わたしはかもめ2009年鴎の便り(4月)

便

4月29日

千葉ロッテ3−5オリックス(千葉マリン)

オリックスが今季2度目の3連勝、ロッテ戦は開幕から5連勝、千葉マリンでは3連勝を記録。貯金は今季最多の3で、00年以来の4月の月間勝ち越し。オリックスは2回後藤、日高の連続二塁打で2点を先制すると4回に1点、7回には大引の2試合連続とラロッカの連続本塁打で2点を加点。先発の金子は完封目前、9回1死からバーナムJr.に来日初本塁打となる3ランを打たれ降板するも2勝目。セーブは加藤でリーグトップタイの5個目。ロッテは千葉マリンで4連敗、今季ワーストタイの借金5。先発・渡辺俊は5失点で3敗目、去年から自身4連敗。

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オリックス0201002005
千葉ロッテ0000000033

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敗戦もガッツ、バーナム1号「最高の気分」

ロッテの新外国人、バーナムJr.(34=ラニュー)が来日後初アーチを放った。0−5で迎えた9回裏1死一、二塁から外角高め直球を強振。右翼席中段に飛び込む3ランで一矢報いた。一塁を回ったところで自然とガッツポーズが出た。「最高の気分だ。うまく表現できないくらいだよ」と興奮気味に振り返った。今年2月に結婚した、小学校教員のレイチェル夫人(28)とは離れて暮らしている。米国で初アーチを待ちわびていた夫人へ、早速メールで喜びを伝えるという。「ユーチューブにアップされるかもしれないので、すぐに送信するよ」と笑顔で話した。

だが、チームは2連敗で、対オリックスは5連敗となった。バレンタイン監督は「金子投手の投球の前に苦しんだが、最後にとらえることができた。ロッテのユニホームを着た選手は最後まで全力で戦ってくれる」と、次につながる粘りを評価した。

渡辺俊
「ボール球が多かったことでいいリズムで投げることができませんでした。」(6回2/3を9安打5失点)

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ロッテ散々…延長力尽く[デイリー]

逆風下での勝利はならなかった。同点の延長10回1死、ロッテのシコースキーが大引に痛恨被弾。それでもバレンタイン監督は「今日は全体的に、いいパフォーマンスで戦えた」とナインを称賛した。

バレンタイン監督の今季限りでの退団決定に端を発し、27日にはフロントが本拠地移転などに言及したなどという会議の議事録とされる“怪文書”が報道機関に送付された。そんな中で迎えた1週間ぶりの本拠地試合。重苦しい空気を払拭すべく選手は奮闘した。

4番に座った橋本将が「チャンスで何とかしたかった」と3安打3打点の活躍。今季不振の先発・小林宏も6回3失点と復調の兆しを見せた。試合後に一部ファンが球団への批判と、謝罪を要求する横断幕を掲げたが、目立った動きはその程度。大きな混乱はなかった。

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ロッテ・渡辺俊、今季初勝利ならず3敗目[サンスポ]

今季初勝利を狙った渡辺俊は7回途中9安打5失点で3敗目。「ボールが多く、野手にとっても自分にとっても、いいリズムで投げることができなかった」と肩を落とした。チームはオリックスに5連敗。試合後は前日28日に続いて右翼席に怪文書の内容に抗議する横断幕が掲げられ、ファンが「現場の声を聞け」などとフロントを批判した。

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ロッテ・井口、全治3週間…抹消の可能性[サンスポ]

ロッテ・井口資仁内野手(34)が出場選手登録を抹消される可能性が出てきた。27日に都内、28日に千葉・鴨川市内の病院で精密検査を受け「左大腿四頭筋損傷で全治3週間」と診断された。

井口は2試合連続で欠場した後、29日のオリックス5戦は9回に代打で出場し、遊ゴロに終わった。ボビー・バレンタイン監督(58)は「守備はできないだろうが、打つことはできる。本人もそういっている」と説明。30日の状態を見て、今後も代打で起用するか登録抹消かを判断する。

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清水選手会長が“お家騒動”シャットアウトだ[スポニチ]

ロッテ選手会長の清水が“雑音”をシャットアウトする姿勢を示した。バレンタイン監督の今季限りでの退任に端を発した一連の騒動に「必ず来ることが今来ている」とした上で「去年の冬から球団が改革を進めている。フロントと選手が一体となって、乗り切らないといけない」。フロントから選手に事情説明があったことも明かしたが「それは中だけの話。ユニホームを着たら集中するようにしたい。勝つことが1番」と話した。

