わたしはかもめ2009年鴎の便り(8月)

便

8月9日

オリックス2−3千葉ロッテ(京セラドーム)

ロッテが大松の全打点を挙げる活躍で、今季このカード5カード目で初の勝ち越し、オリックスとのゲーム差を3に広げた。ロッテは1回大松がタイムリーを放ち先制するが、その裏同点とされ2回には勝ち越しを許した。3回以降1人の走者も出せなかったが、9回1死一塁から大松が先発・小松から逆転の15号2ランを打ち逃げ切った。勝ち投手は昨日白星を挙げた内で3勝目。2日連続の勝ち投手はチームでは06年の小林雅以来。セーブはシコースキーで自身最多の6。負け投手は小松で7敗目。チームは今季ワーストの借金20となった。

123456789R
千葉ロッテ1000000023
オリックス1100000002
大松
「代走が出たことで(盗塁を警戒して)カーブはない、と。併殺を取りにシュートで来ると思ったし、速い球を待っていました。」

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ロッテ大松、父親観戦で15号親孝行V弾[ニッカン]

ロッテ大松尚逸外野手(27)がひと振りで決めた。1点を追う9回表1死一塁から、右翼席へ15号逆転2ラン。土壇場で試合をひっくり返した。「前の打席で直球にさされ気味だったので、フォロースルーを大きくしたことでボールが伸びてくれた」と振り返った。

会心の打撃は、親孝行の1発でもあった。地元石川から家族や親類10人が観戦に訪れていた。「昨日の夜はみんなで食事に行って、父親の元気な顔を見てリフレッシュできた」と笑みがこぼれた。中学3年の時に母を病気で亡くし、父の手1つで育てられただけに「活躍している姿を見せるのが親孝行」と、スタンドの父三郎さん(58)を喜ばせた。

これでオリックスに連勝し、今季同カード初の勝ち越しを決めた。2日で6打点の4番は「これから上昇気流に乗っていきます」と頼もしく話した。

◇唐川、踏ん張り2失点

唐川が7回2失点の粘投で勝利へと導いた。序盤2失点も「前回と同じように、これから良くなることもあると思って投げた」と踏ん張った。3回以降は制球も低めに集まり、2安打無失点で逆転劇につなげた。パ・リーグで唯一白星を挙げていないオリックスからの初勝利は逃したが、収穫十分のマウンドだった。「チームが勝つために投げているので良かった。課題の立ち上がりを何とかしたい」と口元を引き締めた。

サブロー
「今年はプロ15年目で1番いいんじゃないから。井口さんのやり方を自分なりに考えて、1番力の伝わるところでボールをとらえようとしている。」(2試合連続マルチの2安打1得点)

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4番が魅せた!大松“親孝行”逆転弾[デイリー]

ベンチに戻ってきたロッテ・大松は、指揮官の差し出した両手に、力任せのハイタッチを返した。

1点差で迎えた9回1死一塁、外角高めの直球を振り抜いた。「高めをあそこまで持っていけるのは、思い描くスイングができているのかも」と振り返った打球は、右翼席への逆転2ラン。4番の仕事を果たした。

この日スタンドに地元・石川から父、兄、親族らを招待。8日夜には食事を共にし「確実にパワーになった」という。「活躍している姿を見せるだけで親孝行ですから」と笑顔で話した。

2試合連続3打点で勝利をもたらした4番に、バレンタイン監督は「頼りがいがあり、自信を持って打席に送り出せる」と、最大級の賛辞を贈る。主砲の一発で苦手オリックスを粉砕し、CS出場へ望みをつないだ。

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大松9回逆転V2ラン、孝行息子だ15号&連日3打点…ロッテ[報知]

ロッテ・大松のパワフルなスイングが勝利の女神を振り向かせた。1点を追う9回1死一塁。小松の甘く入った高めの速球をたたきつぶすと、美しい放物線を描いて打球は右翼席に吸い込まれていった。「自分の思い描いている感じで打てた」。土壇場で試合をひっくり返した15号2ランに、人懐こい笑顔がはじけた。

迷いはなかった。俊足の早坂が一塁の代走に起用されて、「カーブとかはないと思っていた。ストライクを取りにくる、速いボールを引っ張ろうと思った」と狙い球を待った。低めに外れた初球のシュートを見送り、読み切っていた2球目の直球を仕留めた。初回の中前適時打を含めてチームの全打点をたたき出し、3安打3打点をマークした前日(8日)に続く大暴れだ。

