わたしはかもめ2009年鴎の便り(8月)

便

8月25日

千葉ロッテ10−5福岡ソフトバンク(千葉マリン)

ロッテは今季8度目の2桁得点で、連敗は2で止め5位浮上。1回西岡が今季4本目・自身11本目の先頭打者本塁打となる9号ソロ、井口の二塁打で勝ち越す。2回に1点加点すると4回、西岡の2点二塁打、早坂の2点タイムリーで4点加点。5回にも3点を奪うと、先発・大嶺が9回137球5失点で今季2度目・自身2度目の完投勝利で、千葉マリン初勝利。自身の連敗は4で止め3勝目。ソフトバンクは先制するも、今季5度目の二桁失点で連勝は4で止まり首位とは4ゲームに開く。先発・高橋秀は自身最短2回、44球は自身最少の降板で3敗目。

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福岡ソフトバンク1100000035
千葉ロッテ21043000x10

◇本拠地で初白星

この日、出場選手登録されたばかりの千葉ロッテ・大嶺が5失点ながらも完投。5月13日以来の3勝目は、3年目で嬉しい本拠地初白星となった。「少し緊張した」と1回に8球で先制され、2回にも失点。だが3回以降は抑えの効いた直球とチェンジアップがさえ渡り、相手打者を惑わせた。「リリースだけ力を入れるようにした。今はスピードにこだわっていないし、切れで勝負している」。約1ヶ月の2軍生活で体重移動を見直したことも好結果を生んだ。「最後は結構きつかった」と9回に3失点しながらも、137球を投げ抜いた。「長かったけど、マリンで勝ててよかった」。白い歯がこぼれた。

◇清水が登録抹消

千葉ロッテの清水直行投手が25日、左頸部の痛みのため出場選手登録を抹消された。今月14日に習志野市内の病院で精密検査を受けた際に筋肉の炎症と診断され、痛みが引かないため。再登録は9月4日以降。清水は今季18試合に登板し4勝5敗。7月7日に完投勝利を挙げて以降、白星から遠ざかっていた。

井口
「どんな形でもいいからヒットを打ちたかった。いきなり初回に出て、それがタイムリーとなってよかった。」(5試合ぶり先発で適時二塁打)
今江
「今日は父親の誕生日。1本打つことができてよかった。明日はぼくの誕生日。打ちたいですね。」(7月20日以来の先発で2点三塁打)
バレンタイン監督
「大嶺は8回までは素晴らしかった。武器となる3つ目の球種(スライダー)を確実にモノにした点は大きな収穫。」

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ロッテ大嶺完投!千葉マリン8戦目初勝利[ニッカン]

ロッテ大嶺祐太投手(21)が千葉マリン初勝利を挙げた。昨季3試合、今季4試合に登板して0勝4敗と相性が悪かったが、8試合目でついにお立ち台に上がった。「長かったです。昨日の夜から『大丈夫』と言い聞かせてマウンドに上がりました」と振り返った。これまでマリン特有の風を味方につけられず、制球が荒れる試合が多かった。だが、この日は直球、変化球ともに低めに集まり、8回まで2失点と手玉に取った。

9回に3点を許したものの、5月13日以来の3勝目を完投で飾った。「チェンジアップのスピードをうまく殺せたと思う」と手応えを口にした。7月下旬に登録抹消されてから、これまでより約7キロ遅い120キロ中盤のチェンジアップを習得した。バレンタイン監督も「投球のレパートリーが増えた」と、緩急を使った投球を評価した。1軍昇格即白星で先発ローテ復帰へのアピール材料になった。

◇西岡初球弾

西岡が2安打3打点で湿っていた打線に火をつけた。1回先頭で初球、外角高め直球を右中間スタンドへ放り込んだ。9号同点ソロは今季3本目の先頭打者アーチとなった。「(大嶺)祐太が久しぶりの先発でいきなり失点してしまったので、同点に追いついてあげたいと思っていた。初球から積極的にいった強い気持ちがホームランを生んでくれたと思う」と満足げに話した。守備でも軽快な動きを見せ、本来の姿を取り戻しつつある。

◇清水首痛抹消

ロッテ清水直行投手(33)が25日、左頸部痛のため出場選手登録を抹消された。今月上旬から痛みを訴え、14日に習志野市内の病院で精密検査を行った結果、筋肉の炎症と診断された。その後も痛みがひかないため大事をとって抹消された。

◇韓国オファー、ボビーが否定

ロッテ・バレンタイン監督は25日、韓国の一部メディアで「LGツインズがオファーを出している」と報じられたことについて否定した。「LGからは何の話もありません。ただ、他球団からは複数届いています」と話した。同監督は今季限りでの退任を表明しており、来季の去就が注目されている。

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“ソフトキラー”大嶺、完投でマリン初勝利[スポニチ]

最後はバテた。9回2死無走者から4連打で3失点。大嶺は里崎から「バテてんじゃねーよ!」と一喝され、吉川を右飛に打ち取り、ようやく笑みをこぼした。10安打5失点でもプロ最多の137球を投げ抜いた。

