わたしはかもめ2009年鴎の便り(7月)

便

7月5日

千葉ロッテ4−1オリックス(千葉マリン)

ロッテが連敗を2で止め、4位楽天とのゲーム差を1とし、30勝到達。ロッテは2回サブローの9号ソロで先制し、堀の犠飛で加点。3回には橋本将のタイムリー、里崎の押出四球で2点を追加した。先発・小野は7回2/3を1失点で6月13日阪神戦から自身3連勝、千葉マリン3連勝、07年4月4日以来のオリックス戦勝利で5勝目。3人目・シコースキーが6月14日阪神戦以来の2セーブ目をマーク。オリックスは先発・平野が6回4失点で6月7日広島戦から自身4連敗で5敗目。打線は8回ラロッカのタイムリー1点のみで連勝が3でストップした。

123456789R
オリックス0000000101
千葉ロッテ02200000x4
バレンタイン監督
「今まで4番ということで自分にプレッシャーをかけ過ぎていた。少し変化をつけるのがいいのかなと思った。」(不振の井口を初めて4番以外で起用)
小野
「チームが2連敗している中での先発だったので、今日は絶対に負けられないという強い気持ちを持ってマウンドに上がりました。チームが勝つように全力を尽くしました。早い段階で野手の人が点を取ってくれたので、そのリードを何とか守りきろうと全力で投げた結果が勝利に結びついたと思います。自分の中で日曜日は負けられない気持ちがあるので、本当に勝つことができて良かったです。次回もいい投球ができるように頑張ります。」(2週連続の日曜日勝利でチームトップの5勝目)

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本当のスタメンはホリじゃなくてゴリだった

「ホリ」じゃなくて「ゴリ」だった!?ロッテ首脳陣の伝達ミスから生じた珍スタメンが結果的に功を奏した。二塁が本職のベテラン堀が、07年9月23日オリックス戦以来「三塁」で先発出場。1点リードの2回無死二、三塁では、きっちり左犠飛を決めるなど勝利に貢献した。てっきり意表を突いたボビーマジックかと思われたが、実は試合前、バレンタイン監督が西村ヘッドコーチにオーダーを告げた際に今江の愛称「ゴリ」が誤って、「ホリ」と伝わってしまった。

バレンタイン監督は試合後、「堀は本来サードでスタメンじゃなかったが、ヘッドコーチにスタメンを告げたところ、ゴリと堀が間違って入ってしまったんだよ」と、苦笑しながら明かした。紛らわしい発音だけに、バレンタイン監督と西村コーチの間で伝達ミスがあったようだ。

プロ22年目の堀は「ビックリしました。出ろと言われれば出るのが仕事ですから」と、職人らしく慣れない守備もこなした。3回の守備から途中出場した今江は「今日は状態が良かったので何でスタメンじゃないのかなって思いました。いつでもいける準備はしていたし気にしてないです」と振り返った。そして「たなに間違えられるんですよね。名前を呼ばれて2人とも振り返る時もあるしね」と苦笑いだった。

1歩間違えば致命的なミスにつながりかねないハプニングだったが、結果オーライでチームの連敗は2でストップ。4位楽天に1ゲームと迫り、7日からの直接対決に弾みがついた。

◇賛デー晋吾だ

「サンデー晋吾」こと小野が、今季3度目の日曜日に白星を挙げた。開始から風速8メートルの強風にも乗って、カット、シュート、チェンジアップを自在に操った。7回1/3を1失点でチームトップタイの5勝目。ヒーローインタビューでは「日曜日は負けられない気持ちがあるので勝てて良かった」と笑顔で話した。小学3年生の長男の友人など約20人を招待した大事な一戦で、頼もしいパパの姿を見せられた。

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聞き間違いでラッキー!堀が貴重な犠飛[デイリー]

思わぬ聞き間違いが吉と出た?「8番・三塁」でスタメン出場したロッテ・堀が2回、1点を先制してなお1死二、三塁の好機で左犠飛。貴重な2点目をたたき出した。だが堀は、本当はベンチにいるはずの選手だった。

試合後、バレンタイン監督が珍しく穏やかな笑みを浮かべながら明かした。「実は堀はスタメンに入る予定じゃなかった。ヘッド(西村コーチ)に告げたときに、『ゴリ』と『ホリ』を聞き違えてしまった」。

「ホリ」と今江の愛称「ゴリ」は、普段からチーム内で聞き違えることがあるという。試合に臨むにあたって起きてはいけない伝達ミスだが、それも結果オーライ。堀は2年ぶりに就いた三塁守備に「びっくりしました」と言うが、淡々と仕事を果たすのはさすがベテランだ。

