わたしはかもめ2009年鴎の便り(8月)

便

8月8日

オリックス2−6千葉ロッテ(京セラドーム)

ロッテがオリックス戦連敗を4で止め今季このカード3勝11敗。2−2の9回西岡のタイムリーで勝ち越しサブロー・大松の連続タイムリー二塁打で加点、京セラドーム連敗も6で止め最下位オリックスと2ゲーム差とする。大松が3本のタイムリーで3打点。2人目・内が8月1日楽天戦以来のプロ2勝目。先発・小野は6回0/3を5安打2失点。オリックスは7回ローズ5月2日楽天戦以来の12号2ランで同点も今季ワーストタイ借金19。2人目・香月が3敗目。自身2連敗の金子は8回8安打、今季4度目2ケタ10奪三振、2失点防御率2.92でリーグ6位。

123456789R
千葉ロッテ0001010046
オリックス0000002002
西岡
「最後の打席は無我夢中で打ちました。ボール球だったのですが気持ちが入っていたのでヒットになってくれたと思います。ツーアウトから塀内さんがヒットで繋いでくれたチャンスを潰さなくて本当に良かったです。明日もチーム一丸で勝利し、勝ち越して千葉に帰りたいですね。」(9回決勝タイムリー)

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ロッテ大松「大坂夏の陣」トドメの二塁打[ニッカン]

「大坂夏の陣」と銘打たれた一戦で「東軍」のロッテが久しぶりに勝ちどきを上げた。「西軍」オリックスの本拠地で今季初白星。牽引したのは、切り込み隊長の1番西岡剛内野手(25)だった。同点で迎えた9回2死三塁、カウント2−3から低め直球をうまく拾って中前へはじき返した。「無我夢中だった。絶対にヒットを打つつもりで打席に入った。大阪ではあまり勝ててなかったけど、家族も見に来ていたので良かったです」と、地元関西での「手柄」を笑顔で振り返った。

この回なおも2死一、二塁から3番サブローが、今季初の4安打となる左翼フェンス直撃の2点二塁打で援護射撃。最後は4番大松が、この日3打点目となる右越え適時二塁打でトドメを刺した。大松は「夏の陣ですからね。徳川の方が強いんでしょ。徳川の意地を見せられました」と胸を張った。

大将バレンタイン監督も「相手投手はシャープな投球をしていたが、うちの各打者が食らいついてくれたのが大きかった」と褒めたたえた。

「いつも通り必死に投げただけ。2勝目?白星は後からついてくるもの。自分がやるべきことをやるだけ。」(7回途中から2番手で登板し2回無安打無失点で今季2勝目)

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9回2死から西岡「気持ち」でV打…ロッテ[報知]

ロッテ・西岡が技ありの決勝打で流れを引き寄せ、同率最下位転落の危機から救った。同点の9回2死三塁から香月の外角低めに外れた直球にバットを伸ばし、勝ち越しの中前適時打。「ボール球だったが、気持ちがこもっていたのでヒットになった。地元(大阪)で打てて嬉しかった」と笑顔。敵地でのオリックス戦今季初勝利を挙げて、同カードの連敗は4で止まった。

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ロッテ、敵地で今季初勝利!西岡が決勝打[サンスポ]

2−2の9回2死三塁から西岡が決勝の中前適時打。オリックス戦の連敗を「4」で止め、11敗を喫している苦手から敵地で今季初勝利を挙げた。「絶対にヒットを打つという気持ちで、無我夢中でした」と西岡。ヒーローインタビューでは「チームの成績はよくないけど、誰1人諦めていません」と力強く5位からの巻き返しを誓った。

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西岡決勝打!ロッテ オリ戦ビジター連敗止めた[スポニチ]

ロッテが、オリックス戦のビジターでの連敗を7で止めた。同点の9回2死二塁から決勝の中前適時打を放った西岡は「無我夢中で絶対にヒットを打とうと思っていた。ボール球だったけど気持ちがこもっていたのでヒットになった」。大阪出身のリードオフマンは「大阪で負けてばかりでいい思い出がなかったけど、家族も見に来ている地元で打てて嬉しい」と安どの笑顔。チームの低迷が続く中、「チームの成績は良くないが、誰1人諦めていない」と自ら鼓舞するように話した。

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ロッテ、オリ戦連敗「4」で止めた[デイリー]

ようやく鬼門を乗り越えた。

同点のまま迎えた9回、あっさり2死となったが、途中出場の塀内が左翼への二塁打で出塁。暴投で三塁まで進むと、西岡がフルカウントから中前に決勝打を放った。試合後は「無我夢中だった」と、地元・大阪で家族も見守る中で放った決勝打を振り返った。

試合を決める大きな仕事に、バレンタイン監督も「簡単に済ませてしまう打席もあるが、今日は粘ってくれた。非常に貴重な1本になった」と賛辞を贈る。オリックス戦の連敗を4で止め、京セラドームでの今季の連敗も6で止めた。

それでも対オリックスの成績は3勝11敗と大きく負け越したまま。逆転のCS進出へ向け、これ以上は同じチームに負けられない。「誰1人諦めていません」と言い切った西岡。この勝利を逆襲の序曲とできるか。

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西岡が決めた!ロッテ、ホームでオリに雪辱[サンスポ]

低めのボール球だった。同点の9回2死三塁。ロッテの西岡がしぶとい打撃で中前に勝ち越し打を放った。

これまでオリックスのホームでは7戦全敗。この日も終盤に2点差を追い付かれた。悪い流れを断ち切った快打に、西岡は「無我夢中。絶対に打つ気持ちだった。ボール球だったが、気持ちがこもっていたので安打になった」と精神面を強調した。

今季はWBC日本代表落選の屈辱を胸に、首位打者などを目標に掲げた。だが、現実は甘くなかった。時にはその気持ちが切れかかっているような淡泊な打席もあった。プレー中の故障も多く、持てる力を出し切れない姿はロッテの低迷ぶりに重なった。

今後もチーム、西岡とも厳しい戦いは続くだろう。だが「チームの成績は良くないが、誰1人諦めていない」と自らを鼓舞するように話した。

バレンタイン監督
「簡単に済ませてしまう打席もあるが、この打席では2ストイラクから粘って貴重な1本を打った。」(西岡の勝ち越し打に)
大松
「好機でたくさん打席が回ってきた。いい集中力で打てた。」(3打点)

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4番大松が先制適時打[ニッカン]

ロッテの4番大松が4回に先制適時打を放った。0−0で迎えたこの回1死一、三塁から高めチェンジアップをたたき付け、右前へ運んだ。「最低でも犠牲フライというつもりでいた。高めに目をつけて振り遅れないよう気をつけていた。高めのチェンジアップをうまく打つことができて、いい所に抜けてくれました」と笑顔で話した。この3連戦は「大坂夏の陣」と銘打って開催されている。「負ける訳にはいかないでしょう」と「東軍」の大将として意地を見せた。

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