わたしはかもめ2009年鴎の便り(6月)

便

6月25日

小林宏2季ぶり完封に意欲、打線好調、ダル攻略へ[千葉日報]

千葉ロッテは交流戦9勝12敗3分け。2年連続で負け越した。バレンタイン監督が高橋打撃コーチの交代を口にするほど不振だった打線が交流戦後半に奮起。11日の広島戦では23点を奪い、最終戦は4本塁打で巨人に打ち勝ち4連敗を阻止。交流戦10試合で2ケタ残塁だった打線につながりが出始めてきた。

死球の影響で欠場がちだった西岡が、15試合ぶりのスタメン復帰戦で先頭打者本塁打。守備や走塁も不安はない。大松は3番に座った10試合で打率3割6分6厘、12打点、3本塁打と絶好調。里崎の三振の多さが気になるが、打線は好材料ばかりが目に付く。

一方の投手陣は、打線の援護に恵まれない渡辺俊が交流戦で1勝も挙げられず、4戦3敗の大嶺は早い回で打ち込まれ精彩を欠いた。荻野は中日戦で9回に2点差を守れず、ヤクルトでは2発を浴び守護神の座をシコースキーに譲った。

中継ぎを経験したことで腕の振りがよくなった小林宏が、急遽の先発登板で今季初勝利を挙げたことは救い。清水は登板の度に粘り強い投球を続け、安定感が戻ってきた。

千葉マリンでチーム練習を行った25日、小林宏はキャッチボールやダッシュで調整。昨季は開幕戦を含めダルビッシュと投げ合った3試合は勝ち星なしの2敗。チームも全て1点差で敗れた。日本ハムはここまで12球団トップのチーム打率2割9分2厘と打撃が好調。「つながりのある相手打線をしっかり抑えたい。もちろんゼロがいい」と小林宏。2季ぶりの完封を目指す。

ダルビッシュを対戦したい投手の1人に挙げていた井口は「楽しみですね。スイングがいい形になってきたので積極的にいきたい」と、試合直前まで過去の映像を見て対策を練る予定。橋本は昨季2本塁打を放ち、対戦打率は5割を超す。「打てば乗っていけると思う。結果を出したい」と打撃復調のきっかけにするつもりだ。

首位をたたいて浮上したい千葉ロッテ。バレンタイン監督は「素晴らしい投手同士の投げ合いになるだろうが、これまでもダルビッシュからヒットを重ねたことがある。集中力を欠かさなければできる」と強気に話した。

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ロッテ小林宏は気合十分“ダルに勝つ!”[ニッカン]

ロッテ小林宏之投手(31)が、ダルビッシュ切りを誓った。リーグ戦再開となる26日の日本ハム戦(千葉マリン)に先発。「ダルビッシュに勝つのはなかなか難しいけど、特別意識せずに投げたい。もちろんゼロに抑えたい」と気合十分に話した。過去ダルビッシュと4度対戦して0勝2敗。昨年の開幕カードではダルビッシュを上回る好投を見せながら、6回途中に足の痙攣で降板したことは記憶に新しい。5度目の対戦で初白星を挙げたいところだ。

状態も万全だ。14日の阪神戦(千葉マリン)では8回1失点で今季初勝利を挙げた。交流戦終了後、2日間の休日は家族と遊園地に行くなどしてリフレッシュ。「野球のことを考えずにボーッとできた。状態は問題ないです」と英気を養った。バレンタイン監督も「2人とも素晴らしい投手。エキサイティングなゲームになるだろう」と小林宏の力投に期待していた。

◇井口対決楽しみ

井口がダルビッシュとの初対決を心待ちにした。「楽しみです。チームメートからスゴイと聞いている。失投がない中で、甘い球を積極的に振っていきたい。ああいうタイプはメジャーにもいるからね。試合の中で見極めていきたい」と話した。交流戦中は厳しい内角攻めにあいフォームを崩したこともあったが、ここ数日間の微調整で修正した。元メジャーリーガーの実力を見せ付ける。

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小林宏、ダル無視で対ダル初勝利だ…ロッテ[報知]

ロッテの小林宏之投手(31)が、ダルビッシュを無視して今季2勝目を目指す。

25日、先発予定の26日の日本ハム戦に向け、千葉マリンで最終調整。昨年の開幕戦でダルビッシュと投げ合い、6回途中に右ふくらはぎを痙攣。その後、不調に陥り、ダルビッシュとの昨年3度の対戦は0勝2敗。通算でも4戦2敗と分が悪く、小林宏は「ダルビッシュというより、打線をしっかり抑えないと」と無視を宣言。5度目の対ダルビッシュ戦で初勝利を誓った。

