わたしはかもめ2009年鴎の便り(6月)

便

6月7日

横浜7−9千葉ロッテ(横浜)

ロッテが5月2日以来28試合振りの9得点で連敗を2で止める。1回里崎・ベニーの連続押し出し四球、ランビンの4号自身初満塁本塁打、30歳の誕生日弾で6点を先制、5回・9回大松の5号ソロ、6号2ランで加点、大松の1試合2本塁打は06年4月19日楽天戦以来自身2度目。先発・成瀬は5回9安打3被弾4失点も4勝目。横浜は今季初の7連敗で今季ワーストの借金17。金城の自身8本目の先頭打者5号ソロ、内川の11号ソロ、佐伯の5号ソロ、村田の9号2ランなど16安打も10残塁。先発・グリンは交流戦6連敗、両リーグワースト7敗目。

123456789R
千葉ロッテ6000100029
横浜1002110027
ランビン
「高目のストレートをいいスイングで捉えることができた。エキサイティングしてガッツポーズが自然と出てしまった。今日は30歳の誕生日だったけど、チームも勝利できたし忘れられない1日だね。7回に守りでもいいプレーができ、チームの勝利に貢献できて本当に嬉しい。これからも、チームの勝利に少しでも貢献できるようにハッスルして行きたい。」(初回満塁ホームラン)

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3発で6戦ぶり勝利

ロッテが、5月13日ソフトバンク戦(北九州)以来となる1試合3本塁打のアーチ攻勢で6試合ぶりの勝利をものにした。まずは初回。横浜グリンから2点を先制してなおも1死満塁、ランビンが初の満塁弾で大量リードを奪った。偶然にもこの日が30歳の誕生日。「今晩はナイスディナーになる。妻とワインを飲んで祝いたい」と、ランビンダンスを踊りながら喜びに浸った。

チームとして6試合ぶりに飛び出したこの1発で、打線も活気づいた。交流戦に入ってタイムリー欠乏症に陥り、感情的になったバレンタイン監督が打撃コーチ交代まで口にしたこともあった。だが、この日はコーチ陣と話し合って決めた「3番大松」が的中。打率2割6厘の不振が嘘のように5回に右翼越え5号ソロ。9回には右翼席最上段へ飛距離130メートル2ランをマークした。「今季初めて3番に座ったが、初回に打席が回ってくるので試合に入りやすかった。これで乗って生きたい」と、3年ぶり1試合2本塁打を振り返った。

交流戦15試合目で最多9得点。バレンタイン監督もようやく機嫌が直った。「大松が3番で良い形になるかと思った。彼のモチベーションを上げるためにもいいきっかけになったと思う」と大砲の復活がチーム上昇のカギを握る。

◇新守護神に小林宏浮上

先発ローテの柱、小林宏がストッパーに転向する可能性が出てきた。試合前にバレンタイン監督と石川副代表が、今後のリリーフ陣の起用法について話し合った。3連投していたため、この日は守護神デビューは見送られたが、井上投手コーチは「期限とか分からないが可能性はある」と話した。同監督も「これから先の戦いでミラクルを起こすためにもリリーフ陣の順番に変化をつける必要がある」と話した。小林宏は「まだ何も聞いていない。やれと言われればやるだけです」と話すにとどまった。

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ランビン満塁打[千葉日報]

◇成瀬また3被弾

千葉ロッテ先発の成瀬はチームトップタイの4勝目。大量援護点に助けられた。立ち上がりから球が高く、1回先頭の金城に一発を浴び、4回には内川、佐伯にもスタンドまで運ばれた。前回の横浜戦でも金城、村田、佐伯に本塁打を許しており今回も3被弾。同じことを繰り返し「ホームランされた3球は全て甘い球。打たれるべくして打たれた」と反省した。

本来ならば楽に投げられる展開だったが、9安打で4点を失い5回で降板。「あれだけの援護をしてもらったのに、自分の投球を修正できずに早い回で降板してしまったことが悔しい」。自身の連勝にも笑顔はなかった。

◇救援陣を再編

千葉ロッテがリリーフ陣を再編した。昨年から抑えを務めていた荻野を中継ぎに回し、球威と今季の安定感では荻野に勝っていたシコースキーを抑えに昇格させた。

最近は打線が極度の不振。継投には、より高いレベルの防御力が求められていた。皮肉にもこの日は攻撃が活発で、シコースキーも2点を失うなど新たな「勝利の方程式」の評価は持ち越された。それでも、6試合ぶりの勝利にバレンタイン監督は「ここからミラクルを起こすため、勢いを付ける手だての1つ」と自信をのぞかせた。

◇3年ぶり1戦2発

今季初の3番に起用された千葉ロッテ・大松が、2006年4月以来の1試合2本塁打。ベンチの期待に応えた。

5回、体勢を崩されながら変化球をすくい上げ1ヶ月ぶりの右越えソロ。追い上げられた9回には「何とかやり返したいという強い気持ちで打席に入りました」と、前回の対戦で打ち取られたベテラン左腕・工藤のカットボールを右越えに運ぶ6号2ラン。貴重な追加点を挙げた。

打撃不振が続いていた左の大砲は「2本とも自分らしいホームランだったので満足しています」。復調のきっけにするつもりだ。

バレンタイン監督
「大松を3番に置くことで打線にいい形ができると思った。また、彼の気持ちを高める必要もあった。これをきっかけによい状態が出ればいい。成瀬は勝ち投手の仕事をしてくれたが、これ以上の働きができるはず。」

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新守護神?バレンタイン監督「ミラクルなシーズンへ向けて…」[スポニチ]

