わたしはかもめ2009年鴎の便り(8月)

便

8月1日

千葉ロッテ5−4東北楽天(千葉マリン)

ロッテが7月5、7、8日3連勝以来の連勝で借金15、単独5位浮上。1回サブロー犠飛で先制、3回竹原3点タイムリー二塁打で加点も同点とされた8回その裏、代打福浦のタイムリー二塁打で勝ち越す。3人目・内が8回2死から2/3回を抑えプロ6年目で初白星、4人目・シコースキーが5セーブ。自身4連勝中の先発・小野は7回1/3を5安打3失点。楽天はセギノールのタイムリー二塁打、宮出の代打本塁打は今季2本目自身4本目となる2号3ランで4点差を追いつくも連敗で今季ワーストタイ借金7。3人目・有銘が2敗目。先発・永井は6回9安打4失点。

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東北楽天0000100304
千葉ロッテ10300001x5
「本当に良かったです。今は自分が任された場面でしっかり抑えることだけ考えて必死に投げています。チームも連勝で良い勝ち方ができているので、自分も少しでも貢献できるように頑張ります。今日は自分のことですが田舎から祖父母が応援に来てくれていたので、良いピッチングを見せることができて本当に良かったです。」(プロ入り初勝利)

◇内プロ1勝

内がプロ初勝利を挙げた。8回、同点に追いついかれた直後に登板すると山崎武とリンデンを打ち取り、その裏の勝ち越しにつなげた。この日は鹿児島県徳之島から祖父母が応援に来ていた。お立ち台から「おじいちゃん、おばあちゃん、本当にやりましたと伝えたい」と、スタンドの祖父母に手を振った。天然な初々しさを感じさせるが今季で6年目。「手術もしてやっとここまできた」。中継ぎ崩壊に悩むチームにとって、大きな勝利となった。

◇今江が登録抹消

ロッテ今江敏晃内野手(25)が1日、出場選手登録を抹消された。20日の日本ハム12回戦(札幌ドーム)の3回の打撃中に左太もも裏に張りを訴え、その後病院で軽度の肉離れと診断された。この日の楽天戦(千葉マリン)から復帰の青写真を描いていてリハビリに取り組んでいたが、その過程で再び同じところを痛めてしまった。バレンタイン監督は「また一からやり直しということ」と状況を説明した。

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天才復活へロッテ福浦決勝打で最下位脱出[ニッカン]

ロッテ福浦和也内野手(33)は冷静だった。同点の8回1死一、三塁、代打の代打として打席に向かう。楽天野村監督は左翼手と右翼手を入れ替えてきた。元投手で強肩の宮出を左翼に。小山の150キロ前後の直球は引っ張れないと予測しての交代。屈辱的な外野の交代を目の当たりにした。「はははっ。なかなか引っ張れなくなってるんでね。でも、逆方向に打てば、最低でも犠牲フライになると思った」。無理に引っ張らずに7球目の甘く入った速球を中堅の右へ打ち返した。

ここまで2割3分2厘、得点圏打率は1割7分と、本来の力を発揮しきれていなかった。「あの場面で使ってくれた監督に感謝したい。試合に出た時は何とかして一生懸命やるだけです」。チームを最下位から脱出させた一打は、不振の天才打者を吹っ切らせた。

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ロッテ・福浦、値千金の決勝打[サンスポ]

ロッテは3点リードを追いつかれた直後の8回、福浦が値千金の決勝打を放った。1死一、三塁から代打で起用されると右中間に適時二塁打。「あの場面で使ってもらったので、どうしても打ちたかった」。チームは連勝で最下位を脱出した。

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代打の代打・福浦が決勝打…ロッテ[報知]

ロッテの福浦が、後半戦初の連勝を運んだ。8回1死一、三塁に、代打・堀の代打で登場。20打席ぶりの安打となる勝ち越し適時二塁打を放った。今季は打率2割3分台と絶不調。3点リードの8回に中継ぎ陣が崩壊し、同点に追いつかれた嫌なムードも、一振りで振り払った。「こういう成績なので、何とかしたかった。毎日一生懸命やるだけ」と笑顔を見せた。

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内がプロ初勝利!ロッテ、連勝で単独5位[スポニチ]

6年目でプロ初勝利をマークしたロッテ・内が初めてのお立ち台で絶叫した。「今日は田舎からおじいちゃんとおばあちゃんが来てまして…本当にやりました!」と2人がいるスタンドに手を振った。同点にされた直後の8回1死二塁で山崎武を遊ゴロ、リンデンを左飛に抑え、直後に勝ち越し。2日に鹿児島・徳之島に戻る初観戦の祖父と祖母に最高の孝行をしてみせた。

03年のドラフト1巡目右腕も結果が出ないまま07年オフに右肩を手術。昨年はイースタンに5試合登板しただけだった。「苦労したかいがありました。これからも任された場面で精一杯に頑張りたい」。チームは6連敗の後に2連勝で単独5位に浮上した。

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ロッテ、代打福浦が決勝打!「本当に嬉しい」[サンスポ]

ロッテの福浦が代打の代打で20打席ぶりの安打となる決勝の二塁打を放った。3点差を追い付かれた直後の8回1死一、三塁。「本当に嬉しい」。チームにも自身にも価値のある一打に、実感がこもった。

福浦の打席の前、楽天は右翼の宮出と左翼の憲史を入れ替えた。今の福浦では小山の速球を引っ張れない、と値踏みされたようなシフト。その上で相手バッテリーに速球攻めに遭った。

4度のファウル。全盛期ならもっと早く仕留めていただろう。本人も「初球で決めたかった」と言ったが、最後の7球目の直球を鋭いライナーで右中間に引っ張ったところに意地も見えた。

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内初勝利、次はお立ち台白星?[ニッカン]

ロッテ内竜也投手(24)がプロ6年目で初勝利を挙げた。同点の8回1死二塁で登板し、山崎武を遊ゴロ。リンデンを左飛にしとめてピンチを切り抜けた。その裏の味方の勝ち越しに「かなり嬉しかった」と喜んだ。お立ち台は苦手で「ちゃんと喋ってこい」とチームメートに言われたが、初勝利の感想を聞かれると「いやー、本当に良かったと思います。チームは波に乗ってる?はい。そうです」と、あっさり終わってしまった。次は、投球同様に、お立ち台での受け答えも期待したい。

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ロッテ・今江が登録外れる[スポニチ]

左太もも裏を痛めていたロッテの今江が1日、出場選手登録を外れた。今江は7月20日の日本ハム戦での走塁で、軽度の肉離れ。様子を見ながら出番を探ってきたが、回復が芳しくなかった。

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