わたしはかもめ2009年鴎の便り(4月)

便

4月26日

埼玉西武5−11千葉ロッテ(西武ドーム)

ロッテが今季3度目の2連勝で3カードぶりの勝ち越し。ロッテは1回、バーナムJr.の来日初打点となる犠飛で1点を先制。3回以降も得点を重ね今季最多タイの11点を挙げた。先発・大嶺は7回を7安打2失点で今季初勝利。昨年7月12日から自身3連勝、西武から自身初白星。西武は6回以降に5点を返すも及ばず、中村は8回の8号2ランでリーグ単独トップの22打点目。先発・ワズディンは4回4失点で巨人時代の02年から自身4連敗。チームは今季3度目の2桁失点で2連敗。今季ワーストの借金2、3カード連続のカード負け越し。

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千葉ロッテ20201105011
埼玉西武0000011215
大嶺
「今季初勝利、素直に嬉しいです。昨日、先輩の成瀬さんがいいピッチングをしてくれたので、続く事ができて良かったです。初回は少しピンチがあったのですが、2回以降は低目を意識していい投球ができたと思います。ここまで、先発投手が勝っていないので、これから沢山勝てるように頑張っていきます。とにかく、チームが勝ち越せた事が1番嬉しいです。次の試合に繋がると思います。」(7回2失点・今季初勝利)

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ロッテ・大嶺、勝利ご褒美はサッカー観戦![サンスポ]

ハタチの若武者が大暴れだ!!ロッテの大嶺祐太投手(20)が26日、西武6回戦(西武ドーム)に先発し7回を7安打2失点の好投で今季初勝利。

高校卒業後、単身上京した大嶺。沖縄・石垣島出身の“離島の星”にとっては慣れない土地での新生活だった。その大嶺の面倒を見たのが、当時2軍管理育成担当だった吉田国夫氏。サッカー観戦が趣味の大嶺を連れて、何度もスタジアムに足を運んだという。同氏は昨年限りで球団を退職し、今年からJリーグ広報に転身。「今季初勝利したらサッカーに招待するよ」と約束していた。試合後に連絡を取った大嶺は「サッカーお願いします!!」と第一声。“恩人”にささげる勝利でもあった。

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大嶺やったね!7回2失点で今季初勝利[デイリー]

7回を7安打2失点と力投してロッテ・大嶺が今季初勝利。「負けない投球を心がけました」と初々しい笑みを浮かべた。

強力打線の前に仁王立ちした。1回に自らの失策などで1死満塁のピンチを招いたが、落ち着いてG.G.佐藤を遊ゴロ併殺打に打ち取ると波に乗った。毎回のように走者を出しながらも球威のある直球、チェンジアップなど変化球を武器に粘った。

心の支えはオフに行ったソフトバンク・和田との自主トレ。憧れの先輩から体の使い方を学ぶと同時に、今までに経験したことのないような猛練習も経験した。「あれだけ練習すれば大丈夫。それを信じた」。どんなピンチを迎えても決して動揺しなかったがこれも努力のたまものだった。

そんな20歳の右腕にとって刺激になる存在が楽天・田中だ。同学年のライバルがエース級の働きをする姿に「(今は)すごいな、という目線でしか見られないけど、いずれ超してやりたいと思う」と言い切った。

先発投手陣の不振もあり、チームが低迷する中で将来のエース候補が輝きを放った。

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大嶺、今季初勝利!マー君へライバル心…ロッテ[報知]

今年初めてのウイニングボールを、しっかりと握りしめた。ヒーローインタビューを終えてファンの待つ右翼席へ向かった大嶺は、はにかんだ笑顔で歓声に応えた。「今は先発ピッチャーがあまり勝っていないので、これからたくさん勝っていきたい」。今季初勝利を挙げた20歳右腕が、最下位に沈むチームの救世主として力強く名乗りを上げた。

プロ3年目を迎えて成長した姿を見せた。初回に安打や死球などでいきなり1死満塁のピンチを背負ったが、G.G.佐藤を遊ゴロ併殺打に打ち取り無失点で切り抜けた。「去年までだったらピンチで動揺していたと思うが、落ち着いて投げることができた」。3回以降も毎回のように走者を出しながら要所を締めて、7回を7安打2失点の粘投で踏ん張った。

