わたしはかもめ2009年鴎の便り(6月)

便

6月27日

千葉ロッテ4−5北海道日本ハム(千葉ロッテ)

日本ハムが先発・八木の球団では98年金村以来の開幕6連勝で2年ぶりの貯金12、単独首位キープ。八木は6回3安打3点で今季5月5日に続きロッテ戦連勝。5人目武田久がリーグ単独トップ13S。2回二岡のタイムリー二塁打で先制、4回糸井の7号2ラン、続く二岡の4月7日唐川から放って以来の2号、5回糸井のタイムリーで加点、今季ロッテ戦6勝1敗。ロッテは今季ワースト借金8。6月6日以来の登板、先発・唐川は今季最短4回1/3を8安打5失点で4敗目。千葉マリンで大松が本塁打を打てば07年8月19日西武戦からの連勝は15で止まる。

123456789R
北海道日本ハム0103100005
千葉ロッテ0001201004

◇3発も不敗神話が崩壊

一発が出れば逆転サヨナラだった9回2死一塁、サブローは力ない遊ゴロに打ち取られた。

大松が千葉マリンで本塁打を打った試合は昨年3月28日のオリックス戦以来、15連勝中だった千葉ロッテ。3本塁打を放ちながら“不敗神話”が崩壊した。

立ち上がりから球に切れがなかった先発唐川が5回までに5失点。前半の失点が重くのし掛かった。ストライク先行の日本ハム先発の八木に対し「カウントを取ってくる球を積極的に打とうと思っていた」と大松が4回に変化球をすくい上げ、右越えに9号ソロ。5回には、堀が2007年9月18日のソフトバンク戦(千葉マリン)以来の一発。さらに7回、代打のバーナム・ジュニアが2号ソロを放ち1点差。追い上げはしたが、3発を含む4安打で4点。打線のつながりはなかった。

ページトップ

唐川、リズム崩しKO

制球力が武器の唐川が、4回1/3、8安打3四球と乱調で5失点KOされた。「久しぶりの登板だったので力んでしまった。狙った所に投げられなかった」と反省。右ひじ張りのために先発ローテを1回飛ばし、6日の中日戦以来と登板間隔が空いたこともリズムを崩した一因だった。4回にはプロ初の連弾も浴びた。7月5日に20歳の誕生日を迎えるため、10代で節目の通算10勝目は次回登板予定のオリックス戦に持ち越しとなった。「次はしっかり準備していい投球をしたい」と雪辱を誓った。

◇大松神話止まる

大松の不敗神話が崩壊した。千葉マリンで本塁打を放つと昨年から15連勝中だったが、4回に右越えソロを放ったもののチームは惜敗した。「しょうがないです。記録はいつか止まるから。また神話をつくります」とサバサバした口調で話した。記録は止まったが、自身の調子が上向いたことは収穫だった。18日のヤクルト戦以来の9号は左投手からマーク。「いいイメージで打てました。感じはつかめているので、あとはチームの勝利に貢献すること」と前向きだった。

「久しぶりにホームランの感触を思い出したよ。オレもまだまだいけるよ。これでチームが勝てばもっと嬉しかったけどね。」

ページトップ

大松、マリンの不敗神話崩壊[デイリー]

“不敗神話”がついに崩壊した。大松が千葉マリンで本塁打を放った試合は、昨季3月28日のソフトバンク戦から15連勝を続けていたが、この日でストップした。

4点ビハインドの4回2死、右越えソロをたたき込み反撃のノロシを上げた。この男がアーチをかければ負けない-。そんなムードに乗せられたかのように、5回には堀が2ラン。7回には代打・バーナム・ジュニアのソロで1点差に迫った。だが神通力もここまでだった。

チームの借金も今季最多の8を数え、大松は「こればっかりはしょうがない。いつか崩れるもの」。それでも左投手の八木から放った一発は、左対左の対戦を避けがちなバレンタイン監督へ格好のアピールになったはずだ。好感触を忘れないよう、試合後も300球以上打ち込み「神話はまた作ればいい」と前を向いた。

ページトップ

ロッテ・唐川、久々登板で力み5失点[サンスポ]

右ひじの張りで6日以来の登板となったロッテ・唐川は、5回途中5失点で4敗目(4勝)を喫した。序盤から武器のスライダーが決まらず「ストライクを取るのに苦戦した。久しぶりで気持ちを入れたのも、逆に力みにつながった」。直球もシュート回転し、制球ミスはことごとく失点に絡んだ。「登板間隔が空いたせいかな」ともどかしそうだった。

ページトップ

「二岡さん苦手…」唐川が右打者に苦戦[スポニチ]

ロッテの右腕・唐川が右打者に苦労している。今季の被打率は左の.202(104打数21安打)に対して、右は.301(123打数37安打)と約1割も悪い。被本塁打も左打者には、この日許した糸井の1本のみだが、右打者には6本も許している。

唐川が右打者に投じる球種は直球、スライダー、カーブ。チェンジアップを使わないため、外角直球が生命線になる。先制点を許した2回2死二塁。外角打ちに定評のある右の二岡に対し、カウント1−1から外寄り高めの直球を右翼線へ運ばれた。続く4回も、外角を狙った直球が甘く入って右中間ソロを被弾し「二岡さんは苦手と言えば苦手です。外の球をうまくさばく打者は投げにくい」とこぼした。

唐川の直球は、ほとんどが130キロ台後半。制球が安定していれば、ファウルや凡打にできる。しかし、シュート回転して狙いより内側に入ると痛打されてしまう。井上投手コーチも「彼のような持ち球の投手は制球力か球の威力がないと厳しい。甘くなると打たれてしまう」と話す。外角の直球を生かすため、内角へのシュートの習得や配球の工夫も必要になってくる。

ページトップ

堀2年ぶり1発「まだいける」[ニッカン]

ロッテ堀幸一内野手(40)が、07年9月18日ソフトバンク戦(千葉マリン)以来2年ぶりとなるホームランをバックスクリーンへたたき込んだ。「久しぶりにホームランの感触を思い出したよ。ちょっと詰まったかなと思ったけど、自分の形で打てた。オレもまだまだいけるよ」と笑顔で話した。1−5で迎えた5回1死一塁から、日本ハム八木の高めスライダーをとらえ、健在ぶりをアピールした。これでベンチも盛り上がり、7回に1点差まで詰め寄ったが、あと一歩及ばず連敗を喫した。「これで勝てればもっとうれしかったけどね。でもチームの雰囲気は悪くないし、まだまだ行ける」と前向きに話した。

ページトップ

久々で制球乱れた唐川…ロッテ[報知]

右ひじの張りで6日から登板がなかった唐川は「ストライクを取るのに苦戦した。久しぶりで気持ちを入れたのも、逆に力みにつながった」とブランクが響いた。

序盤からスライダーに精度を欠き、チェンジアップは高めに。直球もシュート回転し、制球ミスはことごとく失点に絡んだ。「登板間隔が空いたせいか、思うように制球できなかった」と悔しそうに振り返った。

ページトップ