わたしはかもめ2009年鴎の便り(5月)

便

5月12日

福岡ソフトバンク1−2千葉ロッテ(ヤフードーム)

井口の02年以来7年ぶりの3試合連続本塁打で勝ち越したロッテが2連勝で借金を4とし5位タイに浮上。ロッテは1回、井口のタイムリー適時打で先制。同点で迎えた6回にも井口の8号ソロで勝ち越し、そのまま逃げ切った。先発の成瀬は自己最多タイの13奪三振を奪うなど7回を5安打1失点で2勝目。セーブは荻野について4個目で開幕から12試合連続自責点0で依然防御率は0.00。ソフトバンクは2回、オーティズのオーティズのレフトオーバー二塁打で同点に追いつくも5回以降は無安打に抑えられロッテ戦の連勝は2でストップし借金は3。

123456789R
千葉ロッテ1000010002
福岡ソフトバンク0100000001
成瀬
「前回やられていたのですごい気合が入っていました。序盤はヒットを打たれてしまったのですが、結果的に7回5安打で抑えることができたのは納得しています。今日は勝負所でしっかりコースに投げる事ができました。三振も13個と自分としては多すぎなのですが、いい自信になり次回の登板にも繋げて行きたいです。日曜日に唐川が、いいピッチングをしたので続くことができてホッとしています。チームも連勝できたのも大きいですね。」(7回1失点・今季2勝目)

◇井口、メジャーのパワー

千葉ロッテの井口が4年間のメジャー生活で身に付けたパワーを、かつての本拠地で見せつけた。1回に先制の三塁打。内角の厳しい直球で見逃しのストライクを取られた直後、外角高めの144キロ。前の球の残像で踏み込みが甘くなりがちな状況で中堅右のフェンスに直撃させ「少し詰まったが、うまく押し込めた」。さらに同点の6回には得意の右方向へ勝ち越しの一発。これも144キロの速球を力でねじ伏せた打撃だった。

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7回13K、成瀬2勝

本領発揮だ。ロッテ成瀬が快投で2勝目を挙げた。キレのある直球と右打者の外角低めに沈むチェンジアップが、面白いように決まった。7回まで毎回奪った三振は、自己最多タイの13個。「ちょっと出来過ぎ。そんなに取ってる意識はなかった」と喜んだ。

前回の13奪三振は06年6月7日の中日戦(ナゴヤドーム)。「内容が違う。あの時は逆球が結構あった。今日は思ったところに投げられたから」と成長ぶりに胸を張った。人指し指のツメが割れ降板したが、村田兆治さんの持つ球団記録、16奪三振への期待も抱かせる内容だった。「割れたツメは投げようと思えば投げられた程度。それだけ指のかかりが良かったということ」と、前向きにとらえた。

本来の姿を取り戻した成瀬にバレンタイン監督も「今年1番の出来。チームがこういう姿を待ち望んでいた」と手放しで褒めた。最下位からの逆襲を期するチームにとっても、大きなナウセの快投だった。

自己最多タイ
成瀬が06年6月7日中日戦に並ぶ自己最多タイの13奪三振。10日の唐川(楽天から11個)に次いで2ケタ奪三振となった。ロッテの2投手が2試合続けて2ケタ奪三振を記録したのは94年8月19日の伊良部(12個)同20日の成本(救援で10個=共に日本ハム戦)以来、チーム15年ぶり。

◇井口3戦連発

井口が6回、3試合連続となる8号ソロを放った。右翼ポール際への値千金の勝ち越し打に「成瀬が好投していたし、いい勝ち方。こういう締まったゲームをしていけば、上にいける」と手応えを口にした。1回には三塁打も放ち、左太もも痛の影響を感じさせない。「来週くらいから守りたいと思っている」と、プレーしながら治す意向だった。

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自己タイ13K!成瀬圧巻2勝…ロッテ[報知]

成瀬が左手人指し指の爪を割り、7回5安打1失点で降板しながら、自己最多タイの13奪三振。「出来すぎ。勝負どころでコースに決まった」。2007年に16勝し、昨季は8勝。今季は石垣島キャンプで左内転筋を痛め、2軍開幕。「ワンバウンドになってもいいと思って練習してきた。自分は出来ると言い聞かせてきた」。横浜高で学んだ低めへの制球力を磨き、結果につなげた。

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成瀬復活の予兆、13奪三振[デイリー]