3回の守備から出場した今江も「(痛めている)右腕の状態は良かったのに、何でスタメンじゃないんだろうと思いました」と苦笑い。この日は全てがうまくいった。不動の4番だった井口を今季初めて3番に据えると、9試合ぶりに複数安打。ボビーの笑いは止まらなかった。

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ロッテ唐川、20歳午前0時待って初飲酒[ニッカン]

5日に20歳の誕生日を迎えたロッテ唐川侑己投手が、大人の1歩を踏み出した。4日のナイター終了後、午前0時を回ったことを確認してチーム関係者と訪れた居酒屋で初めてビールを口にした。「苦かった。おいしくなかったです」とは言うものの、酎ハイを含めて2〜3杯飲んだという。チーム一の酒豪、渡辺俊からも飲食に誘われるなど、行動範囲が広がりそうだ。誕生日を一緒に過ごす人については「秘密です」と笑顔でけむに巻いた。

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ロッテ、「ゴリ」を「堀」に聞き間違い勝利[サンスポ]

4−1の快勝にも、バレンタイン監督はバツが悪そうだった。

バレンタイン監督
「本当は、堀は(三塁の)スタメンではなかったんだよ。」

本職は二塁で、07年9月23日のオリックス戦を最後に三塁守備に就いたことがない堀を起用した驚きの真相とは−。

バレンタイン監督
「西村ヘッドコーチに口頭でスタメンを伝えたとき、自分が『ゴリ』と言ったのを『堀』と聞き間違えたらしいんだ。」

『ゴリ』とは“正三塁手”今江の愛称だが、西村ヘッドには『ホリ』と聞こえたようで、スタメン表の8番に「5(三塁)、堀」と記入した。

通算2000安打にあと189本としている40歳は、三塁での先発を告げられ「びっくりした」と苦笑い。守りでは2回に小瀬にバント安打を決められたが、打席では1点リードの2回無死二、三塁から左犠飛で2点目をたたき出した。

バレンタイン監督は1回の攻撃中に今江を呼んで「実は間違えた」と説明。3回の守りで2人を交代させた。最初は首をひねっていた今江は試合後、「どちらかが呼ばれたとき、2人で振り向いちゃうこともあるんです」と西村ヘッドの“ミス”に納得の表情。指揮官も「堀は打点をきっちり挙げてくれたからね」と、笑顔をふりまいた。

ただ、聞き間違えた本人だけは「何を聞きたいのかは分かってます。何もありません」と複雑な表情。何事も、確認が大切なようで…。

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復活!“サンデー晋吾”3連勝…ロッテ[報知]

“サンデー晋吾”が、完全復活を果たした。小野が千葉マリンの強風に乗って、7回2/3を8安打1失点。シュート、スライダーを内外角に集めた。「日曜は絶対に負けられない気持ちだった」。日曜日での登板は5月17日の西武戦から3連勝。お立ち台で夜風を気持ち良さそうに受けた。

日曜日に9連勝した00年を思い出させる快投。それでも、少しだけ悔しさの残るマウンドだった。4日から千葉マリン三塁側入り口に展示された七夕の短冊に「完封、完投できますように」と書いていた。6月28日の日本ハム戦で3年ぶりの完投勝利も、7回途中降雨コールドゲーム。最後まで投げ切りたかった。夢はお預けとなったが、「チームの連敗を止められて良かった」。

家族、長男の友人ら20人を招待した夜に、チームトップタイの5勝目。チームも6月7日の横浜戦から日曜日は5連勝だ。次回登板は12日の日本ハム戦。「もう1度、『サンデー晋吾』と言ってもらうようになりたい」。ベテラン右腕が新たな“伝説”を作る。

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ボビー「ゴリと言ったつもりが堀」…ロッテ[報知]

ロッテの小野が7回2/3を投げ、1失点の好投で5勝目を挙げた。打線は2回にサブローの9号ソロと堀の犠飛で2点を先取。3回にも橋本将の適時打などで2点を加えた。オリックスの連勝は3でストップした。

ベテランの堀は「8番・三塁」で先発したが、実はこの日はスタメンを外れる予定だった。試合前、バレンタイン監督が西村ヘッドコーチにオーダーを告げた際、今江の愛称である「ゴリ」が誤って「堀」と伝わってしまったのだった。

堀は「びっくりした」と驚いた。2年ぶりに就いた三塁守備では2回にバント安打を決められたが、直後の打席では犠飛を放ち、役割を果たした。3回から堀に代わって三塁に入った今江は「たまに間違える。(声を掛けられると)2人とも振り返ることもあるし…」と苦笑いだった。