3日の巨人戦(千葉)から中継ぎに回っている小林宏が、ストッパーを務める可能性が出てきた。7日は今季8セーブの荻野が7回に中継ぎで登板し、9回はシコースキーが登板。バレンタイン監督は「今後のミラクルなシーズンへ向けて、勢いをつけるためにも変化をつけた」と説明した。試合前には石川副代表と会談。小林宏のストッパー起用案も話し合われた。中継ぎとして3試合無失点の小林宏は「やれと言われればやるしかない」とした。

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ロッテ、6戦ぶり一発で6戦ぶり勝利![サンスポ]

ぶりぶりぶり。と、いっても魚の種類ではない。トイレでしゃがんだ際に出る音でもない。これがロッテの快感だった。

眠れる打線が目を覚ました。5試合本塁打のない『アーチ便秘症』に陥っていたが、6試合“ぶり”に一発が飛び出した。

「ずっと(自分は)打っていなかったので、いつ以来の本塁打かも分からない」と2本塁打の大松。5月6日の日本ハム戦(千葉マリン)以来、約1ヶ月“ぶり”のアーチに、ほっとした表情を浮かべた。

火をつけたのはランビンだった。1回1死満塁で、自ら30歳の誕生日を祝うグランドスラム。10試合“ぶり”の一発は、プロ野球通算1999本目の満塁弾にもなった。

出そうで出ない。交流戦では苦しんでいた。試合前まで、チーム本塁打はわずか3本(14試合)で12球団ワースト。計6本になっても最下位は変わらないが、出ないよりは出た方がいい。

「今日をキッカケにのっていけたらいいですね」と大松。ここ4戦で3分けの“引き分け地獄”から脱出して、5月30日以来、6試合“ぶり”の白星。つまり、6月初勝利。ぶりぶりぶりっ。はぁ〜スッキリした。

◇サブロー、横浜戦を欠場

ロッテのサブロー外野手(33)が、横浜−ロッテ3回戦(横浜)を欠場した。6日の中日戦(ナゴヤドーム)で左足首に自打球を受けたためで、病院には行かず8日の出場は様子を見て決める。

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ロッテ3発!コーチ人事騒動振り払った[スポニチ]

ロッテは初回に連続押し出し四球で2点を先制。なお1死満塁からランビンが右越え4号グランドスラムだ。この日が30歳の誕生日の助っ人は「アメリカも含めて満塁アーチは初めて。こんなハッピーなプレゼントはもらったことがないよ」とスタンドからの喝采に大喜びだった。

また5、9回には今季初めて3番に入った大松が2発。交流戦14試合で3本塁打だったチームが、1試合で3本塁打を放って6月初勝利。あまりの貧打に“打撃コーチ交代発言”を口にしていたバレンタイン監督も「大松が3番に入ればいい形になる。彼自身が気持ちを高める要素も必要だと思った」と満足げだった。

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ランビン、バースデー満塁弾…ロッテ[報知]

バースデー弾が飛び出したのは、初回1死満塁だった。30回目の誕生日を迎えたランビンが、右翼ポール際へ4号グランドスラムをかけた。「(満塁弾は)大学以来の感触。こんなにハッピーな誕生日プレゼントはないね」。守備でも中堅で、7回にダイビングキャッチ。試合後、来日3度目の“ランビンダンス”を披露した。

昨オフ結婚したばかりの助っ人は6日の横浜移動後に、妻・サラさんと誕生日前夜のささやかな時間を楽しんだ。「彼女は起きるのが遅いから、本塁打を見逃したかも知れないね。今晩は彼女とワインでも飲んで、明日に備えるよ」。

チームのもやもやを吹き飛ばした。6日までの4戦で3度ドロー。5日の中日戦(ナゴヤD)後に、バレンタイン監督が高橋打撃コーチの降格を示唆。ドタバタ騒ぎになった。妻への愛を誓う“三十路男”は、お家騒動も一掃する覚悟だ。

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成瀬4勝目も「申し訳ない」[ニッカン]

ロッテの左腕エース成瀬が、味方の大量援護に助けられ4勝目を挙げた。5回を投げて3本塁打を含む9安打4点を失ったが、幸運な勝利をものにした。「全て悪かった。コントロール、キレ。試合中にコントロールを修正できなかった。あれだけ援護してもらったのに申し訳ない。次回はしっかり投げたい」と野手陣に感謝していた。

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ロッテ6試合ぶり勝利!ミラクルへ救援再編[サンスポ]

ロッテがリリーフ陣を再編した。昨年から抑えを務めていた荻野を中継ぎに回し、球威と今季の安定感では荻野に勝っていたシコースキーを抑えに昇格させた。

最近は打線が極度の不振。継投には、より高いレベルの防御力が求められていた。皮肉にもこの日は攻撃が活発で、シコースキーも2点を失うなど新たな「勝利の方程式」の評価は持ち越された。それでも、6試合ぶりの勝利にバレンタイン監督は「ここからミラクルを起こすため、勢いを付ける手だての1つ」と自信をのぞかせた。

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ランビンがバースデー満塁弾[ニッカン]

ロッテのチェイス・ランビン内野手(30)が1回に、自身初の満塁本塁打をマークした。2点を先制してなおも1死満塁から、グリンの143キロ直球を右翼ポール際へ運んだ。「相手が立ち上がりに苦しんでいたので、ゾーンを絞って待っていた」と笑顔。この日が30歳の誕生日とあって、左翼席のロッテファンからボードを掲げるなど祝福された。「こんな経験は初めて。とても嬉しかった」と二重の喜びに浸っていた。

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