わたしはかもめ2009年鴎の便り(8月)

便

8月13日

千葉ロッテ5−2埼玉西武(千葉マリン)

ロッテが連敗を止め借金15。1点を追う1回井口の8月初打点となる二ゴロ間で同点、続く里崎・バーナムJr.の連続タイムリーで勝ち越し、1点差に迫られた5回井口のタイムリーなどで加点。先発・成瀬は7回8安打2失点で連勝の6勝目。8回を内が三者連続空振り三振、9回シコースキーも三者凡退に抑え7セーブ。西武は連勝が止まり貯金2、2位ソフトバンクと5.5ゲーム差。先発・ワズディンは4回5安打3失点で4月26日ロッテ戦以来の3敗目。中村が1回成瀬からはプロ初打点のタイムリー二塁打で95打点目。栗山が今季2度目の4安打。

123456789R
埼玉西武1001000002
千葉ロッテ30002000x5

◇11試合ぶり適時打

指名打者で出場した千葉ロッテ・井口が5回無死一、二塁で、7月31日の楽天戦(千葉マリン)以来11試合ぶりの適時打を放った。連続四球を与え制球の定まらない山本淳の失投を見逃さなかった。カウント0−2からストライクを取りにきた直球を左中間にはじき返し、二走サブローが生還。リードを広げマウンドの成瀬を援護した。

ページトップ

ロッテ成瀬「尋常じゃない汗」も粘投6勝[ニッカン]

ロッテの左腕エース成瀬善久投手(23)が7回2失点の粘投で6勝目を挙げた。2回以外は毎回安打を許したが、要所でチェンジアップを低めに集めてピンチをしのいだ。前回登板した6日のソフトバンク戦(福岡ヤフー)からの連勝。「マリンでは珍しく無風だったので汗が尋常じゃなかった。でも最後まで心が折れなかった」と振り返った。

横浜高の1年下にあたる西武涌井の好投が刺激になった。11日のロッテ対西武(千葉マリン)で先発した涌井の161球完封劇を目の前で見た。「勝負どころでいい球が行っていたし後輩ながら尊敬できる。いいお手本としたい」と発奮材料にした。その言葉通り、7回1死一、二塁のピンチで3番中島を外角スライダーで空振り三振、4番中村を内角に食い込む直球で三邪飛に仕留めて断ち切った。「最後は1球1球全力で投げた。いいコースに行ったと思う」と満足げに話した。チームの連敗は2でストップ。3位まで8.5ゲーム差に縮めて望みをつないだ。

バーナムJr.
「暑かったので力を無駄遣いしないように、練習中はできるだけロッカールームで水分補給を心がけた。」(初回に決勝打となる右前適時打)

ページトップ

ロッテ・井口、18打席ぶり不振脱出安打![サンスポ]

ロッテ・井口の18打席ぶりの安打は貴重な追加点につながった。3−2の五回無死一、二塁から左前適時打を放ち、「自分の調子自体が上がってこないので、とにかくいい場面で安打が出てよかった」と胸をなでおろした。適時打は7月31日の楽天戦以来で、打率.277と不振。この日は疲労を考慮されてDHで出場した男が、バットで勝利に貢献した。

ページトップ

成瀬、無風の千葉でチームトップタイ6勝目[スポニチ]

ロッテの成瀬が、8安打されながら7回2失点でチームトップタイの6勝目。千葉マリン特有の海風が吹かず「ここまで無風に近いのは初めて。汗が止まらず正直つらかった」というものの要所を締めた。決勝打に好リードでアシストした里崎が「成瀬は真っ直ぐに力が出てきた」というように、左太腿裏の肉離れで出遅れた開幕直後は勢いがなかった直球に角度がつき、球威が戻ったのが大きい。北京五輪に出場した左腕は、16年五輪で野球競技が復活しないことには「自分はいい経験をさせてもらって野球人生にプラスになっている。残念だし複雑な気持ち」と表情を曇らせたが、自身の復調には満足そうだった。

「どんな場面でも抑えるだけ。まだまだ納得していない。」(新セットアッパー定着。8回に登板し3者三振)

ページトップ

成瀬耐えた!後輩涌井の快投に奮起し3連敗阻止…ロッテ[報知]

ロッテは成瀬が8安打されながら7回を2失点にまとめ、同一カード3連敗を阻止した。6日のソフトバンク戦で約2ヶ月ぶりの勝利を挙げてから2連勝。5回1/3、7失点と炎上した前回(7月1日)対戦のリベンジを果たし、「初球が甘く行かないように丁寧に投げた。最後まで投げ切ってやろうという気持ちで投げていた」と笑みを浮かべた。

