わたしはかもめ2009年鴎の便り(7月)

便

7月18日

千葉ロッテ6−8福岡ソフトバンク(千葉マリン)

ソフトバンクが連敗を3で止め1日で単独首位浮上。5−5の9回松中15号ソロ、村松のタイムリー三塁打、長谷川のスクイズで勝ち越す、7回小久保が9号ソロを放っており今季2度目通算35度目のMKアベック弾は31勝4敗。2人目・ファルケンボーグがワースト3失点も5勝目。3人目・馬原がリーグトップタイ17S、ペトラザに並ぶ球団タイ記録通算117S。先発・大場は7回1/3を3安打2失点、昨年4月5日ロッテ戦以来の2ケタ10奪三振。ロッテは8回大松11号2ラン、里崎6号ソロなどで5点差を追いつくもワーストタイ借金12。

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福岡ソフトバンク1120001038
千葉ロッテ0000000516

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ロッテ追いつくも救援陣打たれ自力V消滅[ニッカン]

ロッテが驚異的な粘りを見せたが、あと1歩届かず、自力優勝が消滅した。ボビー・バレンタイン監督(59)は試合後「ほかのチームも負けると思います」と、努めて淡々と話したが、勝てる試合を落としただけに疲労の色は濃かった。

0−5で迎えた8回、そこまで2安打無得点に抑えられていたソフトバンク大場を一気に攻略した。大松の2ラン、里崎のソロ、さらに前夜勝ち越し2ランを放ったバーナムJr.が、同点の2点三塁打を放ち一挙5得点で最高の流れをつくった。

だが、ここで勝ちきれないのが今のロッテだ。9回にリリーフ陣が打ち込まれる毎度のパターンで、あっさり3点を勝ち越されてしまった。バレンタイン監督は試合後、珍しく采配ミスを認めた。「伊藤があそこで抑えてくれると思ったが、今思えばシコースキーを送るべきだった。試合が終われば、そういうことは簡単に分かる」と悔しがった。

やっとの思いで7連敗を止めたのもつかの間、再び借金12に逆戻りだ。2日間で4打点のバーナムJr.は「気持ちを切り替えて、明日から乗っていきたい」とナインの気持ちを代弁した。

◇唐川悔い残る

唐川が不安定な立ち上がりを攻められ、6回4失点と結果を出せなかった。初回に球が真ん中に集まったところを連打されて先制されるなど、3回までに4失点。「最初は力みすぎた。コントロールが定まらなかったので、それを何とかしようと小手先で投げたボールを打たれてしまった。悔いが残る。情けないです」と反省の弁が口をついた。それでも8回に味方が同点に追いついたため、負けはつかなかった。

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81戦目で屈辱の自力V消滅…ロッテ[報知]

屈辱的だった。ロッテは81試合目で自力Vが消滅。バレンタイン監督は疲れ切った表情で言った。「選手はいい戦いをしたが、最後の一歩が届かなかった」。借金も再び自己ワーストタイの12に。敗戦のショックは大きかった。

驚異的な粘りも、継投ミスでフイにした。5点を追う8回に大松の11号2ランを口火に、バーナムJr.の2点三塁打で同点に。しかし、指揮官が9回のマウンドに伊藤を送ったのが、大誤算だった。2連敗中の右腕は、松中にあっさり勝ち越しソロを被弾。川崎も打たれた。その直後に井口の中越え適時二塁打で1点を返したが、9回の3失点は痛すぎた。

いつも報道陣の前では強気なボビーも「あそこはシコースキーを送るべきだった」と、采配ミスを認めざるを得なかった。この敗戦を今後の糧にしたいところだ。

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ロッテ終盤の粘りも…自力V消滅[デイリー]

終盤の驚異的な粘りもむなしく、自力優勝が消滅した。8回には大松のソロや里崎の2ラン、バーナム・ジュニアの2点適時三塁打で一挙5点を奪う同点劇を見せたが、直後の9回、中継ぎ陣が踏ん張れず、執念は実らなかった。

バレンタイン監督は開口一番、「選手達は良い戦いを見せてくれた。誇りに感じる」とねぎらった。ただし、「伊藤が抑えてくれると思い投げさせたが、結果的に(抑えの)シコースキーを送るべきだった」と、裏目に出た継投策を悔やんだ。9回にも井口の適時二塁打で1点を奪っただけに、痛恨の思いはなおさらだった。

前半戦が終わらないうちに自力Vも消えたが、「他のチームもまた負けるでしょう」と、いつでも復活すると言わんばかりのボビー。決して強気な姿勢は崩さなかった。

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ロッテ同点劇も…継投ミスで自力V消滅[スポニチ]

ロッテ怒涛の同点劇もぬか喜びに終わった。0−5の8回に2本塁打などで追い付いたが、9回に救援陣が打ち込まれ再び3点勝ち越された。セオリーなら同点の9回は頭から抑えのシコースキー起用だが、伊藤を登板させ2失点。「結果的にいけばシコースキーを送るべきだった」とバレンタイン監督も継投ミスを認めた。借金は同監督政権下のワーストタイ12に戻り、自力優勝の可能性が消滅。先発・唐川は3回までに8安打4失点と乱れ、5月19日の横浜戦(千葉マリン)を最後に2ヶ月間勝ち星がない。「疲れもあり、制球が悪いのが全て。球宴休みで復調して欲しい」と指揮官は春先の勢いが戻ることを期待していた。

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ロッテ自力V消滅…唐川『20代初勝利』お預け[サンスポ]

ロッテはソフトバンクに敗れ、自力優勝が消滅した。

約2ヶ月も白星から遠ざかっている唐川に、序盤から試練が待っていた。3回まで毎回長打を許しては失点するという繰り返し。苦しい投球内容に、マウンド上で大粒の汗を流した。

「最近は内容がよくなかった。投球フォームの軸がぶれていたというか、バランスが崩れていた。しっかり修正したつもりです」と試合前には自信を見せていたが…。思い通りにはいかなかった。

最後に勝った試合というと、5月19日の横浜戦(千葉マリン)までさかのぼる。それ以降は4試合で0勝3敗。7月5日に20歳の誕生日を迎えたが、『20代初勝利』もお預け状態だ。メモリアル勝利を目指し、15日にはブルペンで約60球の最終調整。全球種を確認し“復活”するはずだった。

前日17日に、やっと連敗を「7」でストップさせたロッテ。ただ危機的状況からは、まだ抜け出していない。ソフトバンクに負ければ自力V消滅という一戦だけに、唐川の出来はチームの命運を握っていた。その大事な試合で3回まで8安打4失点の乱調。バレンタイン監督は一塁ベンチで表情を曇らせた。

低迷するチームの状況に「雰囲気は…。あまり分からない。まずは自分のこと」と話した唐川だが、上昇気流に乗せる快投、とはいかなかった。

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唐川4失点また20歳勝利ならず[ニッカン]

ロッテ唐川が、不安定な立ち上がりを攻められ6回4失点で、今月5日に20歳になってからの初勝利はまたもお預け。「最初は力みすぎた。コントロールが定まらなかったので、それを何とかしようと小手先で投げたボールを打たれてしまった。悔いが残る。3回で4失点は情けないです」と肩を落とした。それでも8回に味方が同点に追いついたため、負けはつかなかった。

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