わたしはかもめ2009年鴎の便り(4月)

便

4月23日

東北楽天2−5千葉ロッテ(Kスタ宮城)

ロッテが連敗を3で止め借金4。2回今季4試合目のスタメン竹原のタイムリーで先制、その裏山崎武の10試合振りの2号2ランで逆転されるも3回今江のタイムリーで同点、5回井口の2点タイムリー二塁打で勝ち越し、里崎のタイムリー二塁打で加点。今季チーム最多の16安打も16残塁。竹原はプロ初の4安打。先発・小野は8回92球6安打2三振無四球2失点で今季初勝利、2人目・荻野が今季初S。楽天は日本ハムに代わられ首位転落。今季2度目の先発・長谷部は5回2/3を109球12安打3四球、奪三振0の5失点で勝ち星なしの2敗目。

123456789R
千葉ロッテ0110030005
東北楽天0200000002

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井口V打4番の仕事、新バットで好結果[ニッカン]

ロッテ打線が今季最多の16安打と爆発し、連敗を3で止めた。井口、サブロー、今江、里崎、竹原の5人が猛打賞。中でも貴重な一打を放ったのは4番井口資仁内野手(34)だった。2−2の6回2死一、二塁から、左翼線へ勝ち越しの2点二塁打を放った。「カウント1−2だったから、ストレートを投げてくることはないでしょう。狙い通りに変化球を打てました」とニヤリ。楽天長谷部の甘く入ったスライダーを見逃さず、きっちり4番の仕事をやってのけた。

5年ぶり日本球界に復帰したブランクを感じさせない打撃を見せている。現時点でリーグ4位の打率4割3厘、同3位タイの16打点をマーク。各チームとも投手陣の顔触れが変わり、井口にとって初対戦が多い中で結果を出せる秘訣はバットにあった。メジャーでは910グラムのバットを使用していたが、今年は930グラムに変えた。「メジャーの投手は直球が変化するので軽いバットで対応していたが、日本の投手はストレートの軌道がきれいだからね」と、長打も狙うニューバットで結果を出した。

24日から西武戦に臨む。井口は「打線全体が良くなっているから楽しみですね」と、連勝への手応えを口にした。

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小野、今季初勝利!ロッテ連敗止めた[スポニチ]

ロッテの小野が、テンポのいい投球で8回2失点。今季初勝利を挙げてチームの連敗を3で止めた。「先発陣が苦しんでいる中で、やっと自分らしい投球ができた。完投したかったけどチームが勝ったのが1番です」。球数少なく抑える小野の真骨頂だった。前回12日のオリックス戦は厳しいコースを狙いすぎて球数が増えて4回1/3で93球、3失点で降板した。中10日の今回は「球を動かしているんだからストライクゾーンで勝負すればいい」という小宮山の助言を受けて早いカウントから勝負。シュート、カットボールなど微妙に球を動かして無四球の8回92球でまとめた。

最後は今季初セーブとなった守護神・荻野にマウンドを譲ったが、今季敵地初勝利の主役だったのは間違いない。バレンタイン監督も「小野は寒い中で野手を長く守らせることなく、いい投球だった」と称えた。

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ロッテ・井口“因縁の相手”小野に贈るV打[サンスポ]

人生色々。野球も色々。ロッテは井口資仁内野手(34)が23日の楽天5回戦(Kスタ宮城)で決勝の2点適時二塁打を放ち、5−2で快勝。因縁の相手?だった先発の小野晋吾投手(34)の今季初勝利を“アシスト”して連敗を3で止めた。

打っても打っても得点できないイヤ〜な展開をかえたのは、やっぱり頼れる4番だった。井口が6回、左翼線へ決勝の2点適時二塁打だ。

「何としても打ちたかった。あの場面で2点とれたことが大きい」。16残塁と決め手を欠いた打線のなかで勝負強さを発揮。3安打の活躍で今季ビジター初勝利を導くとともに、連敗も『3』でストップさせた。

この日の先発・小野とは“因縁”の間柄。井口は「晋吾にはよく当てられたなぁ」と振り返る。

ダイエー時代の2002年、小野と4試合対戦した井口は3度死球を受けた。小野の代名詞といえば右打者の内角をつくシュート。「厳しく攻めないと抑えられない打者でしたから」と小野は笑顔で話すが、当時は対戦するだけで両軍ベンチに緊張感が漂ったという。