今春キャンプから習得を始めたチェンジアップも、4回先頭で4番・中村を空振り三振に仕留めるなど威力を発揮。今年1月にはソフトバンク・和田の自主トレに参加。「色んなアドバイスをもらった。体の使い方などに生かせていると思う」とレベルアップへの努力が実を結んだ。

今では球界を代表するスターになった“マー君”こと楽天・田中にも、「いずれは追い越したい」と同い年としてライバル心を隠さない。この日の白星はプロ通算3勝目。飛躍を誓う今季こそ、スター目指して勝ちまくる。

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重光代行、ボビー途中解任と本拠地移転を否定…ロッテ[報知]

ロッテの重光昭夫オーナー代行(54)が26日、都内のホテルで会見した。今後、断トツの最下位に沈んだ場合のバレンタイン監督の去就について「1年間、バレンタイン監督をサポートしていくことに変わりはない」と、シーズン途中での解任がないことを明言。また、一部報道の本拠地移転については「ありえない話だし、考えた事実もない。今後も地域密着でやっていく」と否定した。

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ロッテ大嶺7回2失点で今季初勝利[ニッカン]

ロッテ大嶺祐太投手(20)が今季3試合目の先発で初勝利を挙げた。前回登板に続く自己最長タイの7回を投げ、7安打2失点。最速146キロの速球とキレのある変化球でプロ通算3勝目を記録した。

マウンド上で成長を自覚していた。1回に失策、安打、死球で1死満塁のピンチを迎えた。「去年だったら動揺していたかもしれない。でも今年は自信を持って投げられる」。5番G.G.佐藤を併殺打に打ち取り、無失点で切り抜けた。

自信の理由はチェンジアップなど変化球の制球力が増したことだ。オフにソフトバンク和田との自主トレで体の使い方をアドバイスされたことも大きいという。バレンタイン監督も「走者を背負っても自分の投球ができる。1つの球種に頼ることがなくなった」と賛辞を惜しまなかった。

初めて開幕ローテーションに入ったシーズンで記念の1勝。「はっきりしたボール球を少なくすれば、完投できるようになる」と、次の目標を口にしていた。

◇バーナムJr.2打点

今季最多タイの11点を挙げた打線の中心はバーナムJr.。来日初打点となった先制犠飛を含む2安打2打点。5回には西岡との重盗で本塁を陥れた。「初打点は遅すぎたかな」。井口が休養のため初めて欠場したが、代役もそろって活躍。二塁で先発した根元は2安打1打点。今季初4番のサブローも2安打3打点だった。

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ロッテ重光代行移転&ボビー途中解任否定[ニッカン]

ロッテの重光昭夫オーナー代行(54)と瀬戸山隆三球団社長(56)が26日、都内のホテルで異例の記者会見を開き、球団をめぐる一連の騒動の沈静化を図った。昨年12月にバレンタイン監督の今季限りでの退任を早々に発表したことに端を発し、今年1月に球団内の人事を大幅に変更。これによりパ・リーグ6球団による共同事業会社、パシフィックリーグマーケティング会社(PLM)に出向した前事業本部長の荒木重雄氏ら数名が退社を決めるなど、球団内に亀裂が生じていた。

千葉マリンの右翼席では、ファンが監督続投を求める署名活動を行ったり、阪神と行った久保と橋本健のトレードの説明を求めるなど、騒動が続いていた。最近ではフロント批判の横断幕が掲げられ、インターネット上では女性幹部を名指しで非難する書き込みも増えていた。

そんな中、球団首脳が幹部会で、ファンの騒ぎが続いた場合は本拠地移転を検討する趣旨の発言を行った議事録があるとの日本経済新聞の報道にも言及。同オーナー代行は「移転についての公式の議事録は存在しないし、そのような話は一切出ていない。川崎から千葉に移転した時にどれだけ大変かを味わっている。2度とやりたくないし、球団はファンのものですからやってはいけないことだと思っている」と完全否定した。さらにバレンタイン監督の任期途中での解任を検討との報道についても否定。「彼には世話になったし、花道をつくってあげたいと思っている。井口を獲得したのもその表れの1つです」と説明した。

