わたしはかもめ2009年鴎の便り(9月)

便

9月3日

千葉ロッテ7−1北海道日本ハム(千葉マリン)

ロッテが最下位脱出。1回サブロー、ベニーのタイムリーで3点を先制、2、3回ともに多田野ワイルドピッチ、8回大松タイムリーで加点、昨年4月以来の千葉マリンでの日本ハム戦勝ち越し。先発・成瀬は9回を自己最多154球、6安打、3四球、自己最多タイ13奪三振、1失点、昨年4月12日日本ハム戦以来自身10度目完投勝利・日本ハム戦通算8勝1敗、4連勝で昨年に並ぶ8勝目、木曜日はプロ入り6連勝。日本ハムはルーキー大野3号ソロのみで優勝M25のまま。プロ入りロッテ戦無傷4連勝の先発・多田野は5回8安打6失点で4敗目。

123456789R
北海道日本ハム0000100001
千葉ロッテ32100001x7
バレンタイン監督
「成瀬は気持ちが入っていた。攻撃も活発に点を取った。」

◇苦手の多田野を攻略

千葉ロッテ打線は、今季4勝を献上していた多田野から3回までに6得点。序盤の好機を逃さなかった。1回1死一塁でサブローが先制の適時二塁打を放つと、四球の今江を挟みベニーが2点二塁打。苦手としていた相手先発の不安定な立ち上がりを攻め、2、3回には暴投で加点した。これでようやく今季初の対日本ハム同一カード勝ち越し。ベニーは「ここまで日本ハム相手にとても悔しい思いをしてきた。今日は絶対に勝つという強い気持ちで戦った」と満足そうだった。

サブロー
「打ったのはフォーク。後ろも続いてくれて、いいリズムをつくることができてよかった。」(1回先制適時二塁打)
大松
「サブローさんが歩かされて自分との勝負になったので、何としても打ちたかった。」(2回中前適時打)
バレンタイン監督
「見ていて楽しい試合だった。成瀬は低めのコントロールがよくて、チェンジアップのコンビネーションもよかった。9回も余力のあるところを示してくれた。先に点を取って、よい試合ができた。」

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成瀬154球完投でロッテトップ8勝[ニッカン]

ロッテの左腕エース成瀬善久投手(23)が昨年4月12日の日本ハム戦以来の完投勝利で、チームトップの8勝目を挙げた。154球の力投に、ヒーローインタビューでは「疲れました。9回1死から長かったけど、点差もあったし投げ切りたかった」と声を絞り出した。

最近2試合は、9回先頭打者に安打を許したところで無念の降板が続いた。この日は9回、先頭鶴岡に対し、渾身の140キロ内角直球で二ゴロに仕留めて鬼門を突破。続く今浪には13球粘られたがチェンジアップで空振り三振を奪うと、最後は田中を中飛に仕留めゲームセット。「3度目の正直ですね」と笑みを浮かべた。

今季3度目の13奪三振の好投で、日本ハム戦で今季初のカード勝ち越しを決めた。「首位に勝ち越したことで、チームが乗れたらいい」と話し、自身2ケタ勝利とクライマックスシリーズ出場へ最後まで諦めない。

大松
「多田野さんには4連敗中だったので、ストレート系に絞って勝負した。甘い球を見逃さずしっかりとらえることができた。」(4番で2安打2打点)

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志願の154球!成瀬が今季初完投勝利[デイリー]

志願の完投だった。ロッテ・成瀬は「点差も離れていたし、連戦になるので中継ぎを休ませたかった。1人で投げ抜かなきゃいけないと思って(井上投手)コーチに言いました」。抜群のキレを見せた直球と、チェンジアップのコンビネーションは9回まで衰えなかった。

154球の熱投で、チームに今季日本ハム戦初めてのカード勝ち越しをもたらした。「自分は1−0の試合のつもりで投げた」。序盤の大量リードも緊張感は途切れず6安打1失点、13奪三振。前回8月27日のソフトバンク戦は9回途中で降板し勝ち星を逃したが、その反省を生かした。

チームトップの今季8勝目。これで2年ぶりの2ケタ勝利も見えてきた。成瀬は「自分が投げる試合は、1試合1試合勝ちたい」と語気を強めた。

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成瀬154球の完投!ロッテが最下位脱出[サンスポ]

ロッテ・成瀬がプロ入り最多154球の熱投で今季初完投勝利。自己最多タイの13奪三振も記録し、チームトップの8勝目を挙げた。「首位に勝ってチームが勢いに乗れたら、と思って必死で投げました」。左腕の力投にバレンタイン監督も「見ていて楽しい試合だった」と喜んだ。これで今カードは2勝1敗。日本ハム戦は今季7カード目で初めて勝ち越し、最下位からも脱出した。

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154球熱投!!成瀬、13K完投8勝目[スポニチ]

ロッテの成瀬が、プロ入り最多154球の熱投で今季初の完投勝利。自身4連勝で昨季に並ぶ8勝目を挙げ、日本ハム3連戦今季初の勝ち越しを呼び込んだ。

成瀬
「点差があるので中継ぎを休ませたいと思って(8回終了後に続投を)コーチに言いました。やっとですね。3度目の正直です。」

2つの“3度目の正直”への思いが重なった。今季ここまで2完投は共に敗戦。最近2試合は8回0/3で交代しており完投勝利へのこだわりがあった。初回は打者4人にいずれも初球はストライクから入るなど終始攻めの投球。テンポ良く凡打の山を築き味方打線にリズムを与えた。自己最多タイの13奪三振。「三振をもう1つ取りたかった」と自己新を逃した悔しさをにじませたが、最下位脱出に導いた力投には満足そうだった。

