4月27日4月27日ロッテ西岡剛内野手（24）が27日、白血病患者支援基金に今季ヒット1本につき1万円を寄付すると発表した。きっかけは昨年7月16日に千葉マリンで骨髄バンク支援ナイターを開催し、白血病を克服した少年が試合前に花束を贈呈したこと。「病気と闘っている人のために何かできないかと考えていた。今年は200安打を目標にしているので、200万円を寄付できるよう頑張りたい。白血病と闘っている方々を勇気づけることができればうれしい」と話した。
ロッテの小林宏が“アラサー”の意地で、今季初勝利を目指す。28日のオリックス戦に向け、27日は異例の休日返上で練習。これまでの3試合は制球が甘く、防御率8点台で2連敗中。唐川、大嶺がチームを引っ張っているだけに、プロ13年目の30歳は「若手の活躍はかなり刺激になる。チームの勢いを止めたくない」と気合を入れていた。
バレンタイン監督の今季限りでの退団が決まっているロッテに27日、怪文書騒動があった。この日の正午ごろ、「M」と名乗る者から、報道関係各社に4月7日の幹部会の内容と思わせる書面がファクスで送付された。これを受け、仕事の関係で都内にいた瀬戸山隆三球団社長（55）が急遽、千葉市内の球団事務所に移動。緊急会見を開く事態となった。
送付された書面は「社長ミーティング議事録」とされるもの。内容は、4月4日に一部のファンが重光オーナー代行に球団運営を批判したとされることから始まっている。その上で、瀬戸山社長がファンの騒ぎが続いた場合、「千葉のくだらないファンなら（本拠を）変えようか」などの発言をし、さらに「バレンタイン監督をどこで帰すか」とシーズン途中での解任をにおわせる発言をしたことになっている。
この書面の内容に関しては、一般紙が25日に報道。事態を重く見た重光オーナー代行は、26日に瀬戸山球団社長とともに都内ホテルで会見を開き、「こんな議事録は存在しないし、見たことがない」と本拠地移転や指揮官の途中解任について完全否定していた。
球団首脳で一連の騒動の沈静化を図ったが、その翌日にまたも勃発。瀬戸山球団社長は、書面に載っているメンバーで、7日に幹部会があった事実は認めたが、「そもそも公式の議事録なんてない。こんなの冗談じゃない。ハンコも付いていないし、偽造されたもの」と声を荒らげて一蹴。今後の対応については「本社で調査する。調査結果は、しかるべき時期に報告する」と強い口調で言った。
開幕からまだ19試合が終わったところで、チームは8勝11敗の借金3で最下位。シーズン前からボビー解任が決まっているという異例のスタートだっただけに、お家騒動はしばらく続きそうだ。
バレンタイン監督の今季限りでの退団が決まっているロッテに27日、怪文書騒動があった。この日の正午ごろ、「M」と名乗る者から、報道関係各社に4月7日の幹部会の内容と思わせる書面がファクスで送付された。これを受け、仕事の関係で都内にいた瀬戸山隆三球団社長（55）が急遽、千葉市内の球団事務所に移動。緊急会見を開く事態となった。
一部で報じられたロッテの本拠地移転について言及した社長ミーティングの議事録とされる怪文書が27日、デイリースポーツ紙を含む複数の報道機関に届いた。これを受け、ロッテ・瀬戸山隆三球団社長（54）は球団事務所で緊急会見を開き、7日の幹部会議開催は認めたが、文書の存在、内容を全面的に否定した。ロッテはボビー・バレンタイン監督（58）の今季限りの契約打ち切りを契機に、球団の内部抗争や一部ファンの球団批判が表面化。怪文書騒動で異常事態はピークに達した。
球団ロゴ入りのフォームの文書には、4月7日の社長ミーティングで瀬戸山社長が「オーナーサイドからはロッテのイメージが悪くなるならフランチャイズを替えたらどうかとの話もある」「千葉のくだらないファンなら変えようか」「バレンタインをどこで帰すか考える」などと発言したと書かれていた。
会見で瀬戸山社長は「こんなのは偽造ですよ。冗談じゃない」と、「議事録」の存在、内容ともに完全否定し、怒りをあらわにした。さらに「（これまでにも）怪文書が出回ったり、色々なことがあった。自宅にも脅迫状がきて（既に）引っ越している」と、深刻な事態と化していることを明かした。