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ノレない俊介5失点…ロッテがオリに5戦全敗[スポニチ]

ロッテ先発の渡辺俊が6回2/3を5失点で3敗目を喫した。「ボール球が多かったことでいいリズムで投げることができなかった」。序盤から制球に苦しみ6回まで107球を費やした。そして7回に大引、ラロッカに連続被弾。バレンタイン監督は「燃料切れになった」と言ったが、ベンチも渡辺俊を引っ張り過ぎた。オリックス戦は今季5戦全敗となったが、指揮官は「まだシーズンは始まったばかり」と語った。

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3試合ぶりの井口実は「全治3週間」[スポニチ]

ロッテは29日、左太腿の張りを訴えていた井口資仁内野手(34)が27日に都内、28日は千葉・鴨川市内の病院で精密検査を受け、両病院で「左大腿四頭筋損傷で全治3週間の見込み」と診断されたと発表した。疲労の蓄積が原因とみられ出場選手登録抹消の可能性を含めた処置は、30日以降の様子を見て決める。井口はこの日のオリックス戦に代打で3試合ぶりに出場したが依然、試合前練習は控えている。バレンタイン監督によると痛みは8日からあり、本人は「まだ守備ができるとは思えない」と話しているという。

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バーナムJr.が初アーチ[ニッカン]

ロッテの新外国人、バーナムJr.(34=ラニュー)が来日後初アーチを放った。0−5で迎えた9回裏1死一、二塁から外角高め直球を強振。それまでオリックス金子の前に完璧に抑えられていたが、最後の打席で右翼席中段に飛び込む3ランを放ち、一矢報いた。「最高の気分。うまく表現できないくらいだよ」と笑顔で話した。

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ロッテ、井口不在で攻撃力低下にボビー不安顔[サンスポ]

ロッテは5点を追う9回にバーナム・ジュニアが3ランを放ち、一発出れば同点の場面で代打に井口が登場した。だが、左太もも痛で2試合欠場していた井口は強い当たりの遊ゴロに倒れ、試合終了。バレンタイン監督は「野手の正面を突いてしまった」と不運を強調するしかなかった。

一方で、最後の猛追がそれまでの仕掛けの遅さも際立たせた。背景には井口不在の影響もあるだろう。監督は「いるといないでは違う」。存在の大きさをにおわせつつ、万全ではない4番打者の状態が悩ましそうだった。

バーナム・ジュニア
「どう表現していいかわからないが、最高。」(来日初本塁打)
渡辺俊
「ボール球が多かったことで、野手にとっても自分にとっても、いいリズムで投げることができなかった。」(6回2/3で5失点)

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井口は全治3週間…ロッテ[報知]

ロッテは29日、左太ももを痛めていた井口資仁内野手が「左大腿四頭筋損傷で全治3週間の見込み」と診断されたことを発表した。27、28日に複数の病院で検査を受けていた。原因は疲労の蓄積とみられ、出場選手登録を外す可能性を含めた処置は、30日以降の様子を見ながら決める見通し。

井口は29日、3試合ぶりに代打で出場したが依然、試合前の練習は控えている。バレンタイン監督は「今日の1打席で(30日に)どのような影響を与えるかを考えて判断したい」と述べた。監督によると痛みは8日からあり、本人は「まだ守備ができるとは思えない」と話しているという。

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ロッテ“怪文書”騒動の新事実…FAX送付先を選別[夕刊フジ]

今月27日に報道各社にFAXで送付された「社長ミーティング議事録」なるもの。「千葉のくだらないファンなら(本拠地を)変えようか」「バレンタイン監督をどこで帰すか」と瀬戸山球団社長が発言したことになっている。当の瀬戸山球団社長は全面否定、本社で独自に調査すると言明している。

が、この騒動で1番興味深いのは、「西村ヘッドコーチ、来季一軍監督に昇格決定」「来季ロッテ監督に前WBC日本代表投手コーチの与田氏が最有力候補に」と報じたスポーツ新聞2社にはこのFAXが送られていないことだ。

「新聞社プロ野球各位 土曜日の日経記事に関する資料を送ります 千葉ロッテマリーンズのために M」という文書の送り主の魂胆は見え見えだろう。バレンタイン監督の今季限りの解任を阻止しようという狙いがあって、ロッテ球団のイメージダウンを意図、ロッテファンにバレンタイン続投を支持させようとしているのだ。球団側の既定路線に沿って、来季の新監督報道をするような新聞社は敵だというワケだろう。

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