オリックスに連勝したこの2試合は、父・三郎さん(58)や親戚約10人が地元・石川から応援に駆けつけていた。前夜は食事をともにした大松は、「パワーをもらった。活躍する姿を見せるのが親孝行」と格別な勝利の味をかみしめた。

◇7回2失点も唐川また勝てず

7回2失点と粘投したロッテの唐川が、また白星に恵まれなかった。立ち上がりは不安定だったが、4回以降はストライク先行の投球に修正。5月19日の横浜戦(千葉)で4勝目を挙げて以来、勝ち星から遠ざかっている右腕は、「7回2失点と粘投したロッテの唐川が、また白星に恵まれなかった。立ち上がりは不安定だったが、4回以降はストライク先行の投球に修正。5月19日の横浜戦(千葉)で4勝目を挙げて以来、勝ち星から遠ざかっている右腕は、「チームが勝ててよかった。(序盤は)よく言えば慎重でしたが、悪く言えば腕が振れていなかった」と反省を忘れなかった。チームが勝ててよかった。(序盤は)よく言えば慎重でしたが、悪く言えば腕が振れていなかった」と反省を忘れなかった。

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亀にゃ負けねぇ!ロッテ・大松、逆転ど〜ん[サンスポ]

勝利への執念が、4番のバットに乗り移った。1点を追う9回一死一塁。ロッテの大松が、起死回生の逆転15号2ランを右中間席にたたき込んだ。

「甘い球がきたら思いきり引っ張ろうと思っていた。会心でした」。3〜8回まで3者凡退と打ちあぐねた相手先発の“小松”を、“大松”が最後に攻略した。1回には先制打も放ち、全3打点をあげた27歳。地元の石川県から駆けつけた父・三郎さん(58)の前で大暴れした。

友の活躍が刺激になっている。東海大出身の大松は、中大出身の巨人・亀井と同期。大学時代に全日本でプレーした縁で、今でも食事に出かける関係だ。その亀井が、連日主役を演じる姿を報道で知るたびに闘志メラメラ。「本塁打と打点は絶対に負けません」と気合を入れている。

今季初めてオリックスに3連戦を勝ち越したロッテ。頼れる4番が“苦手克服”に大きく貢献した。

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ロッテ・唐川、力投も序盤の失点反省[サンスポ]

ロッテの唐川が7回6安打2失点。前回登板の153球に続き122球の力投だったが、5月19日の横浜戦(千葉マリン)以来の白星(5勝目)はならず。序盤に失点する内容に「よくいえば慎重だけど、悪くいえば中途半端」と反省しきり。勝てば『パ5球団制覇』だったが、お預けとなった。それでも「チームが勝つために投げているので」と逆転劇に笑顔を見せた。

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ロッテ・大松、逆転2ラン!読み通りの一発[サンスポ]

ロッテ・大松の逆転2ランは読みなどが、全てかみ合ったものだった。

1点を追う9回1死一塁。一塁には代走・早坂。ロッテ打線は小松のカーブに苦しんでいた。しかし、この場面では早坂の足を警戒し、速球中心になると大松は見越したようで「併殺打を取りに、シュートとかフォークで来ると。速い球を待っていた」と言う。

さらに、前の打席では速球を打ち損じて、中飛に倒れていただけに「フォロースルーを大きく取ろうと思っていた。甘い球が来たら、思い切り引っ張ろうと思っていた」。イメージ通りに右へ運んだ値千金の一発。4番打者は満足そうだった。

バレンタイン監督
「小松には本当に苦しめられていた。全員が一丸になって勝った。」(このカード初の勝ち越し)
唐川
「よく言えば慎重だが、悪く言えば腕が振れていない。」(課題の立ち上がりに)

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大松が9回15号逆転2ラン[ニッカン]

ロッテ大松が15号逆転2ラン。1点を追う9回表1死一塁から、高めシュートを右翼席へ運んだ。「前の打席で直球にさされ気味だったので、フォロースルーを大きくしたことでボールが伸びてくれた」と会心の一打を振り返った。バレンタイン監督も「大松とサブローは頼りがいがあり、自信を持って送り出している。大松がホームランで応えてくれた」と大喜び。これでオリックスに連勝し、今季同カード初の勝ち越しを決めた。

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大松が先制の中前適時打[ニッカン]

ロッテの4番大松が初回に先制適時打を放った。2死二塁から、3番サブローの左翼線への二塁打でチャンスをつくると、続く大松が中前適時打で先制点を奪った。「打ったのはカーブ。昨日からサブローさんがヒットで出塁していい流れでつないでくれているので、すごく集中して打席に入ることができました。先制点が欲しい場面で打つことができて良かった」と振り返った。

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