6月13日6月13日ロッテが今季3度目の先発全員安打13安打9得点で連勝、借金5。3回井口、里崎のタイムリーで先制、4回大松の2点タイムリー二塁打、橋本将のタイムリー、7回大松の2点タイムリーなどで加点、大松は今季最多4打点。先発・小野は8回8安打1失点で阪神戦5年ぶり2勝目、5月17日西武戦以来の3勝目。阪神は今季2度目の4連敗、7回ブラゼルの3号ソロのみ4試合連続1ケタ安打で30敗目、今季ワーストタイの借金8。前回完封勝利の先発・福原は今季最短3回2/3を7安打6失点、05年以来千葉マリン3連敗、チームワーストの5敗目。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 3 | 3 | 1 | 0 | 2 | 0 | x | 9 |
前の試合で23安打23点と大爆発した千葉ロッテ打線が、この日も13安打9点。2試合で32点と活発だ。「勢いに乗って、いい形で勝つことが大事」と井口の2点適時打で先制すると、集中打で3〜5回に7点。試合の流れを1度も渡さなかった。3番に座って5試合目の大松は、2本の適時打を放ち今季初の1試合4打点。「つながり出すと止まらない打線です」と胸を張った。
千葉ロッテの唐川侑己投手が13日、右ひじに張りがあるため出場選手登録を抹消され、代わりに中郷大樹投手が登録された。再登録は23日以降。
12日に精密検査を受け炎症が見つかり、交流戦後のリーグ戦再開まで時間が空くため抹消された。バレンタイン監督は「1番いい状態にしてもらいたいので休養を決めた」と話した。唐川本人は14日の阪神戦に先発するつもりでいた。「（抹消され）びっくりした。休みをもらえる身分じゃない」と少し戸惑った様子も見せたが「交流戦後からしっかり抑えます」。1軍に帯同しながら疲労回復に努める。
ロッテが2試合合計32得点の猛打で、3連敗中の阪神を圧倒した。11日の広島戦（千葉マリン）で1イニング15得点のプロ野球新記録をマークした「お祭り打線」が、この日も爆発した。まずは3回、頼れる4番井口資仁内野手（34）が口火を切った。2死二、三塁から、前の打席で三振に仕留められたシュートをしっかりとらえ、中前へ先制の2点適時打をマーク。「プロ野球記録の後なので、いい形で勝つことが大事になる」と口元を引き締めた。
これまで打線が爆発した翌日に完封負けするなど波の激しい打線の緩みを、百戦錬磨のベテランがつなぎ留めた。バレンタイン監督も「井口がうまくフォローして打線が活気づいた」と高く評価した。主導権を握れば、あとはイケイケ。3点リードの4回には、3番に上がって好調の大松が中押しの2点二塁打。さらに7回にもダメ押しの2点適時打で4打点をたたき出した。「後ろに井口さんがいると楽な気持ちで打席に立てる」と相乗効果を口にした。先発全員の13安打をマークしたつながりと、2死から6点を挙げた粘りで、今度こそ上昇気流に乗りたい。
小野が8回1失点の好投で3勝目を挙げた。「納得いく球を投げられた」と満足げ。3日前のブルペンは最悪の状態だったが、ある関係者の「下半身を意識することでシュート、カットが生きる」というアドバイスで修正した。この日はキレのある変化球で、最少失点で食い止めた。だが、3年ぶり完投を逃し「だだをこねたが、井上コーチから『諦めろ』と言われた」と残念がｔった。
ロッテ唐川侑己投手（19）が13日、右ひじ張りのため出場選手登録を抹消された。今季チームトップの防御率2.68で4勝3敗と好調で、14日の阪神4回戦（千葉マリン）で先発する予定だったが、この日試合開始前に急遽、バレンタイン監督から通達された。「ビックリしました。お休みをいただける身分じゃないが、大事にしてもらっているということです」と話した。先発を1回飛ばして交流戦明けの日本ハム戦で復帰する予定。「交流戦明けからピシャピシャ投げて6勝します」と話した。
一夜限りのお祭りじゃなかった。ロッテの“日本記録打線”が13安打9得点と爆発。1イニング15得点のプロ野球新記録を樹立した11日の広島戦に続く2戦連続の2ケタ安打をマークし、満員の虎党を黙らせた。
本領を発揮したのは3回だ。2死二、三塁から井口の中前打で2点先制し、なお一、二塁で里崎の左前適時打。4回には再び二死一、三塁から大松の適時二塁打などで得点を重ねた。「これまでモヤモヤしていたチームの雰囲気も、日本記録を出したことで勢いに乗っている」。そう大松が代弁したように、好調な打線は5回までに先発全員安打を記録した。
バレンタイン監督も「これからもますますいいオフェンスが見られると思います」と誇らしげ。残り5試合の交流戦で一気に借金完済を狙う。
バレンタイン監督の笑いが止まらない。今季3度目の先発全員安打で9得点。「もともと、いい打線。これからも活気づいた攻撃が見られると思う」。8日前に高橋慶彦打撃コーチの降格を示唆したのがウソのように、指揮官はご機嫌だった。
