フロント幹部がいるからだ。

今月初めに一般紙の全国紙が夕刊で「ロッテには、マスコミに対し球場でのジーンズ着用禁止などのドレスコードや選手に対する尊敬、丁寧な言葉遣いを要求する球団フロントがいる。目くじら立てた過度な要求はいかがなものか」と疑問を投げかける記事を掲載した。その後、「女性フロントのマスコミへのおかしな要求が問題になっている。元は占い師という噂もある」という報道もあった。

「確かに訳の分からない女性フロントがいるのは事実だ。マスコミと選手の関係は、お互いにケジメは必要だが、フロントがわざわざ『選手を尊敬しろ、丁寧な言葉を使え』などと要求するものではないだろう」と球界OB、関係者も眉をひそめている。球団にこういう人物が存在していては、ボビー・マジックの付け入るスキが出てくる。

「これ以上、バレンタイン監督においしい汁を吸わせる訳にはいかない。ユニホームのデザインを身内の人間にさせて億単位で儲けたり、自分のルートで外国人選手を獲得してマージンを獲るなどやりたい放題だったのだから、もう許せない」。

バレンタイン監督追放に立ち上がり、ようやく後ろ盾の重光昭夫オーナー代行にも解任を認めさせたのに、球団側が一枚岩でないと何が起こるか分からない。球団VSバレンタインの泥沼戦争勃発は、時間の問題かもしれない。

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