わたしはかもめ2009年鴎の便り(7月)

便

7月16日

オリックス10−5千葉ロッテ(京セラドーム)

オリックスが今季8度目の2桁得点で4度目の3連勝、5位ロッテとのゲーム差を1に縮め、ロッテ戦3連勝で通算成績を10勝2敗とした。オリックスは1点を追う6回、小瀬の2点タイムリー三塁打で逆転に成功。7回には一輝の走者一掃の3点タイムリー二塁打、小瀬のタイムリー二塁打で4点を追加しロッテを突き放した。勝ちは2人目の大久保で2勝目。ロッテは先発・渡辺俊が6回途中6失点で自身5連敗。リーグワースト、自己ワーストタイの8敗目。チームも今季7度目の2桁失点で06年以来、今季初の7連敗で借金はワーストの12。

123456789R
千葉ロッテ0101120005
オリックス04000240x10

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ロッテ借金「12」ボビー来日最多タイ[ニッカン]

連敗中というのはこういうものなのだろう。ロッテはポテンヒットに泣かされた。打ち取った当たりがことごとく外野手の前に落ちた。「それが全ての差だった。一輝選手はラッキーな当たりで4打点という形ですから」とボビー・バレンタイン監督(59)。つれない勝利の女神へのあてつけのように、口の中でガムを鳴らしながら、勝敗を分けたポイントを振り返った。

06年9月以来の7連敗で、借金は来日最多タイの12にふくらんだ。最下位オリックスには1ゲーム差に迫られ、17日のソフトバンク戦に敗れれば自力1位が消滅する危機的状況だが「それが今の成績ということしか考えていない」と意にも介さなかった。

監督の仕事はチームを勝利に導くこと。「いったんリードを奪ったら、数イニングは保って、打者をリラックスして打席に立たせたい」。試合の流れをつくることで投打をかみ合わせられればと考えている。その先に連敗の出口があると信じている。

◇サブロー10号も

サブローが05年以来の2ケタ本塁打となる10号ソロを放った。4回、追撃ののろしとなる1発。一時は逆転したが、試合は再逆転負けに「勝たないと意味がない?かみ合わないから勝てないのであって、なかなかうまくいかない」と表情を暗くした。2ケタ本塁打については「特に気にしていない。ヒットの延長と思っている。1日1本、しっかりとしたヒットを打つことを心がけている」と、淡々としていた。

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7連敗でボビー自己ワーストタイの借金12…ロッテ[報知]

屈辱的な大敗を喫したバレンタイン監督は、報道陣の前でいら立ちを紛らわせるようにガムをかみ続けた。最下位・オリックスに3タテを食らい、1ゲーム差。06年以来となる今季初の7連敗で、借金はバレンタイン政権下でワーストタイの12に膨らんだ。「それが今の成績だということしか考えていない」と顔を真っ赤にして吐き捨てるように言った。

2回にベニーの左前適時打で先行しながら、先発・渡辺俊が4失点で逆転を許した。ベニーの左中間への5号2ランで逆転した6回も、あっさり小瀬の逆転打でひっくり返された。「リードを奪ったのであれば、2イニングはリードを守らないといけない」とボビー。怒りの矛先が向けられた6回途中6失点KOの渡辺俊は、「点を取ってくれた野手に申し訳ない」と弁解の余地もない。

先頭打者が出塁した3回と5回は、ともに次打者が併殺打で好機をつぶすなど、打線の悪循環も目立った。14日の初戦と15日も終盤に中継ぎ陣が崩れて白星を逃した。

試合前、ベンチでテレビカメラを向けられ、大声を張り上げて拒絶する一幕があった。たまったストレスは、3試合連続の逆転負けで爆発した。「チームにとってよくないことが起きているが、この先は良い方向に回っていくと思う」。自分に言い聞かせるようにつぶやいたボビー。さまようトンネルの出口が見えない。

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ロッテ7連敗…1点にこだわる采配が必要[スポニチ]

投打の歯車がかみ合わないロッテが3年ぶりの7連敗を喫した。3、5回の無死一塁は併殺打の直後に安打が続くちぐはぐさで一気に畳み掛けられない。2度のリードを守れず5試合連続逆転負け。バレンタイン監督は「リードを奪ったら数イニングはリードしたまま、リラックスして打席に立つ状況をつくらないといけない」と投手陣の奮起を促したが、攻撃面にも課題は残る。ここまで40犠打、26盗塁は共に12球団最少。試合中盤まで強攻策が多いのがボビー野球の象徴だ。6月11日の広島戦(千葉マリン)で1イニング15得点したように火がついたら止まらないが、連敗中は空回りが目立っている。

ボビー政権下ではワーストタイの借金12。不運な安打での失点も多く、指揮官は「本当に打ち取った当たりが野手の前に落ちてしまう。それが全ての差」と言ったが、運を引き寄せるためにも1点にこだわる采配が必要となってくる。

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7連敗で借金12、渡辺俊8敗目[ニッカン]

ロッテが泥沼の7連敗を喫した。先制直後に不運な安打を重ねられ4失点すると、7回にもポテンヒットで4失点。運にも見放された。打線は6回、逆転に成功したが先発渡辺俊がリードを守れず、早くも8敗目。連日のように投打がかみ合わないじれったさが残った。借金はバレンタイン監督の元では最多タイの12にまでふくれあがり、最下位オリックスとは1ゲーム差。17日のソフトバンク戦に敗れれば自力1位も消滅してしまうが「ここまでチームには色々悪いことが起きているが、ここからはいい方向にまわっていくと思っている」と、バレンタイン監督はあくまでも前向きだった。

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ボビーお疲れ…ロッテが3年ぶり7連敗[サンスポ]

ロッテは2006年9月以来の7連敗。借金「12」はバレンタイン監督にとって最多タイとなった。2本の不運な安打がチームの悪い流れを象徴した。2回と7回に一輝が打ち上げた打球は、いずれも中前への適時打に。指揮官は「打ち取ったような当たりが野手の前に落ちてしまう。それが全ての差だったと思う」と疲れ切った表情で嘆いた。

渡辺俊
「点を取ってくれた野手の方に申し訳なく思う。」(5連敗で8敗目)
サブロー
「ヒットの延長。それよりも1日1本、しっかりした安打を打つことを心掛けている。」(4年ぶりの2けた本塁打となる10号ソロ)

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“偉大なハワイ巨人OB”の前でベニー大暴れ[スポニチ]

ロッテのベニーが偉大な先人の前で活躍した。16日は戦後初の外国人選手として、巨人などで活躍した与那嶺要氏が始球式を行った。

ベニーは「同じハワイ出身の偉大な選手であるウォーリー与那嶺氏が来られているので、いいプレーを見せたい気持ちは強い」と話していたが、2回は左前へ先制適時打。第2打席で右前打を放ち、1点差の6回には無死一塁で左中間への逆転2ラン。今季2度目の1試合3安打をマークした。

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ベニーが与那嶺氏の前で先制打[ニッカン]

ロッテ・ベニー・アグバヤニ外野手(37)が2回、左前に先制適時打を放った。スライダーを強振。ゴロが三遊間を抜けていった。この日はオリックスが「アメリカン・デー」としてウォーリー与那嶺氏をゲストで招待していた。「同じハワイ出身の偉大なる野球選手。あの人の前でいいプレーを見せたいっていう気持ちは強いよ」と喜んだ。

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