打ち出すと止まらない。1イニング15得点など3つのプロ野球新記録を樹立した広島戦（千葉）から中1日。勢いは衰えない。3回2死二、三塁に井口が先制2点打を放つと、4回には大松の右中間への2点二塁打など4安打3点。7回の大松の中前2点打でダメ押しだ。「11日はああいう記録もあったし、勢いに乗って、いい形で勝つことが大事」と井口。今季初の2戦連続2ケタ得点はできなかったが、2試合で36安打32点。2日間でチーム打率は9厘上がった。
元メジャーリーガーの存在が、打線に相乗効果を生んでいる。昨年までボビーは4番を固定しなかったが、今季は井口の指定席。日米通算203本塁打のスラッガーが中心に座り、打線に厚みが増した。3番で4打点の大松は「『ダメでも後ろに井口さんがいる』という気持ちが、いい結果につながっている」と話す。
5月19日の横浜戦（千葉）で3連勝して以来、約1ヶ月ぶりの連勝。ヒーローインタビューで、大松は「これまでモヤモヤしてたけど、日本記録で吹っ切れたし、胸を張れるようになった」と叫んだ。お家騒動で波に乗れなかったロッテが、“日本記録打線”で上位進出を狙う。
『日本記録打線』が再び爆発した。11日の広島戦で1イニング15得点を挙げるなど、記録ラッシュを演じた打線が、今度は先発全員安打の猛攻で2連勝。三回、先制の2点中前適時打を放った井口は「一昨日はああいう記録もあったし勢いに乗って、いいかたちで勝ちたかった」と満足げ。4打点の大松も「今まではモヤモヤしている感じがあったけど、日本記録で吹っ切れた」と、手応えを口にした。
ロッテ・唐川が13日、右ひじの張りで出場選手登録を抹消された。症状は軽く、前日12日に都内の病院で受けた精密検査でも異常はなかった。バレンタイン監督は「今は多少疲れを感じている」と説明。1軍に帯同させ、交流戦明けの復帰を目指す。現在4勝の右腕は「大事にしてもらっている。（今季は）あと6勝します」と2けた勝利を誓った。
豪快な打球だけが井口じゃない。しぶとい打撃で打線に火をつけた。3回1死二、三塁から3番・大松が凡退して回ってきた第2打席。内寄りの直球を詰まりながら中前に運んだ。「いいところに落ちてくれたね。とにかく先制できたことに意義がある」。先制2点打で勢いづけ、先発全員の2試合連続2ケタ安打で9得点。6月初の連勝を呼び込んだ。
11日の広島戦でプロ野球記録の1イニング15点など23得点と打線が爆発。それまでのタイムリー欠乏症から完全に抜け出せるかは、この試合がポイントだった。交流戦に入って4死球と極端な内角攻めに苦しみ、打撃フォームを崩し掛けていた井口だが、体を開かずに打ち返した6試合ぶりの適時打。バレンタイン監督も「大松で得点できなかった後に井口がうまくフォローしてくれた。その後は自然と打線が活気づいた」と4番の勝負強い打撃を称えた。
ロッテ小野晋吾投手（34）が8回1失点の好投で３勝目を挙げた。「納得いく球を投げられた」と満足げに話した。3日前のブルペンは最悪の状態だったが、ある野球関係者の「下半身を意識することでシュート、カットが生きる」というアドバイスで修正した。この日はキレのある変化球で内外角を鋭く突き最少失点で食い止めた。バレンタイン監督も「得点圏に走者を置きながらもよく投げてくれた」と目を細めた。
前の試合で23得点のロッテが9点を奪った。打線はどん底は脱した観があるが、その一因には7日からの大松の3番起用が挙げられる。
大松はこの日、3回1死二、三塁の先制機に凡退した。それでも、直後に井口が先制打を打ったことで「僕の凡打を消してくれて、救われる。次は自分で決めるという気持ちになれる。それがいい方向に働いている」。
ショックを引きずることなく、次打席で2点二塁打を放つなど4打点。勝負強い4番を後ろ盾に、今季交流戦チーム初の連勝に貢献した。
ロッテの唐川が13日、右ひじの張りで出場選手登録を外れた。バレンタイン監督は「疲れを感じている。休養を決めた」と話した。唐川は2年目で初めて開幕から先発ローテーションに入り、8試合で4勝3敗。「休みをもらえる身分ではないが、大事にしてもらっている。交流戦が明けたら、いきたい」と話した。
ロッテ井口資仁内野手（34）が、3回に先制2点適時打をマークした。2死二、三塁から阪神福原の内角シュートを中前へ運んだ。「詰まったけどいい所に落ちてくれた。一昨日はああいう記録（1イニング15得点のプロ野球新記録）もあったし、勢いに乗っていい形で勝つことが大事になる」と、価値ある先制タイムリーを振り返った。
ロッテ・西岡が2週間ぶりに屋外でのフリー打撃を再開した。5月27日の広島戦で右太腿裏に死球を受けた影響で治療と軽めの調整を続けていたが、阪神3回戦前の打撃練習で快音を連発。「7、8割まで回復している。痛めた当初は復帰までの見当がつかず“2軍に落としてくれ”と言ったこともあったけど（バレンタイン）監督から“1軍に残れ”と言われて…。1軍帯同してるんで、ゆっくりしていられない」と早期の全快を約束した。