わたしはかもめ2009年鴎の便り(7月)

便

7月1日

埼玉西武11−6千葉ロッテ(西武ドーム)

西武が連敗を3で、またロッテ戦と西武ドームでの連敗も3で止めた。西武は1点を追う6回同点とすると銀仁朗の犠飛で勝ち越し。7回には押し出し四球などで2点、8回にも中島の2点二塁打で突き放した。勝ち投手は岸で7回6失点ながら打線の援護で8勝目、去年から西武ドームで7連勝。6失点で勝ちがついたのは自身初。セーブは小野寺で8個目。ロッテは3点を追う6回1点を返した後、今江の今季初の1試合2本塁打、2年ぶり2度目の2打席連続6号3ランで逆転するが中継ぎ陣の乱調が響いた。負け投手は今季ワーストタイ5失点の先発・成瀬で4敗目。

123456789R
千葉ロッテ1000140006
埼玉西武14000222x11

◇成瀬6回途中降板

千葉ロッテ・先発の成瀬は、2度のリードを守れず4敗目を喫した。1回に先制点をもらいながら安打を集められ、2回までに5失点。中盤は立ち直ったかに見えたが、逆転した直後に先頭打者を出し適時三塁打。同点とされ6回途中で降板した。3週間ぶりのマウンド。「気持ちの切り替えが必要だった」と、数日間は体を動かす程度で休養に充てるなど万全な状態で臨んだはずだった。「立ち上がりが全て。高さが甘かった。投げ急いでしまったところがある。打者に申し訳ないです」と肩を落とした。

◇継投失敗説明

バレンタイン監督が7回の継投失敗を自ら解説した。6−7で迎えたこの回、無死一塁から3番手で内を投入したが、安打に暴投、四球でピンチを広げてすぐに降板。4番手の中郷も押し出し四球と暴投で自滅して2点を献上してしまった。「あの場面は右打者(中島)だったので内で十分に抑えられると思った。前日リリーフ陣(伊藤、シコースキー、荻野)がある程度の球数を投げているので、彼らを連投させることは考えられない。チームが6連戦中ということもある」と振り返った。だが、好打者・中島に対し、1軍3試合目の内では荷が重すぎた。4点差をはね返した打線の勢いを止めてしまった継投が、次戦に影響しなければいいのだが。

今江
「まだ打席で余裕がない。これがきっかけになるか、ならないかというところ。」(2打席連続本塁打)

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今江連発も空砲…成瀬2度のリード守れず[スポニチ]

ロッテ・今江の2年ぶり2打席連発など打線は6回までに6点を奪ったが先発・成瀬が2度のリードを守れず再逆転負け。5回1/3を今季ワースト7失点でKOされた左腕は「球自体は悪くなかったけど高さが甘かった。野手に申し訳ない」。1点ビハインドの7回無死一塁では左の中継ぎエース・川崎に代えて内を投入も試合を決定づける追加点を献上。バレンタイン監督は「内で十分打ち取れると思った」と説明したが、逆に傷口を広げてしまった。

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今江、2打席連続アーチも空砲に[デイリー]

ロッテ・今江の2打席連続アーチも、空砲に終わった。前夜に続く乱れ打ちのシーソーゲーム。5回に左越えソロで反撃し、6回には岸のカーブを左翼席に運ぶ技ありの3ランで一時は逆転に成功したが、つかの間の花火と消えた。

ヒーローになり損ねた。それでも「昨日の展開を見ても、僕の本塁打では終わらないだろうと思った」と今江。勝利に結びつくことはなかったが、「打つ方と守る方が1つになって野球ですから」と、努めて冷静に振り返った。

ただし、今江自身にとっては価値ある2アーチとなった。決して好調とは言えない今季だが、5月19日の横浜戦以来、今季3度目の猛打賞に、好感触を得た様子で、「今日は久々に3安打できたことが大きい。これがきっかけになればいい」と、前を向いた。

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成瀬「申し訳ない」2連続KO…ロッテ[報知]

ロッテ・成瀬の大乱調で痛い星を落とした。2回までに7安打5失点すると、逆転した6回には2失点。出場選手登録を抹消された6月18日から走り込みの量を増やして下半身を強化したが、2戦連続KO。1ゲーム差に迫っていた4位・西武に並べなかった。「調子は悪くはなかったけど。打者の方に申し訳ない」と肩を落とした。

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成瀬7失点KOで4敗目[ニッカン]

ロッテの左腕エース成瀬善久(23)が5回1/3を投げて7失点KOで4敗目を喫した。「ブルペンは良かったんだけど。高さが甘くコントロールが悪かった。せっかくリードしてくれたのに、打者の人に申し訳ない」と肩を落とした。2回で5失点後は開き直り、5回まで追加点を許さなかった。6回に味方打線が逆転したが、その裏に簡単に同点に追い付かれてしまった。バレンタイン監督は「配球のコンビネーションもコントロールも悪かった」と猛省を促した。

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成瀬「投げ急いだ」乱調で4敗目…ロッテ[報知]

ロッテの成瀬は6−5の6回、1死二塁のピンチで佐藤に同点三塁打を許し、降板を命じられた。2回までに5点を失ったが、打線が岸を攻略し今江の2打席連続本塁打などで6回表に逆転していた。しかし、全体的に球が高い投球を修正できず、味方の攻撃の頑張りを無駄にする乱調で4敗目。成瀬は「投げ急いだ部分があった。野手の人に申し訳ない気持ち」とうな垂れた。

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今江が岸から2打席連発[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(25)が07年以来2度目の2打席連続本塁打をマークした。1−5で迎えた5回、左翼席上段へ5号ソロを放つと、6回には1死二、三塁から再び左翼席へ、逆転の3ランをたたき込んだ。7勝を挙げている西武の大黒柱・岸から価値ある2発を記録。「自分の仕事だけ考えて打席に入った。その結果、最高の結果になりチームにも貢献できて嬉しい」と笑顔で話した。

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