5月25日5月25日阪神が先発・久保の移籍後初勝利で連勝、借金を5とした。阪神は2点ビハインドの6回、金本の犠飛で1点を返すと、続く新井の9試合ぶりの6号3ランで逆転に成功。先発・久保は6回を3安打2失点で移籍後初勝利を古巣・ロッテから挙げ、交流戦2位タイとなる通算13勝目を挙げた。最後は藤川が締めて4月16日以来の3セーブ目。ロッテは6回、大松のタイムリー、里崎の犠飛で2点を先制。逆転された直後の7回にはランビンの3号ソロで1点差に迫るも及ばず。先発・清水直は5回2/3を4失点で3敗目。チームの借金は4。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 3 |
| 阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | x | 4 |
千葉ロッテは9回、藤川を2死満塁まで攻め立てながら及ばなかった。バレンタイン監督は「最初から最後まで必死な戦いはできた」と打線の姿勢には一定の評価を与えた。
だが依然、拙攻が目立つ。序盤に制球が定まっていなかった久保を崩せず、かつての同僚に移籍後初白星を献上。そして皮肉にも最後に好機をつくったことで、残塁は5試合連続で2ケタに乗った。指揮官は「いくつかチャンスは得たが、生かせなかった」と力なく言うしかなかった。
報徳学園出身のエース清水が、凱旋登板を白星で飾れなかった。5回まで3安打無失点と今季1番の好投を見せたが、打順が3回り目に入った6回につかまった。連打と四球で無死満塁から金本の犠飛と新井の逆転3ランで4失点KO。「あの回の先頭打者の平野に、フルカウントからゴロとはいえヒットを打たれたことが悔やまれる。ツメの甘さが出たかな」と反省しきりだった。阪神に痛い黒星を喫し、借金は4に膨らんだ。
ロッテは、9回も2死満塁まで攻め立てたが、5試合連続の2ケタ残塁でかつての同僚・久保に移籍後初白星を献上した。久保とは04年ドラフトの同期入団で6回に先制打を放った大松は「対戦を楽しみにしていた。うまく打てたのは良かったけど勝たないと。打ち気をそらす投球は健在でした」。バレンタイン監督も「（久保の）悪い球に手を出して、こちらの打線が助けてしまった」と渋い表情だった。
ロッテのエース清水が、一発病で3敗目を喫した。5回まで最速150キロの直球で押したが、味方が2点を先制した直後の6回に新井に逆転3ランを浴びるなど4失点。登板7試合で8被本塁打という深刻な状態だ。打線も5試合連続2ケタ残塁で、元チームメートの久保に移籍後初勝利を献上。清水は「これまでに比べたら、打者に向かう投球ができていた。もったいない」と肩を落とした。
ロッテは9回、藤川を2死満塁まで攻め立てながら及ばなかった。バレンタイン監督は「最初から最後まで必死な戦いはできた」と打線の姿勢には一定の評価を与えた。 だが依然、拙攻が目立つ。序盤に制球が定まっていなかった久保を崩せず、かつての同僚に移籍後初白星を献上。そして皮肉にも最後に好機をつくったことで、残塁は5試合連続で2けたに乗った。指揮官は「いくつかチャンスは得たが、生かせなかった」と力なく言うしかなかった。
ロッテのエース清水が5回2/3、4失点KOで今季3敗目を喫した。5回まで3安打無失点と今季1番の好投を見せたが、6回に新井の逆転3ランなどで4失点KO。「1イニング4失点は大変なこと。詰めの甘さが出たかな」と反省しきりだった。一方の打線も1点差に詰め寄った8、9回に得点圏に走者を進めたが、あと1本が出なかった。バレンタイン監督は「最後まで必死の戦いができた」と悔しさを押し殺した。