ただ、チームメートになれば、そんな因縁も昔話。「一緒のチームで頼もしいですね」と小野。春季キャンプの紅白戦では、過去の思い出がよみがえらないよう?内角には1球も投げなかった。

「今日は晋吾がよかった」と井口は小野の今季初勝利をアシストして満足げ。昨日の“敵”は今日の友。投打のヒーローの共演で、ロッテが連敗から脱出した。

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井口で今季敵地初勝利…ロッテ[報知]

気温7度。寒風が吹き付けるKスタで、井口のバットに力が宿った。同点の6回2死一、二塁。カウント1−2からのスライダーを振り切った。「あの場面で直球を投げてくる投手はいない。狙い通りに打てた」。猛打賞となる一撃は、勝ち越しの左翼線2点適時二塁打。ベース上で、安堵の表情を浮かべた。

大リーグでの2番から、ロッテでは開幕から4番を任せられている。「大リーグの投手の球は、みんなシュートしたり、カットしたりする。向こうでは対策するために軽めのバットを使っていた」。日本復帰後は、より強い打球を打つために、バットの重さを910グラムから930グラムに変えた。

ここまでチームトップの打率4割3厘、3本塁打。連敗を3でストップ。開幕から続いていた敵地連敗も6で食い止めた。チームは最下位に沈んでいるが、主砲として最大限の貢献を果たしている。

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小野が8回2失点で今季初勝利[ニッカン]

ロッテ小野が8回2失点と好投し今季初勝利を挙げた。2回に山崎武に2ランを浴びたが、すぐに気持ちに立て直しシュート、スライダーで打たせて取った。「前回はコースを狙いすぎて球数が増えてしまった。今日はストライクゾーンの中で球を動かして勝負できたのが良かった」と92球の省エネ投球に胸を張った。開幕から先発投手陣が不調で、勝利投手になったのは唐川だけ。苦しい状況を踏まえ「これで他の投手も続いてくれれば」と期待した。

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ロッテ・小野、持ち味発揮に満足感[サンスポ]

小野は3年ぶりの完投勝利こそ逃したが、ロッテの先発陣では2人目の勝ち星を挙げた。

今季は武器のシュートに往時の切れが戻りつつある。これまでの2試合では「際どいところを狙い過ぎて、球数が多くなっていた」。今回は小宮山から受けた「ボールは動いているから、ストライクゾーンで勝負しろ」などの助言で意識を変えた。打たせて取る持ち前の投球がさえ渡り、四球もなく、わずか92球で8回に到達し「粘り強く、自分らしい投球ができた」と満足げだった。

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ロッテ・井口、決定力際立つ新4番が勝ち越し[サンスポ]

ボール球が2つ続いたことで、既に勝負は決していた。同点の6回2死一、二塁。ロッテの井口は長谷部の速球を見送った。そしてカウント1−2からの4球目。「あそこで直球はないでしょ。狙い通り」。直球でないことを読み切っただけで、ヒットゾーンに運ぶには十分だった。

外の変化球を左翼線に引っ張り、勝ち越しの2点二塁打に。「なかなか得点できない嫌な展開が続いていたので、このチャンスは何としても打ちたかった」と井口。チームはこの試合で結局、16残塁だっただけに、決定力が際立った。

開幕から4番に固定されている。球界の4番の中では一発の怖さには欠けるが、それを補う勝負強さがある。この日も3安打で打率4割3厘、16打点。打順に見合った働きを続ける男が、チームを連敗ストップと敵地での今季初勝利に導いた。

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井口が決勝打でロード初勝利、連敗3で止めた!…ロッテ[報知]

ロッテが連敗を3で止めた。2−2の6回に井口の2点二塁打で勝ち越し。さらに里崎の適時二塁打で1点を加えた。小野は打たせて取る投球で8回を2失点にまとめ、今季初勝利。荻野は今季初セーブ。

井口がチームを連敗ストップと敵地での今季初勝利に導いた。6回2死一、二塁。井口はカウント1−2からの4球目を「あそこで直球はないでしょ。狙い通り」と外の変化球を左翼線に引っ張り、勝ち越しの2点二塁打を決めた。「なかなか得点できない嫌な展開が続いていたので、このチャンスは何としても打ちたかった」と話した。

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