また、報道陣にジーンズ・ジャージーでの球団内取材を禁じ、選手に敬語・丁寧語を使うよう通達するなど、その言動が周辺に波紋を広げている女性幹部のことについても言及した。「エキセントリックな方で、私も数年前の納会で運勢を占ってもらったこともある。だけど異常人格者のような言われ方をしているのはどうかと思う」とかばった。同幹部の降格人事はないとした上で、瀬戸山社長は「彼女には担当業務を縮小して取り組んでもらいます。激しすぎるところがあればご指導いただきたい」と、今後の対応を説明した。

シーズンはまだ始まったばかり。これで事態収拾となればいいのだが…。

◇久保と橋本健トレード「プラス金銭」明かす

ロッテ瀬戸山球団社長が会見の席上、久保と橋本健のトレードに金銭が絡んでいたことを明かした。不釣合いなトレードにファンが説明を求めていることについて、「これは阪神との間で取り決めたことなので伏せていたが、橋本健プラス金銭もあった」と話した。オーナー代行も「予算の中で、身の丈にあった球団経営をすること。どれだけ安いコストでいい選手を集められるか」と説明した。

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大嶺、新球チェンジアップで今季1勝![スポニチ]

“新球”チェンジアップが剛腕を変身させた。ロッテの大嶺が7回7安打2失点の粘投で今季初勝利。2年前のプロ初登板で大炎上した西武ドームで昨季の王者に進化を見せつけた。

「あの時のことが頭をよぎった。去年まではピンチで弱気になっていたけど、自信があるから慌てなかった」。プロ初登板の07年4月30日の西武戦。大嶺は4回0/3を5失点でKOされた。この日も初回に自らの失策と死球などで1死満塁のピンチを招いた。変化球に精度を欠いていた昨年までなら直球一辺倒になる場面。しかし、G.G.佐藤への初球はチェンジアップ。カウント1−1からもチェンジアップでファウルを奪うと、最後は外角直球で遊ゴロ併殺に打ち取った。奪った5つの三振も直球は1つだけ。チェンジアップ、スライダーで2つずつ仕留めた。145キロ以上もわずか2球。MAX151キロの肩書でプロ入りした姿とは別人だった。

昨季の秋季練習でチェンジアップの握りを変えた。1年目から持ち球としていたが、バレンタイン監督から直接指導を受けてシンカー気味に落ちる“新球”を習得。自信ある変化球を身に付けたことで直球が生き、投球の幅が広がった。バレンタイン監督も「チェンジアップのコントロールが良く、投球に磨きがかかった」と成長に目を細める。1月に宮崎で行ったソフトバンク・和田との自主トレも大嶺を成長させた。体幹とバランス感覚の強化のため、下半身を徹底的に鍛えた。走者を背負っても「“あんなに練習したんだから”という自信がある」と精神的な余裕が生まれた。

チームは連勝で3カードぶりの勝ち越し。同学年の楽天・田中を「いずれは追い越したい」と語る右腕がライバルに一歩近づいた。

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重光オーナー代行、移転を完全否定[スポニチ]

ロッテの重光昭夫オーナー代行(54)と瀬戸山隆三球団社長(55)が26日、都内で緊急会見を行い、一部で報道された本拠地を千葉から移転する可能性を完全否定した。

重光代行は「移転の話が一部で出てビックリした。私は千葉に(球団を)持ってきたし、千葉に愛着がある。移転は検討したこともない」と強調。2軍本拠地の千葉移転は現時点で考えていないことを示したが、低迷しているチームについては「バレンタイン監督の花道を飾らせたい。一丸となってバックアップする」とした。

また、久保とのトレードで阪神から獲得した橋本健について年俸が釣り合わないなどの指摘が出ていることに、金銭のプラスがあったと説明した。

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ロッテ・大嶺、初勝利に笑顔「勢いに乗れた」[サンスポ]