大嶺
「浦和(2軍)でやってきたことを信じて投げた。最後はちょっと疲れましたが、最高です。」

36日ぶりの先発。序盤は「緊張して力んだ」と2点を失った。今までなら自滅していた場面。だが、この日は違った。3回から8回まで無失点。バレンタイン監督は「最後の燃料切れ以外は素晴らしかった」と目を細めた。大嶺と言えば150キロの直球が持ち味だが、常時140キロ台前半で8三振中5三振を奪った。なぜか。「2軍で走り込みをやってフォームを見つめ直した」という。上体に頼らず、下半身主導でボールをリリースする時、全ての力を集約させる。スピードはなくても切れがあった。さらにチェンジアップも球速を4、5キロ落とし、緩急をつけた投球もできた。

104日ぶりとなる自己最多3勝目。「マウンドに上がるのが怖い」と言った本拠地・千葉マリンで初めて勝ち「本当に長かった」と息をついた。そして5月13日にプロ初完封したソフトバンク相手にまた勝ち「何でですかね」と“ソフトキラー”はおどけた。「あとはスタミナ強化です」。最後に反省も忘れなかった。

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韓国プロ野球LGがボビーに監督打診[スポニチ]

韓国プロ野球のLGが次期監督候補としてロッテのボビー・バレンタイン監督(59)を掲げ、打診を行ったと25日、韓国紙のスポーツ東亜(電子版)が伝えた。記事によると、日本プロ野球事情に精通した関係者が24日「すでにLGグループの高位関係者がバレンタイン氏側に招へい意思を伝達した」「バレンタイン氏と親密な韓国側要人が仲介の役割を担っている」と語っている。

LGは金在博監督が3年契約の最終年で8球団中7位と低迷。元巨人のペタジーニらが所属している。

バレンタイン監督
「LGからは何のオファーも届いていない。ただ、他の多くの球団からは届いている。」

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大嶺104日ぶり3勝…ロッテ[報知]

ロッテ・大嶺が10安打5失点で今季2度目の完投勝利。プロ初完封した5月13日のソフトバンク戦(北九州)以来の104日ぶりの3勝目を挙げた。「疲れたけど、自分を信じて最後まで投げた」。入団後、4連敗中だった千葉マリンで初勝利。直球の最速は145キロ止まりも、チェンジアップ、スライダーを駆使しての緩急がさえた。

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ボビー、来季韓国LG監督!?…韓国紙報道も本人は否定[報知]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(59)が25日、韓国プロ野球・LGの来季監督候補に挙がっているとの報道を否定した。韓国のスポーツ東亜(電子版)が、同日付で「LGが来季監督候補として、バレンタイン監督を挙げ、すでに打診した」と伝えていた。今季限りでのロッテ退団が決定しているバレンタイン監督は「LGから話は全くない。他の数球団からはオファーが来ているが…」と困惑していた。

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プロ3年目の大嶺、マリン初星ゲット[デイリー]

ロッテの大嶺が、137球を投げて10安打5失点で完投。5月13日以来の3勝目は、プロ3年目にして初の本拠地勝利となった。8点リードの9回2死から4連打で3失点したが「最後は疲れた。本当に長かった。最高です」とお立ち台で大歓声に応えた。7月20日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来の先発だったが、ファームでの調整が報われた。

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ロッテ・大嶺、本拠地初勝利で今季3勝目[サンスポ]

ロッテの大嶺が、ソフトバンクを完封した5月13日以来となる3勝目を挙げた。8点リードの9回2死から4連打で3失点したが、137球を投げて10安打5失点で完投。3年目で本拠地での初白星を手にし「最後は疲れた。本当に長かった。最高です」とお立ち台で大歓声に応えた。約1ヶ月間、2軍で調整し、投球時の体重移動やチェンジアップの改善に成功。「真っ直ぐも変化球も低めにいくようになった」と今後へ自信を深めていた。

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ロッテ・西岡、今季4度目の先頭打者本塁打[サンスポ]

西岡が初球先頭打者本塁打を記録した。高めの直球をとらえ、右中間席へ豪快に運んだ。今季4度目の先頭打者本塁打は、先制された直後の同点弾。「初球から積極的にいった強い気持ちが、本塁打という結果を生んでくれた」と喜んだ。3−2の4回2死満塁では、右翼線へ落ちる2点二塁打。1番打者がチームを勢いに乗せた。

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大嶺が千葉マリンで初勝利[ニッカン]

ロッテ大嶺が千葉マリン初勝利を挙げた。昨季3試合、今季4試合に登板して0勝4敗と相性が悪かったが、8試合目でついにお立ち台に上がった。「長かったです。昨日の夜から『大丈夫』と言い聞かせてマウンドに上がりました」と振り返った。これまでマリン特有の風を味方につけられず、制球が荒れる試合が多かった。だが、この日は直球、変化球ともに低めに集まり、8回まで2失点と好投。スタミナ切れで9回に3点を許したものの、最後まで投げ切り5月13日以来の3勝目を完投で飾った。

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西岡が今季3本目先頭打者弾[ニッカン]

ロッテ西岡が初回に9号先頭打者アーチを放った。1点を追う1回裏、初球の外角高めストレートを右中間スタンドへ運んだ。先頭打者弾は今季3本目。「祐太(大嶺)が久しぶりの先発でいきなり失点してしまったので、同点に追いついてあげたいと思っていた。初球から積極的にいった強い気持ちがホームランを生んでくれたと思う」と満足げに話した。

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