後輩の姿に闘志がわいた。3連戦の初戦に横浜高の後輩・涌井が161球完封勝利。「さすがだった。あそこまで投げるのは尊敬する。いいお手本になった」。この日の千葉マリンは珍しく無風。湿度が70%を超えた蒸し暑いマウンドで107球に魂を込めた。

「僕は(プレーオフを)諦めていないので、ファンの皆さんも諦めないで応援してください」とお立ち台で叫ぶと、2万8000人で埋まった本拠地は大歓声に包まれた。

ページトップ

ロッテ・成瀬、涌井の投球も刺激に粘投[サンスポ]

成瀬の粘りの陰には横浜高の後輩、西武・涌井が11日に見せた161球での完封も刺激となっていた。

3点リードの7回1死一、二塁で中島、中村を迎えた。要所での制球力、終盤の体力…。タイトルを争った2年前から、今の涌井との差を痛感していただけに「全力で抑えにいった」。涌井ばりの集中力で、2者の打球をフェア地域に飛ばさせることさえなかった。

一方のスタミナ面。この回限りで自ら降板を申し出て「風がまったく吹かず、汗が尋常ではなかった」。こちらは涌井のようにはいかなかったが、その表情には心地よい疲労感ものぞいた。

バレンタイン監督
「最後に1番いいところを見せた。」(7回のピンチをしのいだ成瀬に)

ページトップ

成瀬6勝「最後まで心折れず」[ニッカン]

ロッテの左腕エース成瀬が7回2失点の粘投で6勝目を挙げた。2回以外は毎回安打を許したが、要所でチェンジアップを低めに集めてピンチをしのいだ。前回登板した6日のソフトバンク戦(福岡ヤフー)からの連勝。「マリンでは珍しく無風だったので汗が尋常じゃなかった。でも最後まで心が折れなかった」と振り返った。これでチームの連敗は2でストップ。CS圏内まで8.5ゲーム差に縮めて望みをつないだ。

ページトップ

ロッテ、久々に打線が援護!連敗を2で止める[サンスポ]

ロッテは先制をされた1回、制球の定まらない西武先発のワズディンを攻め、里崎の適時打などで3−1と逆転に成功。1点差に迫られた5回には四球の走者を2人置いて井口が適時打を放ち、2点を加点した。ロッテ先発の成瀬は7回2失点で6勝目。西武は5回に登板した1死も取れずに2失点の山本淳が誤算だった。

先発陣の期待を裏切ってきた打線が、ようやく序盤にリードをもたらした。1回に3点を奪い、先発・成瀬の背中を押した。

0−1で迎えた1死満塁の場面。井口の打球は二塁正面をついてしまった。併殺で無得点の拙攻か−。しかし、井口が猛然と一塁ベースを駆け抜け、併殺崩れの間に同点。里崎、バーナム・ジュニアの連続適時打を呼び込んだ。

「井口さんが激走して同点に追いついた直後だったので、何とか続きたかった。先制されてから、すぐに逆転できたのは大きい」とは里崎だ。

この3連戦の前までは、チームは西武に8勝4敗と勝ち越していたが…。今カードは連敗スタート。原因は、明らかに湿った打線だ。11日は小林宏が9回1失点の力投、前日12日は清水が8回2失点と好投したが、援護できなかった。バレンタイン監督は「(先発に)勝ちをつけてあげられなくて残念。打線がつながらなかった」と唇をかむばかり。3タテ回避を、この日の打線の奮起に託すしかなかった。

「いい攻撃ができていると思う」と、3点目の適時打を放ったバーナム・ジュニアは復調を明言。夏休みでぎっしり埋まったスタンドを、これ以上失望させる訳にはいかない。

ページトップ

井口11試合ぶり適時打に笑顔[ニッカン]

ロッテ井口が11試合ぶりにタイムリーを放った。3−2で迎えた5回裏無死一、二塁から146キロ内角直球を左前へ運び貴重な追加点をたたき出した。4試合ぶり安打が、7月31日楽天戦(千葉マリン)以来の適時打となった。「自分の調子が上がってこないので、とにかくいい場面でいいヒットが出て良かった。これをきっかけに何か変わってくれたらいいね」と笑顔で話した。

ページトップ

里崎1回勝ち越し左前適時打[ニッカン]

ロッテが先制された直後に逆転した。1点を追う1回裏、1死満塁から井口の内野ゴロの間に同点とすると、なおも2死一、三塁から里崎の左前適時打で2点目。「打ったのはストレート。何とか続きたかった」と振り返った。さらにバーナムJr.の右前適時打で3点目を奪った。「1打席1打席自分の最高のパフォーマンスをしようと心に誓った。我ながらいい攻撃ができた」と胸を張った。

ページトップ