グラウンドでは、野球談議に花を咲かせるなど仲がいい。「調子は問題ない。もちろんゼロでいきたい」。14日の阪神戦(千葉)で今季初勝利を挙げた右腕が、上昇気流に乗ってダルを倒す。

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ロッテ・小林宏、無失点でダルにリベンジ![サンスポ]

ロッテ・小林宏が25日、リベンジに闘志を燃やした。昨季、ダルビッシュとは開幕戦を含め3試合で投げ合い0勝2敗。今季初対決に「なかなか勝つのは難しい相手。まずはしっかり打線を抑えたい。もちろん(失点は)ゼロがいい」と意気込んだ。交流戦では、中継ぎや代走までこなした右腕が、リーグ戦再開の“開幕戦”で存在感を発揮する。

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ロッテ・井口、ダルとの初対戦に燃ゆ[サンスポ]

ロッテの井口は25日、ダルビッシュとの初対決に胸を躍らせた。この日は千葉マリンで約2時間汗を流し、「楽しみですね。追いこまれてから簡単に打てる投手ではないので、きた球全てを打つつもりでいきたい」。

これまで2人は『すれ違い』だった。井口が米大リーグ・ホワイトソックスに移籍したのが2005年。右腕はこの年、日本ハムへ入団し、今季はこれまでロッテ戦での登板がなかった。

井口が海外で活躍していた時期に大きく成長した選手の1人だけに「米国でも(ニュースで)名前は聞いていた。初めてなのでどんな感じかな」と井口。以前から映像を見て対策を練るなど準備は万端だ。メジャー帰りの頼れる4番が、日本の若きエースとガチンコ勝負に挑む。

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初対決!井口がダルを叩きに行く[スポニチ]

ロッテの井口が積極打法で初対決となる日本ハムのダルビッシュを叩く。自身がメジャー移籍した05年にプロ入りしたダルビッシュについて「米国でも噂はずっと出ていた。全ての球種がいい」と警戒。「追い込まれると簡単には対応できない。来た球を全部打つぐらいの気持ちで積極的にいく」。5年ぶりに国内復帰となった今季は初対戦となる投手が多く、2ストライクまで球を見極めながら対応するシーンが目立つ。だがダルビッシュは別格。好球必打で難攻不落の右腕を迎え撃つ。

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選手会がWBC代表の年俸維持を要請[デイリー]

プロ野球選手会(新井貴浩会長(32)=阪神)が25日、兵庫県西宮市内で、日本プロ野球組織(NPB)との事務折衝を行い、WBCに出場した選手の優遇措置を求める要望などを出した。

WBCで故障などを負ってシーズンを迎えている代表選手がいることから、出場選手の次年度の年俸を最低現状維持するよう求めた。松原事務局長は「そうすれば、選手も安心して出場できる」と説明した。また、国際大会の度に問題視される使用球についても統一の検討を要望した。

2年後の見直しでNPBと合意しているFA取得期間については、新井選手会長が「夏以降本格的にやります」とNPB側に宣言。昨年夏に、07年のドラフト以降入団の大学・社会人は7年間の取得期で合意したが、それ以外の選手に関しても7年間で取得できるよう求めていく方針。7月24日に行う選手会総会でさらに議論する。

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WBC戦士不調続出に選手会が保障要望[ニッカン]

日本野球機構と日本プロ野球選手会の事務折衝が25日、西宮市内で行われ、WBC代表選手の保障制度などについて話し合われた。

今春の第2回大会で日本は2連覇を果たしたものの、阪神岩田、横浜村田ら、出場の影響による故障や体調不良に苦しむ選手が目立つ。選手会側は13年に予定される第3回大会に向け、大会翌年の年俸を一定程度保障するなど、選手の立場を守る制度づくりを要望した。選手関係委員長の巨人清武英利球団代表(58)は「出場選手はハンディを負うことになりかねないということなので」と、“サムライ保障”を検討していく姿勢を示した。

またWBCの運営方法についても意見が交わされた。これまでの仕組みでは日本国内での試合の収益や日本企業のスポンサー料が、ほとんどMLB側に渡る。これについて新井貴浩選手会長(32=阪神)は「日本プロ野球としてしっかり意思表示をすべきだ」と、利益分配の見直しに向けて動く必要性を主張した。

加藤コミッショナーが要望している日米の使用球統一についても、選手側の意見を聞きながら話し合っていくことになった。

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