わたしはかもめ2009年鴎の便り(9月)

便

9月2日

千葉ロッテ1−3北海道日本ハム(千葉マリン)

日本ハムが連敗を止め優勝M25、今季このカード16勝3敗。2回金子誠2点タイムリー二塁打で先制、3回小谷野タイムリーで加点で今季55度目2ケタ10安打も12残塁。8月13日オリックス戦以来の先発・スウィーニーは7回4安打無失点でロッテ戦連敗を2で止め4勝目。建山から武田久がリーグ単独トップ29。ロッテは8回代打サブローのタイムリーのみで今季ワーストタイ借金20。先発・小林宏は7回0/3を10安打、今季3度目2ケタ10奪三振、3失点で昨年3月20日から日本ハム戦10連敗、自身ワーストタイ、リーグワースト12敗目。

123456789R
北海道日本ハム0210000003
千葉ロッテ0000000101
バレンタイン監督
「小林宏は内容はよかった。前回ほど素晴らしい出来ではないが十分。ただ、打撃陣が援護してあげられなかった。(先制点を与えた)変化球を金子選手がうまく打った。」

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小林宏リーグワースト12敗も収穫あった[ニッカン]

ロッテ小林宏之投手(31)が7回0/3を3失点ながらリーグワーストの12敗目を喫した。「先に点を取られてはダメ。2回に金子さんをしっかり抑えないといけなかった」と反省しきりだった。4回以降は変化球を低めに集めて無失点と立て直し、次回登板への収穫もあった。「状態は良くなかったけど悪いなりに修正できたのは良かった。ポイントはつかめた」と前向きに話した。

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里崎執念実らず…ロッテ借金20に逆戻り[スポニチ]

ロッテは8回に代打・サブローの二塁打で零敗を免れるのがやっと。今季ワーストタイの借金20に逆戻りした。2点を追う9回は2死一、二塁と一発が出れば逆転サヨナラの好機も、里崎の痛烈な打球は投手を強襲して遊ゴロ。一塁への執念のヘッドスライディングも及ばず、バレンタイン監督は「投手に当たって野手がいる前に転がった。幸運がなかった」と肩を落とした。

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自己ワーストタイ小林宏12敗目…[デイリー]

小林宏が、自己ワーストタイとなる今季12敗目を喫した。2回に2死満塁から金子誠に先制打を許し「あそこをしっかり抑えなきゃいけなかった。もっと踏ん張りたかった」とうなだれた。打線の援護はなかったものの、10安打を許しており、「真っ直ぐもスライダーも、全然良くなかった」と反省しきりだった。

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ロッテ・小林宏、自己ワーストタイの12敗目[サンスポ]

小林宏は詰めが甘く12敗目。昨季の自己ワーストに並んだ。2回の2失点は、2球で追い込んだ先頭打者に与えた四球から。2死までこぎ着けた後の金子誠にも、有利なカウントから痛打された。3回の失点も2死を奪ってからで「勝負球が甘かった」。対日本ハムは、昨季から10連敗となった。

バレンタイン監督
「前回ほどではなかったが、十分にいい内容だった。」(小林宏に)

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小林宏10連敗「もう少し踏ん張りたかった」…ロッテ[報知]

ロッテ先発の小林宏が7回まで毎回の10三振を奪いながら、8回途中10安打3失点で降板。リーグワーストの今季12敗目を喫した。今季の日本ハム戦は5戦5敗(通算10連敗)だ。「追い込んでから打たれてるし、もう少し踏ん張りたかった」と反省。チームも対日本ハムは3勝16敗。バレンタイン監督は「小林宏はよかったが、攻撃で援護できなかった」と渋い表情だった。

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腰痛サブローが代打で適時打[ニッカン]

ロッテ・サブロー外野手(33)が、8回に代打で適時二塁打をマークした。腰痛で先発を外れたが、チームで唯一の3割打者がここぞの場面で期待にこたえた。

3点を追うこの回、2死三塁から建山の内角シンカーを左翼線へ運ぶ技ありの一打を放った。「試合に出る以上痛いとかかゆいとか言ってられない。難しい球だったけど気持ちで打ちました」と話した。

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千葉で“元ダイエー帝国”、ロッテ来季監督に西村コーチ[夕刊フジ]

◇ホークス人脈によるシフト整う

ロッテの来季監督に西村徳文ヘッドコーチ(49)の昇格が事実上決定。来季以降はかつてダイエー(現ソフトバンク)で球団代表を務めた瀬戸山隆三球団社長兼代表のもと、“ホークス人脈”中心の人事になりそうだ。

バレンタイン監督の今季限りの退任を受け、後任候補には野茂英雄氏、江川卓氏、中畑清氏、与田剛氏らが取り沙汰されたが、内部昇格という地味な形で決着。

あるロッテOBは「西村監督のほか、来季2軍監督には次期監督含みで高橋慶彦(現打撃コーチ)が決まっていると聞いた。このままなら、将来的には“井口監督”となるのだろうが、本人が40歳までプレーしたいと言っているので最低あと5年はかかる。それまで西村と高橋でつなぐ目算ではないか」とみる。

高橋コーチは広島での現役時代に人気選手として鳴らし、ロッテを経て阪神で引退後、1995年から97年までダイエーの打撃・走塁コーチを務めている。

さらに、来季1軍打撃コーチには、2005年からソフトバンクの打撃コーチを務めて株を上げた、現BCリーグ・石川監督の金森栄治氏を招聘する方針とも。

瀬戸山社長はかつてダイエー球団代表として辣腕をふるい、退団後の04年にロッテから請われてフロント入り。昨オフには、ダイエーのスカウトとして井口獲得などに携わった石川晃氏を球団副代表として迎え、ホークス人脈によるシフトが整った。

その瀬戸山社長は、井口のロッテ入りに際し「将来は監督も含めて指導者としてやってもらいたい」と“監督手形”まで切っている。

千葉で着々と築かれつつある“元ダイエー帝国”。バレンタイン派vs球団の駆け引きで騒がしかった今季のロッテだが、来季以降はフロントの思惑通りスムーズにいくか。

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