わたしはかもめ2009年鴎の便り(8月)

便

8月11日

千葉ロッテ0−1埼玉西武(千葉マリン)

西武が栗山の9号ソロで1−0で勝利。涌井は今季2度目の160球越えの161球を投げ今季6度目の2桁、自己最多13奪三振でダルビッシュを抜いてリーグトップ147奪三振とし今季3度目自身5度目の完封勝利。ダルビッシュと並びリーグトップの13勝目。1−0の完封勝利は涌井自身初、西武では05年8月27日西口以来。涌井は対ロッテ5連勝、千葉マリンで4連勝。ロッテ先発・小林宏は今季最長9回を投げ先発としては今季最少2度目の1失点も今季3度目の完投負けで2年連続自身3度目の10敗目。自身3連敗で対西武も3連敗。

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埼玉西武0010000001
千葉ロッテ0000000000

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動かぬロッテ・ボビー、後味悪い零敗[ニッカン]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(59)の消極的な采配が、涌井の完封をアシストした。苦手涌井を攻略する最大のチャンスは、1点を追う7回だった。1死一、三塁から9番根元に強攻を指示したが、146キロの内角直球に空振り三振。8日に1軍昇格したばかりで速球の対応に苦戦していた。それだけにスクイズで同点という作戦もあった。

バレンタイン監督も「カウント1−2か1−3になればやろうと思ったが、2−2になったのでやめた。ヒットを打ってくれると思った」と振り返った。元々小技がうまい選手。好調涌井のリズムを崩すためにも、勝負に出る積極性が必要だった。さらに四球で2死満塁とした際も、3打数無安打の竹原をそのまま起用。本来、投手の右、左に応じ打者も右、左で代えていくが、なぜかベンチの左の橋本将を代打で起用しなかった。結局、竹原が二ゴロに倒れ無得点で、1点差の惜敗。バレンタイン監督は「涌井は13勝も挙げているような投手ですから、他チームも手を焼いているように優れた投手」と、まるで他人事のように振り返っていたが、後味の悪い試合となってしまった。

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天敵・涌井に33イニングでたった3点…ロッテ[報知]

またも天敵・涌井を打てなかった。いつものように、この試合もチームとしての狙い球を設定せず。3回までに7三振するなど13三振。7回1死一、三塁の好機も生かせなかった。今季7度目の完封負け。対涌井は33イニング3得点で、4戦全敗となった。井口は「ワンチャンスをものにしないと。簡単に打ち崩せる投手ではないから」と唇をかんだ。三振数は12球団ワーストの757となった。

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ロッテ、涌井にお手上げ…今季4戦4敗[スポニチ]

ロッテは涌井に今季2度目の零敗を喫し今季4戦4敗となった。勝負の分岐点は0−1の7回。1死一、三塁で9番・根元は空振り三振に倒れた。スクイズで同点にする選択肢もあったが、バレンタイン監督は「カウントが1−3になればやろうと思ったが、2−2になったのでできなかった」と説明した。13三振で今季25度目の2ケタ三振。計757三振は12球団ワーストを独走している。

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痛恨の被弾…ロッテ・小林宏は10敗目[サンスポ]

小林宏は1球に泣いた。3回に栗山にソロ本塁打を浴びたが、その後はテンポのいい投球を取り戻し、9回まで無失点。だが、相手が悪かった。打線が涌井相手に沈黙し、リーグワーストの10敗目となった。

小林宏は「本塁打はチェンジアップが甘く入った。悔いが残る」とうなだれた。バレンタイン監督は「(小林宏は)勝利に値する内容。ただ、相手はあの1点で十分だったということ」と淡々と話した。

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小林宏被弾に「悔い残る」[ニッカン]

ロッテ小林宏之投手(31)が1失点完投の好投も報われず、リーグワーストの10敗目を喫した。失点は栗山への初球チェンジアップが高めに浮いてソロを浴びた1点だけ。「中盤から球が走りだして自分の投球ができるようになった。あの1球は悔いが残る」と肩を落とした。バレンタイン監督も「勝利に値する投球内容だった。ホームランもフェンスをかすめて入ってもの」とフォローした。

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