5月18日5月18日ロッテの若きエース唐川侑己投手（19）が交流戦の「開幕投手」を務める。18日、さいたま市内のロッテ浦和球場でキャッチボールなど約2時間の最終調整を行った。昨年は交流戦4試合に登板して0勝1敗に終わったが、苦手のクイックモーションでの投球を克服してレベルアップ。今季は開幕からローテを守りチームトップの3勝を挙げている。「昨年のことを聞かれるのはナンセンス。今年はポジティブにしっかり投げれば大丈夫だと思う」と、自信をみなぎらせた。
横浜とは昨年のオープン戦で初対戦し、1回無失点デビューした相性の良い相手でもある。「ビデオを見て3、4、5番の右打者が軸になると思うので、その前に走者を出さないこと、イニングの頭をしっかり抑えていきたい」と話した。また、両チームとも監督問題で揺れているが、「気にはなるけど試合になれば集中できる」と、モットーである“泰然自若”の精神でマウンドに立つ。
ロッテ・唐川が、交流戦の“開幕投手”を務める。1年目の昨季はデビュー戦から3戦3勝と好調だったが、交流戦から低迷し、4試合で0勝1敗、防御率8.05で2軍落ち。しかし、進化する19歳は「昨年のことを聞かれるのはナンセンス」とキッパリ。相手は監督問題で揺れる横浜だが「気にはなるけど、それとプレーは別」と気持ちを集中させた。
2年連続で交流戦開幕戦先発が濃厚なロッテの唐川侑己投手（19）が18日、さいたま市内のロッテ浦和球場室内練習場で最終調整を行い、19日の横浜戦（千葉）での交流戦初白星を誓った。
ルーキーだった昨年は開幕3連勝を挙げたが、交流戦では初戦の巨人戦で初KOを喫するなど、4試合で0勝1敗、防御率8.05（19イニング17失点）とプロの厳しさを味わった。しかし、今年はオフから課題のクイックに取り組むなど、投球にグッと安定感を増した。10日の楽天戦ではプロ初完封も達成しただけに「去年の話をするのはナンセンスだと思います。しっかり投げられれば問題はない」と鼻息が荒い。
約1時間、キャッチボールとストレッチで汗を流した右腕は、「交流戦優勝のためにも、初戦は大事になってくる。チームに勢いが付けられるようなピッチングをしたい」と、1年間の成長を見せつける機会を、今か今かと待ちわびていた。
2年連続で交流戦開幕投手を務める唐川がロッテ浦和で約2時間の調整。昨季はデビュー3連勝後に臨んだ交流戦4試合で0勝1敗、防御率8.05と打ち込まれたが「去年のことを聞かれるのはナンセンスかなと思う」と言い切った。今や先発陣の軸となった自覚。監督問題で揺れるチーム同士の対戦にも「試合になれば集中できる。チームに勢いをつけたい」と2年目の成長を見せたいところだ。
プロ野球 甲子園名物のジェット風船が、新型インフルエンザの影響で、当分の間姿を消すことになった。阪神はこの日、球団事務所で対策会議を開催。24日（ロッテ戦）以降の甲子園での試合で、観客にジェット風船を飛ばすのを自粛するように呼びかける方針を確認した。また、すでに前売り券の購入者らからキャンセルの問い合わせが殺到している状況に沼沢球団本部長は「興行は行う予定で、払い戻しをしないのが原則だが、問題意識を持って検討していく」と、払い戻しなどの特別措置を取る可能性も認めた。入場門では、手、指の消毒液を用意するという。ジェット風船についてはソフトバンクも19日の阪神戦からヤフーDで、ヤクルトも24日のソフトバンク戦から、神宮球場内での使用、販売自粛を決めた。
日本プロ野球機構（NPB）の長谷川一雄事務局長は18日、新型インフルエンザ対策について「（19日に始まる）交流戦は予定通りやります」と話し、現時点での開催中止を否定。各球団やファンに対し、これまで通り手洗いやうがいの励行を呼び掛けていく方針。
日本野球機構の長谷川一雄事務局長（59）は18日、関西地方を中心に感染が拡大している新型インフルエンザへの対策を問われ「当然ある一定レベルに行けば、試合開催の可否を考えないといけないが、今のところ（19日に始まる）交流戦は予定通り」として現時点での試合開催中止などを否定した。また同事務局長は今後について「精通している都道府県、市町村の衛生担当の指示をきっちりやりたい」と話した。
一方、24日から甲子園でのロッテ戦が控える阪神の沼沢正二球団本部長（51）は「状況の推移を見守っている」と話した上で「政府、自治体に興行自粛を求められていない。やるつもりでいる」と話した。またジェット風船については「自粛する方向で調整中」としている。
日本野球機構の長谷川一雄事務局長は18日、関西地方を中心に感染が拡大している新型インフルエンザへの対策を問われ「（19日に始まる）交流戦は予定通りやります」と話し、現時点での開催中止などを否定した。長谷川事務局長は今後について「精通している都道府県、市町村の衛生担当の指示をきっちりやりたい」と話した。各球団やファンに対しては、これまで通り手洗いやうがいの励行を呼び掛けていく方針。
プロ野球阪神の沼沢正二球団本部長は18日、新型インフルエンザの国内感染の広がりに関し「状況の推移を見守っている」と話した。直近の主催試合は24日から甲子園球場で行うロッテ2連戦だが、興行中止の可能性については「政府、自治体に興行自粛を求められていない。やるつもりでいる」と話した。またジェット風船については「自粛する方向で調整中」と言う。
09年度のドラフト会議の日程が10月29日に決定した。プロアマ連絡協議会が18日、東京・内幸町の日本野球機構で行われ、最終確認が行われた。アマ側はこれをもとに、志望届の締め切り日を設定する。日本学生野球協会の内藤雅之事務局長は「高校と大学は、スタートが違っても締め切り日は一緒になります」と話した。同会議では他に、メジャーのスカウトの調査について、プロ側からアマ側に協力要請があり、アマ側が受け入れた。また、形骸化した部分のある全日本野球会議の組織の見直しを検討していくことが確認された。
日本プロ野球組織（NPB）と日本野球連盟、日本学生野球協会、日本高野連のアマ3団体によるプロ・アマ協議会が18日、都内で行われ、今年のドラフト会議を10月29日に開くことが決まった。すでに高校と大学、社会人を同時に行う一括ドラフトとすることも決まっている。このほかプロ側から大リーグ球団のスカウト活動調査に協力する要請が出され、アマ側が承諾。また、2012年ロンドン五輪で野球が実施競技から除外されたこともあり、93年に発足したプロ・アマ幹部で構成される全日本野球会議の活動を見直すことも決めた。
横浜の佐々木邦昭球団社長（62）が18日午前、横浜市内の球団事務所で大矢明彦監督（61）と会談し、成績不振を理由にシーズン途中での電撃解任を通告した。19日に開幕する交流戦からは、田代富雄2軍監督（54）が監督代行を務める。来季以降については球団が外国人監督の方針を固める中、球団OBでドジャースなどで監督を歴任したジム・トレーシー氏（53）が候補に浮上した。
横浜が来季は外国人監督を視野に入れる中、今季限りでロッテ退任が決まっているバレンタイン監督の名前が、候補に挙がる可能性はある。ロッテは昨年12月に2010年以降の契約を結ばないと通告。球界関係者によると、同監督は、今でも日本で指揮をとることに意欲をみせており、今後の動向に注目だ。