騒動の発端となったのは、バレンタイン監督の今季限りでの契約打ち切り。約8億円を要するとされる同監督体制維持に終止符を打つのは経営判断だった。その後、監督に近かった職員が要職から外れる動きとも歩調を合わせるように、騒動は拡大していった。
開幕から一部ファンに不穏な空気が漂っている。場外ではバレンタイン監督の続投を求める署名活動が展開され、右翼席には球団批判のプラカードが躍る。また、球団内部の亀裂も表面化し、今回の怪文書について「色んな意図がある人もいる」（瀬戸山社長）と内部流出をにおわせた。
大手食品メーカーの親会社はイメージダウンを恐れており、重光オーナー代行は「由々しき問題」と危機感を示している。26日には都内のホテルで記者会見を開き、本拠地移転やバレンタイン監督の途中解任を否定した。 瀬戸山社長はファンへの説明などは当面、控えるという。グラウンド外の緊張感が高まる中、チームは約1週間ぶりに本拠地に戻ってくる。
ロッテ重光昭夫オーナー代行（54）の本拠地移転否定会見から一夜明けた27日、複数の報道機関に怪文書が出回った。4月7日に球団内の部長会で、球団首脳が本拠地移転を検討する発言を行ったとされる議事録の体裁をなした文書だった。これを受けて、瀬戸山隆三球団社長（56）は千葉市内の球団事務所で会見し、「こんな文書は見たこともないし、内容も事実と異なる。冗談じゃないという気持ち」と怒りを隠せなかった。今後はロッテ本社が事実関係を調査し、近日中にも結果を報告するという。
ロッテに“怪文書騒動”が起きた。『千葉からの移転』や『バレンタイン監督のシーズン中の解任』などについて触れられた内部資料とされる文書が27日、マスコミ各社にファクスされた。瀬戸山隆三球団社長（55）は、内容について「冗談じゃない。偽造ですよ」と全面否定。ただ、文書の雛型（フォーマット）は球団のものであることが判明。事実関係について、今後はロッテ本社が調査に乗り出すことになった。
激震が走った。この日、マスコミ各社にロッテ球団幹部の定例会議の議事録とみられる文書がファクスで一斉に送られた。
「冗談じゃない。今日初めて見た。こんなの偽造ですよ。そもそも公式の議事録なんてない」。文書を目にした瀬戸山球団社長は語気を強めた。
その“議事録”には4月7日の会議の球団幹部の発言が記載されている。文書によると、右翼席でフロント批判するファンについて同社長は「オーナーサイドからはロッテのイメージが悪くなるならフランチャイズを変えたらどうか。千葉のくだらないファンなら変えようか」と発言し、本拠地移転に言及。また「バレンタイン監督をどこで帰すか考える」とシーズン途中の解任の可能性を示唆。「内容はあまりにひどい」と同社長は反発した。
重光昭夫オーナー代行（54）は前日26日までに「（移転は）検討したこともない」と全面否定。バレンタイン監督についても「花道を飾って欲しい」と今季終了までの指揮を明言している。
ただ、文書の雛型（フォーマット）は球団のもので、記載された瀬戸山社長、石川副代表ら10人の出席者も正しいという。球団は内部の人間が関与している可能性が高いとの見方から、この件に関してロッテ本社に調査を一任した。
「（これまでにも）怪文書が出回ったり、自宅にも脅迫状がきて（すでに）引っ越している。告訴？そういうことも含めて（本社の調査結果が出るまで）ノーコメントです」と同社長。ボビーの今季限りでの退任騒動に端を発したと思われる怪文書騒動。開幕から3週間あまり、早くもロッテが揺れている。
ロッテ・瀬戸山隆三球団社長（55）が27日、千葉市内の球団事務所で緊急会見し、球団および一部マスコミに出回っている「社長ミーティング 議事録」と題した文書について反論した。文書には「千葉のくだらないファンなら（本拠地を千葉から）変えようか」などの同社長の発言が記載されており「冗談じゃない。そもそも公式の議事録などないし、偽造ではないか」と内容について全面否定した。また球団関係者も社長や総務部長、作成担当の承認印が空白の上、議事録にしては文書が稚拙であると指摘した。