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あれっ「ゴリ」が「ホリ」に?ボビー伝言ミス[スポニチ]

“勘違いオーダー”でロッテが連敗を2で止めた。2年ぶりに三塁でスタメン出場した堀が1点先制した2回に左犠飛。貴重な2点目を叩き出したが、1打席だけで3回の守備からベンチに退いた。代わって今江が三塁の守備へ。負傷交代かと思われたが真相は違っていた。

試合後、バレンタイン監督は「堀は本来スタメンじゃなかった。(西村)ヘッドコーチに告げたところ“ゴリ”(今江)と“堀”を聞き違えてスタメンに入ってしまったが、最初の打席で打点を挙げてくれた」と説明。毎回、試合前に西村ヘッドが打順を確認しマネジャーがメンバー票に記入するが、今江の愛称の「ゴリ」が「堀」と伝わってしまったようだ。指揮官が言い間違えた可能性もあるが、普段は温厚な西村ヘッドは険しい表情で「何も話すことはない」と吐き捨ててコーチ室にこもった。

二塁が本職で、最近は相手先発が左腕の時に一塁や指名打者での出番が多い40歳・堀は「ビックリした」。右腕・平野から1打点も、2回には小瀬に三塁バント安打を決められ「普通のサードだったらアウトにできるでしょう。間違えても代えられない信頼があればいいだけ」と続けた。右ひじなどに不安を抱える今江は「腕の状態は良かったので何でスタメンじゃないのかなとは思った。呼ばれて(堀と)2人で振り返ることもあるし、たまに間違えられます」と苦笑いだ。

まさかのドタバタ劇だったが、勝ったことで胸をなで下ろせたのは間違いない。

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やっぱり日曜日はこの人!「またそう言われるようにしたい」[スポニチ]

“サンデー晋吾”ことロッテ・小野が7回2/3を1失点でチームトップタイの5勝目を挙げた。風速8メートル前後の風を味方に変化球の切れを生かして自身3連勝だ。00年は日曜日に9連勝。背番号29の先輩・村田兆治から“サンデー男”の愛称を引き継いだ小野は、今季も日曜日は1敗後の3連勝。「日曜日は負けられないという気持ちでやっている。サンデー晋吾?またそう言われるようにしたい」と胸を張った。

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「ゴリ」のはずが先発は堀[ニッカン]

ロッテの堀が「8番三塁」で先発したが、実はこの日はベンチスタートの予定だった。試合前、バレンタイン監督が西村ヘッドコーチにオーダーを告げた際、今江の愛称である「ゴリ」が誤って「堀」と伝わってしまったのだった。

「びっくりした」と堀。2年ぶりに就いた三塁守備では2回にバント安打を決められたが、直後の打席では犠飛を放ち、役割を果たした。3回から堀に代わって三塁に入った今江は「たまに間違える。(声を掛けられると)2人とも振り返ることもあるし…」と苦笑いだった。

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“サンデー小野”1失点5勝目[ニッカン]

ロッテ小野晋吾投手(34)が3勝目のサンデー白星をマークした。開始から風速8メートルの強風にも乗って、カット、シュート、チェンジアップを自在に操った。7回3分の2を1失点でチームトップに並ぶ5勝目を挙げた。ヒーローインタビューでは「日曜日は負けられない気持ちがあるので勝てて良かった」と笑顔で話した。これでチームの連敗を2で止めて、4位楽天に1ゲーム差に迫った。

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サブロー風のおかげ?先制ソロ[ニッカン]

ロッテ・サブロー外野手(33)が2回に貴重な先制ソロをマークした。オリックス平野の126キロ高めスライダーを右翼席ギリギリに放り込んだ。6月30日西武戦以来の9号に「自然とバットが出てしっかりたたくことができた。ただ、ホームランになったのは風だよ」と笑顔で話した。前日は全て変化球で勝負されて4打数無安打に抑えられだけに、狙った変化球をうまくさばいた。

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柔道小野が始球式、ロッテ小野にエール[ニッカン]

柔道男子90キロ級で世界選手権(8月、ロッテルダム)の代表・小野卓志(29=了徳寺学園職)がプロ野球ロッテの小野晋吾投手にエールを送った。5日、ロッテ−オリックス戦(千葉マリン)の始球式イベントに女子48キロ級で同代表の福見と共に登場。この日のロッテの先発投手は同姓の小野で、昨年同イベントに参加した時も同じく小野だった。観客を前に「柔道世界一を目指して頑張ります」と誓い「同じ(名字の)小野投手も頑張ってください」とエールを送った。

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