5月8日5月8日ロッテが4安打ながら4点を取り3人の継投で逃げ切り2連勝、5位西武との差を0.5に縮めた。1点を追うロッテは1回、西岡の3号2ランで逆転するも3回草野の15試合連続安打となる2号2ランで再び逆転される。1点を追う3回井口の犠飛で同点とすると、5回には井口のタイムリー二塁打で勝ち越した。先発・清水直は7回を投げ3失点で今季初勝利、楽天戦は去年から4連勝。楽天の先発永井は7回を投げ4安打4失点で今季初黒星、自身の連勝は3でストップした。2位日本ハムとのゲーム差は1に縮まり、千葉マリンでは3連敗。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 東北楽天 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
| 千葉ロッテ | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | x | 4 |
ロッテのエース清水が、波乱万丈の投球で今季初勝利を挙げた。初回に楽天に先制を許し、3回の逆転2ランを浴びる苦しい立ち上がり。3回には降雨のため40分の中断を味わい、5回終了後にはファンサービスの花火の煙がグラウンドに立ち込め、試合を一時ストップするアクシデントもあった。「僕が投げる時は色々あるんですよ。でも日本シリーズ（05年第1戦）の霧の時より風があったのですぐに抜けると思った」と動じることはなかった。
むしろ中断の間に気持ちを高めた。「雨で投げ急いでいたので、ゆっくり投げることを意識した」と、4回以降は無失点で味方の反撃を呼び込んだ。7回8安打3失点で先発の役割を果たし、今季初のお立ち台。「かなりチームに迷惑をかけてきたので、嬉しいですね。最後まで諦めずに戦えば必ずいい方向に向かう」と、4月26日以来のチーム2連勝で浮上のきっかけをつかみそうだ。
「IT」コンビがまた勝利へと導いた。1点を先制された直後の1回裏1死二塁から西岡が3号2ラン。内角高め直球を右翼席中断まで運んだ一打に「少し詰まり気味でしたがいい打撃ができました」。さらに同点の5回2死二塁から、井口の左翼線への適時二塁打で勝ち越しに成功。「久し振りのヒットがチャンスで出てよかった。内角球をうまく打つことができた」と3試合ぶりの安打に満足げだった。
ロッテ清水が今季初勝利を挙げた。開幕登板から約1ヶ月。7回を8安打3失点と粘った。3回裏の途中で降雨により約40分間の中断。6回には打ち上げ花火の煙が流れず、視界をさえぎられるハプニングがあったが「マウンドに立ってる以上は気持ちを切り替えて集中して投げた」。
ロッテ・井口が同点犠飛＆決勝打だ。雨天中断から試合再開した3回は、1死満塁で同点の中犠飛。5回2死二塁からは左翼線へ決勝の適時二塁打を放った。40分間の中断に「気持ちはきれなかった。慣れていますから」とキッパリ。4年間在籍した米大リーグでは長時間の中断は当たり前。ロッカールームで試合のビデオを見て、集中力を維持した。
ロッテの清水が、7回3失点と粘りの投球で今季初勝利をつかんだ。「野手に本当に感謝です。初勝利？ここまで長くて…嬉しい」。3回途中に雨が強まり40分間の中断。6回には5回終了後の打ち上げ花火の煙が球場に立ち込めるアクシデントも集中力を切らさなかった。05年にはイベントで使用した人工の桜がグラウンドに入り込み、同年の日本シリーズでは濃霧で試合中断を経験している大黒柱は「僕が投げるときは色んなことが起こる。序盤は雨で投げ急いだけど中断後はうまく切り替えられた」と笑顔で話した。
雨にも負けず、ロッテのエース清水直が今季初勝利を挙げた。3回途中に激しい雨のため40分間の中断。6回途中には直前に打ち上げられた花火の煙が球場を覆うアクシデントにも見舞われた。だが、負けなかった。
「ここまで長くかかったので、嬉しいですね」。3回までに3点を失ったが、逆に中断が吉と出た。40分の間、ブルペンに入り直し20球程度を投げ修正。「気持ちを切り替えられた」。再びマウンドに上がると、清水直らしい安定感ある投球で味方の援護も呼んだ。
中断には何かと縁がある。05年4月のソフトバンク戦では紙吹雪が舞い一時中断。同年の阪神との日本シリーズで濃霧コールドを経験した。しかし、いずれも勝利投手となり、「僕が投げる日は何かある」。むしろハプニングを“吉兆”ととらえ、自らのリズムで投げ続けた。
今季開幕投手を務めながら、4月19日には登録抹消。事実上の再調整だった。2軍の球場では黙々とランニングに励み「原点に戻れた」と、自分をもう1度見つめ直した。これでチームは連勝。「必ずいい方向に向かう」。自信を取り戻したエースが強く言い切った。
ロッテのエース清水が今季5度目の登板で初勝利を挙げた。初回に先制を許す苦しい立ち上がりの上に、3回には降雨のため40分間試合が中断したが、気持ちが切れることはなかった。むしろ中断の間に集中力を高めた。「雨で投げ急いでいたので、ゆっくり投げることを意識した」と、4回以降は無失点で味方の反撃を呼び込んだ。7回8安打3失点で先発の役割を果たし笑顔が絶えなかった。
ロッテ開幕投手の清水が7回3失点で今季初勝利。打線は3−3の5回2死二塁で井口が決勝の適時二塁打を放ち、チームは2連勝。楽天は1回に先制し、1−2の3回には草野の2ランで逆転したが、4回以降は打線が沈黙した。
5試合目での勝利に清水は「ひた向きに取り組んできたつもり。何とか勝ててよかった」。2軍調整を経て得た白星にホッとした様子。
前半は雨中での投球、6回途中には直前に打ち上げられた花火の煙と思われるものがグラウンドを覆い、一時プレーを止められた。集中力を保ちにくい条件下での好投に「切り替えて投げようと思った。僕が投げると色々なことがある」。アクシデントにも動じないエースが帰ってきた。
ロッテの清水が5試合目でやっと勝った。2軍調整を経ての白星に「ひた向きに取り組んできたつもり。何とか勝ててよかった」。11カード目にして、実に2度目の初戦勝利にも貢献し、実感がこもった。
前半は雨中での投球、6回途中には直前に打ち上げられた花火の煙と思われるものがグラウンドを覆い、一時プレーを止められた。集中力を保ちにくい条件下での好投に「切り替えて投げようと思った。僕が投げると色々なことがある」。お立ち台で降り出した雨も気持ち良さそうに浴びていた。
井口が2打点でチームを逆転勝ちに導いた。1点を追う3回、5試合ぶりの打点となる中犠飛で同点に。中断後の打席だったが「（メジャーでは）2時間待つのも普通。雨には慣れている」とさらりと振り返った。
さらに5回には内角球を巧みにとらえ、ファウルにすることなく左翼線に運ぶ決勝の二塁打。「この感じを大事にしたい」。左太もも痛の影響で指名打者での出番が続くが、この日の試合前にはシートノックに復帰するなど、攻守ともに全開でプレーできる日も近づいている。