バレンタイン監督の今季限りでの退任が決定して以降、球団の一部では組織改革に疑問の声もあるという。文書に記載された日時、出席者でミーティングが行われた事実は同社長も認めており、内部事情に精通している者が関与している疑いを強めている。「これまでにも怪文書が出回ったり、色々なことがあった」という同社長の自宅には脅迫状も届き、家族の身を案じて引っ越しを余儀なくされたという。今後の対応については「告訴？そういうことも含めて（本社の調査結果が出るまで）ノーコメント」とした。グラウンド外の緊張感が高まる中、チームは28日に約1週間ぶりに本拠地に戻ってくる。
ロッテの瀬戸山隆三球団社長は27日、バレンタイン監督の今季限りでの退団に端を発した一部ファンが絡んでの騒動に関連し、同社長の「千葉のくだらないファンなら（本拠地を）変えようか」などの発言が載った「議事録」と称される文書が球団の内外に出回っているとの認識を示した。その上で「そもそも公式の議事録なんてない。冗談じゃない。偽造ですよ」と内容は全面的に否定した。この問題に関しては本社に調査を一任したという。
ロッテでは26日に重光昭夫オーナー代行が、千葉からの本拠地移転に言及した球団幹部の発言が会議の議事録に載っていた、との一部報道を否定したばかりだった。
場外ではバレンタイン監督の続投を求める署名活動が展開され、右翼席には球団批判の文字が躍る。開幕から一部ファンに不穏な空気が漂っていたロッテの本拠地・千葉マリンスタジアム。真偽は不明だが、27日には瀬戸山球団社長が本拠地移転やバレンタイン監督の途中解任の可能性に言及した「議事録」が報道各社に送付され、異常事態はピークに達した。
発端は昨年12月に球団が決めたバレンタイン監督の今季限りでの契約打ち切り。その後、監督に近かった職員が要職から外れる動きとも歩調を合わせるように、騒動は拡大していった。同社長の自宅には脅迫状も届いていたという。製菓業の親会社はイメージが重要で、重光オーナー代行は「由々しき問題」と危機感を示している。
一方で、球団内の権力闘争は球界の常だ。他球団の幹部は「フロントと現場、フロント同士の主導権争いはうちも絶えない」と語る。仮に一部ファンの声を反映させると、巨額の赤字を抱える球団が、約8億円を要するとされるバレンタイン体制維持に終止符を打つことを決めた、経営判断の非を認めることになる。重光代行は一貫して「今季限り」を強調してきた。
しかし、騒動は一向に終息の気配を見せない。瀬戸山社長はファンへの説明などは当面、控えるという。グラウンド外の緊張感が高まる中、チームは約1週間ぶりに本拠地に戻ってくる。
パ・リーグの最下位に沈んでいるロッテが大変な事態に見舞われている。『千葉からの移転』や『バレンタイン監督のシーズン中の解任』などについて触れられた内部資料とされる文書が27日、マスコミ各社にファクスで届いた。
「新聞社プロ野球担当各位 千葉ロッテマリーンズのために M」という表紙付きの文書の内容は、4月7日の社長ミーティングで、瀬戸山隆三球団社長（55）が、フロント批判するファンが多いことについて「オーナーサイドからはロッテのイメージが悪くなるならフランチャイズを変えたらどうか。千葉のくだらないファンなら変えようか」と発言し、本拠地移転に言及。また「バレンタイン監督をどこで帰すか考える」とシーズン途中の解任を示唆したというものだ。
瀬戸山社長は「冗談じゃない。初めて見た。こんなの偽造ですよ。そもそも公式の議事録なんてない」と完全否定したが、文書のフォーマットは間違いなく球団のもので、記載された瀬戸山社長、石川副代表ら10人の出席者も正しいという。球団は内部の人間が関与している可能性が高いとの見方から、この件に関してロッテ本社に調査を一任した。
球団は人件費など年間約8億円の費用がかかるというボビー・バレンタイン監督（58）体制を刷新するため、昨年12月に同監督の2009年シーズン限りでの契約打ち切りを表明。開幕前から、監督交代が決まる異常事態となった。
以来、球団では「バレンタイン派」の職員が要職から外されて内部抗争が噴出、ボビー支持のファンからは抗議の嵐、西村ヘッド、与田剛氏ら次期監督の名が続々…。瀬戸山社長宅には、脅迫状が届き、すでに引っ越すなど、もう野球どころではないのが現状だ。
そもそも、策士バレンタイン監督の退任をシーズン前に発表したときから、こんな事態は予測がついたこと。28日からは、千葉マリンでオリックスとの3連戦。無事に済めばいいのだが…。