人指し指のつめが割れ7回1失点で降板したロッテ・成瀬は「そのぐらい指にボールが掛かっていた」。前回登板はこのカードで打ち込まれ「とにかく低めに投げようと意識した。自分はできると言い聞かせてきた」。7回まで自己最多に並ぶ13奪三振。「三振数は出来過ぎ。百点満点」。1年間、失っていた輝きが戻りつつある。

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成瀬「100点満点です」最多13Kで2勝目![スポニチ]

ロッテ・成瀬が自己最多タイの13奪三振。左手人指し指のツメを割って7回で降板も、1失点にまとめて2勝目を挙げた。「勝負どころで球が低めに集まった。100点満点です」。前回3日の同カードは4回途中KO。高めに浮いた球を狙い打たれた点を猛省し、調整ではブルペンでもチェンジアップをワンバウンドさせる意識で練習に取り組んだ。弟分の唐川が10日の楽天戦で完封したことも刺激になり、06年6月7日の中日戦以来の13奪三振。「中日戦は覚えているけど技術が違う。あの時は逆球が多かったけど、今は思ったコースに投げられている」。左足内転筋を痛めて出遅れた左腕の完全復調は、最下位からの巻き返しを期すチームにとって大きな意味を持つ。バレンタイン監督も「成瀬は今年1番の出来。こういう姿を待ち望んでいた」と称えた。

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ロッテ・井口、メジャー仕込みの8号決勝弾[サンスポ]

井口はいずれも長打で先制打と決勝打。4年間のメジャー生活で身につけたパワーを、古巣の本拠地で見せつけた。1回は中堅右のフェンスを直撃する適時三塁打。「少し詰まったが、うまく押し込めた」。同点の6回は3試合連続本塁打となる8号決勝弾。「粘ってコンパクトにはじき返すことができた」と納得の表情で振り返った。

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亜大・東浜にロッテスカウト熱視線/東都[サンスポ]

東都の星がまた輝いた。亜大の1年生右腕・東浜巨(なお)投手(沖縄尚学)が12日、立正大との1回戦で5安打1失点。完投で4連勝を達成した。5回に適時打で1点を許し、記録が残る1950年以降では初の4連続完封こそ逃したが、4連続完投勝利は07年秋の東洋大・大場翔太(現ソフトバンク)以来。“巨くん”フィーバーに沸く神宮が熱い!!

東浜を視察したロッテ・山下徳仁スカウトは「4試合見た中で今日が1番調子がよくないけど、1番丁寧に投げてますね」と感心した。この日も変化球を低めに集める投球だったが、東浜の特徴を「多彩な球種をリリースポイントのバラつきなく投げられるから、打者はタイミングが取りにくい」と分析。今後も、全試合視察する構えだ。

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成瀬自己最多タイ13Kで2勝目[ニッカン]

ロッテ成瀬善久投手(23)が、自己最多タイとなる13奪三振の好投で2勝目を挙げた。直球のキレとチェンジアップの制球が抜群で、前回、3日の試合で3回3分の1を5失点とやられたソフトバンク打線にリベンジした。「この1週間が長く感じました」と喜んだ。勝負球が浮いた反省を生かそうと、ワンバウンドでもいいと思ってチェンジアップを投げる練習をした。「できると自分に言い聞かせて投げました。結果が出た。チームが勝てて良かった」と、ホッとした表情をのぞかせた。

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井口7年ぶりの3戦連発[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(34)が3戦連続の8号ソロを放った。6回、外角低めの直球にバットのヘッドを合わせるようにスイング。振り切らずに止めることで右翼ポール際に、きれずに入った。「打席では粘ることができた。3試合連続?記憶にないな。ホームランバッターではないので、意識はしてないよ」と話したが、ダイエー時代の01年と02年にも経験済み。5年ぶりの日本球界でも衰えないパワーをみせつけた。

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ロッテ・井口、メジャーのパワー見せつける[サンスポ]

ロッテの井口が4年間のメジャー生活で身に着けたパワーを、かつての本拠地で見せつけた。

1回に先制の三塁打。内角の厳しい直球で見逃しのストライクを取られた直後、外角高めの144キロ。前の球の残像で踏み込みが甘くなりがちな状況で中堅右のフェンスに直撃させ「少し詰まったが、うまく押し込めた」。

さらに同点の6回には得意の右方向へ勝ち越しの一発。これも144キロの速球を力でねじ伏せた打撃だった。

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