大嶺が3試合目で今季初勝利を挙げた。1回に自らの失策などで1死満塁とピンチを招いたが、G.G.佐藤を146キロの直球で遊ゴロ併殺打に仕留めて無失点。その後も適度に荒れる速球と緩い球を駆使し、7回を2失点にまとめた。

右腕は「西武打線は怖かったけど、腕を振ることだけを考えた。1回を乗り切れたので、勢いに乗れたかな」と笑顔。直球に頼りすぎた昨季までと違い、チェンジアップを使えるようになったことで、投球の幅が広がったという。「たくさん勝っていきたい」と自信満々に語った。

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大嶺7回2失点で今季初勝利…ロッテ[報知]

ロッテは初回にサブローの適時二塁打などで2点を先行。その後も犠飛や重盗など効率的な攻撃で加点した。大嶺はストライク先行の攻めの投球で7回を2点に抑え今季初勝利。3試合目で今季初勝利を挙げた大嶺は「西武打線は怖かったけど、腕を振ることだけを考えた。1回を乗り切れたので、勢いに乗れたかな」と笑顔で話した。

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荒木重雄氏が退団…ロッテ[報知]

ロッテは26日、荒木重雄パシフィックリーグマーケティング(PLM)担当執行役員が5月下旬で退団すると公表した。荒木氏は主にファンサービスで手腕を発揮してきた。

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重光代行、移転否定、ボビーの今季限りも強調[スポニチ]

ロッテの重光昭夫オーナー代行は26日、東京都内のホテルで、球団幹部が千葉からの本拠地移転に言及した事実が会議の議事録に載っていた、との一部報道に触れ「議事録は見たことがない」とした上で「千葉に愛着を持っている。結構なお金を投資し、今まさに球場近くに室内練習場を建てようというとき。根付くことはこれからも変わりない」と移転の可能性を否定した。議事録については今後、調査する意向。

また、バレンタイン監督との契約について、同代行は「最後という認識をしている」とあらためて今季限りで打ち切ることを強調。その上で「何とか花道をつくってあげたい」と現在最下位のチームへの支援を約束した。

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「本拠地移転」報道で揺れる…千葉ロッテ不安な対立[夕刊フジ]

千葉ロッテマリーンズが試合そっちのけで揺れている。発端は日経新聞(25日付朝刊)の「ロッテ『本拠地移転も』」との報道。球団の最高首脳が今月7日の幹部会で、球団を批判するファンの騒ぎが続いた場合、千葉からの本拠地移転を検討する趣旨の発言をし、公式の議事録に掲載されていたという。重光昭夫オーナー代行(54)が26日、東京都内のホテルに急遽報道陣を集めて否定したが、またまたファンを巻き込んで一騒動が起きそうな気配だ。

重光オーナー代行は“問題”の「議事録は見たことがない」とした上で、「球団はファンのもの。(移転は)やってはいけないし、考えてもいない」と否定した。

さらに「私は千葉に球団を持ってきた張本人。個人的に千葉には非常に愛着を持っている。結構なお金を投資し、今まさに球場近くに室内練習場を建てようというとき。根付くことはこれからも変わりない」と説明した。議事録については今後、調査する意向という。

ロッテをめぐっては、今季限りでの退任が決まっているバレンタイン監督の後任として西村徳文ヘッドコーチや与田剛氏(NHK解説者)の名前が浮上。バレンタイン監督がシーズン途中に解任される可能性なども報じられ、その度に球団とバレンタイン監督を擁護するファンの対立が鮮明になっている。

議事録には、最高首脳が、ファン側にバレンタイン監督が情報を流していると「想定できる」と発言。千葉のファンを非難するような言葉もあったとされる。

重光オーナー代行はこの日、バレンタイン監督との契約について、「最後という認識をしている」とあらためて今季限りで打ち切ることを強調。その上で「何とか花道をつくってあげたい」と現在最下位のチームへの支援を約束したが、事態収拾のはずが、逆にお家騒動をさらけ出すような格好となっている。

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