7月28日7月28日日本ハムが07年8月の8連勝以来の6連勝で今季最多の貯金17。3年ぶりのロッテ戦勝ち越しを決め、2位と2ゲーム差。日本ハムはスレッジが1回に先制の13号3ラン、8回に14号ソロで来日初の1試合2本塁打。9回に高橋のタイムリーで加点。先発・八木は6回0/3を3安打無失点、今季最多の8奪三振で7勝目。ロッテは3度目の4連敗、00年以来の日本ハム戦7連敗。借金は03年9月2日以来ボビー政権ワーストの15、オリックスに同率5位で並ばれた。先発・小林宏は7回2/3を4失点でパ・ワーストの8敗目、日本ハム戦は08年開幕戦から9連敗。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 千葉ロッテ | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 5 |
| 北海道日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
ロッテ・バレンタイン監督が今季限りでの退団を明言し、ゴタゴタを清算して臨んだ後半戦の開幕だったが、勝利を飾れなかった。7回には、左太もも痛でまだ打撃のできない今江を初めからさらに代打を出すつもりで送り出し、相手の左腕を交代させる執念の采配も見せたが実らなかった。日本ハムに7連敗で負け越しが確定。借金は最多の15にまで増え、オリックスと並び最下位に転落した。「監督がどういう声明を出そうがファンの姿勢は変わらない。良い野球を見ようとして球場に来ていると思うから。ただ、今日はそれに応えられなかった」と残念そうだった。
小林宏が立ち上がりの悪さを悔やんだ。初回に2四死球でピンチを招き、スレッジに痛恨の先制3ランを被弾。2回以降は立ち直りを見せたが、7回2/3を8安打4失点で8敗目を喫した。今季の日本ハム戦は4戦全敗と“カモ”にされており「立ち上がりに3点も取られたらきつい。（2回以降は）何とか粘り強く投げられたが…」と唇をかんだ。
ロッテは4連敗でバレンタイン政権下ではワーストの借金15となり、最下位のオリックスに並ばれた。指揮官にとっては、26日に今季限りの退団を正式表明してから最初の試合。9回2死から竹原の一発で零敗を免れるのがやっとの内容に「私が声明を発信しようとファンが求めるもの（チームの勝利）は変わらない。ただそれに応えることができなかった」と肩を落とした。対日本ハムは7連敗。2勝13敗で9試合を残し負け越しが決まった。
ロッテ・バレンタイン監督の今季限りでの退団表明も選手には響かなかった。後半戦開幕は完敗に終わり、最下位オリックスに同率で並ばれた。八木に翻ろうされ、7回無死一、二塁の反撃機も継投策の前に、代打の代打を2度続けて送り出した指揮官の執念も実らなかった。「打てると思う打者を出したが、結果として相手が上だった」と無念の表情だった。
バレンタイン監督が来季続投の断念を表明し、迎えた後半戦。走塁や打席での粘り、さらに5回の攻撃前の円陣、7回の代打攻勢…。勝利への執念という点では変化が見えたが、それらをもってしても、首位の壁は厚かった。
1回、小林宏は制球難に確実に付け込まれた。打線は、指揮官が「多くの（低めの）ボール球に手を出していた」と言うように、4勝を献上している多田野と似たパターンに。無策ぶりは根本から変わっておらず、八木に3敗目を喫した。
このカード7連敗。相手の貯金17のうち、ロッテは11も与えている。
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6月にフジテレビの情報番組「とくダネ！」で放送された、貧困に苦しむ同国の特集を見たのがきっかけで「何とか力になりたかった」という。
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