サブロー
「今日はDHだし打つことでしか貢献できない。最初から結果が出て良かった。」(2試合ぶりのスタメン復帰で先制二塁打。6回の中前打後の走塁で左太腿裏の痙攣を発症し途中交代)

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成瀬、今季3度目の13Kで初完投勝利…ロッテ[報知]

淡々と丁寧に、最後まで投げきった。徐々に熱を帯びた成瀬のエンジンは、試合後半に本領を発揮する。154球の熱投で、9回を6安打1失点。「9回はきつかったですね。でも勝って完投できたのは大きい」。6〜8回に8三振を奪い、自己最多タイで今季3度目の13奪三振。今季初完投勝利で8勝目を挙げ、チームを今季初の日本ハム戦カード勝ち越しに導いた。

意識改革がもたらした完投劇だった。最近2試合は、ともに8回0/3で降板。「チームが勝てばいい。完投を意識すると球数を計算してしまう。完投は結果的にという形で、意識を変えて臨みたい」。言葉通り、ペース配分することなく全てを出し切り、「3度目の正直ですね。点差があるし連戦も続く。1人で投げ抜きたかった」と笑った。

バレンタイン監督も「低めの制球がよくて、チェンジアップとのコンビネーションもよかった」と絶賛した。後半戦は負けなしの4連勝。「2ケタ勝利はあまり意識せず、目の前の1試合に集中したい」という左腕が、シーズン終了まで最高のピッチングを披露していく。

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ドラフト会議にファン1000人招待[報知]

プロ野球新人選手選択(ドラフト)会議が今年からファン1000人を招待して実施されることになった。日本野球機構(NPB)が3日、開催要項を発表。特別協賛社に東芝を迎え、公式名称も「プロ野球ドラフト会議 supported by TOSHIBA」に決定した。

ドラフト会議にスポンサー企業がつくのは初のこと。当日はTBS系列で生中継されるが、地上波での中継は2年ぶりとなる。抽選箱も半透明にするなど、ショーアップして行われるが、今年は巨人を除く11球団が1位指名を検討している花巻東(岩手)の左腕・菊池雄星投手(3年)の動向が注目されており、どのくらいの重複入札になるのか、抽選の結果はどうなるかが最大の目玉となりそうだ。

ドラフト会議にファンが立ち会うのも初の試み。発表会見に特別ゲストで出席した王貞治コミッショナー特別顧問は「すごくいいアイデア。未来のスターが誕生する瞬間に立ち会える。ファンも今までにない一体感を感じれるのではないか」と話した。

招待希望のファンは7日午前11時から25日午後6時までNPBの公式サイト(http://www.npb.or.jp/)で応募できる。ドラフト会議は10月29日午後4時から東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で開催される。

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ロッテ・成瀬“3度目の正直”で完投勝利[サンスポ]

成瀬は前の登板まで2試合連続で9回途中に降板していただけに「3度目の正直ですね」と久々の完投勝利の余韻に浸った。特に6回以降、9奪三振。序盤で大量援護を受けたとはいえ、最後まで制球力を落とさず、154球で投げ抜いた。「明日は移動(から試合)なので、中継ぎを休ませたかった」と連戦のチーム状況を配慮する余裕も。長かった不振の時期を乗り越え、16勝した一昨年の姿が戻ってきた。

バレンタイン監督
「見ていて楽しい試合だった。」(苦手の多田野攻略で今季初の日本ハム戦勝ち越し)
サブロー
「打つ方でしか貢献できないので、最初の打席で結果が出てよかった。」(指名打者で先発復帰し、先制打)

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成瀬1年5ヶ月ぶり完投勝利[ニッカン]

ロッテ成瀬善久投手(23)が昨年4月12日の日本ハム戦以来となる完投勝利で、チームトップの8勝目を挙げた。154球の力投に、ヒーローインタビューでは「疲れました。9回1死から長かったけど必死で投げました」と声を振り絞った。バレンタイン監督も「9回は本人がまだ行けるということだったので、行けるところまでと思っていた。安心して見ていられた」と褒めたたえた。これで対戦成績2勝1敗とし、今季日本ハム戦初のカード勝ち越しを決めた。

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苦手多田野を初回に攻略[ニッカン]

ロッテが今季4連敗中の日本ハム多田野を攻略した。初回、井口、サブローの連打であっさり先制点を奪うと、なおも2死一、三塁からベニーの左中間を破る2点二塁打で加点した。8月20日オリックス戦以来のタイムリーを放ったベニーは「打ったのはストレート。今回こそ日本ハム相手に勝ち越そうという強い気持ちを持って戦っている。2死からいい攻撃ができたと思っている」と自画自賛だった。

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ロッテ、7年ぶり秋季キャンプ復活[サンスポ]

来季は新体制で臨むロッテが10月中旬から約1カ月間、鹿児島市、薩摩川内市、沖縄・石垣市の3ヶ所で秋季キャンプを行うことが3日、明らかになった。本格的に秋季キャンプを行うのは2002年以来7年ぶり。瀬戸山隆三球団社長(55)はすでに鹿児島市などに挨拶を済ませており、「若手の強化を図りたい」と球団関係者。監督就任が決定的な西村徳文ヘッドコーチ(49)ら新体制のもと、来月から巻き返しへスタートを切る。

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