わたしはかもめ2009年鴎の便り(8月)

便

8月21日

埼玉西武7−12千葉ロッテ(西武ドーム)

ロッテが15安打で今季7度目の2ケタ得点で連勝、単独5位に浮上。ロッテは1回早坂の2点タイムリーなど打者一巡で6点を先制。3回には掘の3号2ランで加点。6回以降も小刻みに加点した。堀は3安打、4年ぶりの4打点を挙げる活躍。勝ち投手は2人目のルーキー上野でプロ入り初勝利。セーブはシコースキーで9個目。西武は先発・帆足が9安打今季ワーストの8失点の乱調で今季最短2回2/3で降板。自身の連勝は3で止まりロッテ戦は今季白星なしの3連敗、4敗目を喫した。打線はロッテを上回る16安打を放つも序盤の失点が響いた。

123456789R
千葉ロッテ60200111112
埼玉西武0102201107
バレンタイン監督
「堀は素晴らしい打撃を見せた。早坂も期待以上だった。」

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ロッテドラ3上野、父に捧げるプロ初勝利[ニッカン]

ロッテのドラフト3位上野大樹投手(22=東洋大)が、父に捧げるプロ初勝利を挙げた。3点差に追い上げられた5回1死一、二塁のピンチで渡辺俊を救援。西武打線を相手に1回2/3を無失点で切り抜け、10試合目にして白星がついた。

「ウイニングボールは仏壇に飾ります」。上野は少し声を震わせた。父欣也さんはキャンプ中だった今年2月25日、53歳の若さで病死した。巨人の兄貴久に続くプロ入りを喜んでくれた1番のファンに、1軍の姿を見せることはかなわなかった。ただ教えはいつも心の中にあった。「『マウンドに上がったら戦いだ。気持ちで負けんな』って常に言われてました。真っ向勝負のスタイルを貫きたい」。この日も大量リードから追い上げられる悪い流れを、精神力で断ち切った。

湿りがちだった打線は初回に打者10人で6得点など、計15安打12点を挙げた。「打って守ってくれて、野手が(勝利を)くれたようなもの」。祝福のウオーターシャワーでびしょぬれになった上野は、仲間への感謝を忘れていなかった。

「(本塁打は)完璧。久々の感触で気持ちよかった。」(3号2ラン含む3安打4打点の今季初猛打賞)

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ロッテ・上野、初勝利!巨人の兄ちゃんお先に[サンスポ]

ドラフト3位ルーキーの上野(帝京高−東洋大出)が3点リードの5回1死一、二塁から2番手で登板。1回2/3を3安打無失点に抑え、巨人3年目の兄(貴久)より先にプロ初勝利を挙げた。MAX147キロの直球と制球力が武器の右腕は、ウイニングボールを手に「親父の仏壇に飾りたい。マウンドでは戦いだと教えられました」。2月下旬に死去した父・欣也さん(享年53)にさらなる飛躍を誓った。

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ルーキー上野“真っ向勝負”でプロ初勝利[スポニチ]

ロッテのルーキー右腕・上野がプロ初勝利を挙げた。先発渡辺俊が崩れ3点リードの5回1死一、二塁で救援。このピンチを切り抜け1回2/3を無失点に抑えた。「初めて勝ちゲームで投げて0点に抑えられて良かった」。巨人に在籍する3年目の兄・貴久よりも先に白星を挙げた。今年2月25日に他界した父・欣也さん(享年53)の教えは「マウンドでは戦いだから気持ちで負けるな」で「だから真っ向勝負。これからもそれを貫きたい」と上野。ウイニングボールは父の霊前に飾る。

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亡き父に届け上野プロ1勝…ロッテ[報知]

ルーキーのロッテ・上野が、亡き父に捧ぐプロ初勝利を挙げた。今年2月、父・欣也さん(享年53歳)が他界。10試合目の登板は3点リードの5回1死一、二塁から。生前の父からもらった「マウンドは戦い。気持ちで負けるな」という言葉を胸に、1回2/3を無失点に抑えた。巨人投手の兄・貴久より先に白星を挙げた右腕は、「ウイニングボールは父の仏壇に飾ります」と、安堵の表情を浮かべた。

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ロッテのルーキー上野、亡き父に捧げる初勝利[サンスポ]

東洋大からドラフト3位で入団したロッテのルーキー、上野が巨人にいる兄より先にプロ初勝利を挙げた。ウイニングボールの行き先は、今年2月下旬に父を亡くしたため「仏壇に捧げたい」と静かに喜びをかみしめた。

7月上旬に1軍昇格し、ロングリリーフなどで頭角を現してきた。この日も相手の反撃ムードを断ち切る投球。「(父には)『マウンドでは闘い。気持ちで投げろ』と言われてきた。真っ向勝負を貫いていきたい」とさらなる飛躍を誓っていた。

バレンタイン監督
「試合を通して、いい攻撃をしてくれた。上野は勝利に値する投球だった。」(乱戦を制し)
渡辺俊
「どうにかしないといけないのに…。情けない。」(勝利投手の権利を得る目前で降板)

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