わたしはかもめ2009年鴎の便り(9月)

便

9月6日

オリックス4−12千葉ロッテ(スカイマーク)

ロッテは今季9度目の2桁得点で、2カード連続の勝ち越しを決めた。1回井口15号2ランで先制すると、3回ベニーの06年9月24日以来4本目の6号満塁本塁打で4点加点。6回に5点奪うと、7回井口が04年8月1日以来8本目の1試合2本塁打の16号ソロで加点。先発・小野は8回4失点で、01年からのスカイマークでの連敗を4で止め7勝目。オリックスは下山の自身初の3試合連続・自身最多の11号ソロ、ローズ19号ソロなどが出るも、今季12度目の2桁失点で2カード連続の負け越し。先発・小松は、3回6失点で自身4連敗で9敗目。

123456789R
千葉ロッテ20400510012
オリックス1001010104
バレンタイン監督
「(ベニーの満塁本塁打は)大松が歩かされ、彼なりに怒りがあったのかも。効果的な本塁打だった。」

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井口が5年ぶりの2発「快進撃あるかも」[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(34)が5年ぶりに2本のアーチをかけた。1回、先制の2ランを放つと、7回にもダメ押しのソロ。なかなか調子が上がらず曇りがちだった表情に笑みがこぼれた。8月下旬に痛めた背中も癒え「変なところに力が入らなくなってきた」と感触をつかめた。

ダイエー時代の04年8月1日日本ハム戦以来となる1試合2発だが「覚えてないです」。2本の本塁打よりもいい形でバットを振れていることに喜び「今季、ここまで苦しい時期が多かったけど、ようやくいい感じになってきた」と、頼もしい言葉がこぼれた。

クライマックスシリーズ出場には残り24試合で10ゲーム差を逆転する離れ業が必要だ。「ここからの1ヶ月は重要だと思う。快進撃?あるかもしれないですよ。頑張り次第では」。絶望的な状況でも、決して諦めない。奇跡を演出できるかは、その強い意思にかかっている。

◇鬼門より神話、やはりサンデー、小野7勝

小野はやっぱり「サンデー晋吾」だった。味方打線の強力な援護を受け、8回4失点で7勝目を挙げた。「土曜日の登板で1ヶ月勝てなかったので、日曜日になって勝てて良かった。スカイマークで勝てたのも大きい。鬼門だったんですよ」。04年以来4連敗していた苦手の地での勝利も喜んだ。「今日は打線に感謝です。次は接戦で抑えたい」と12得点の打線に恩返しを誓っていた。

◇思い出の地で最終戦、ボビー、さよなら神戸

バレンタイン監督が最後の神戸での試合を楽しんだ。試合前には左翼席から三塁側内野席まで、丁寧に1人1人サインに応じた。95年にはオリックスの胴上げを3連勝で阻止するなど、いい思い出もある神戸のファンに向けて「いつも、素晴らしいファンが集まってくれて気持ちを高めてくれた。もう会えないのは、寂しくなると思います」と話した。この日も左翼席はロッテファンの黒い服を着た集団でぎっしり埋まっていた。

ベニー
「前の大松が歩かされたんで、自分のバットでかえしたいと思っていた。神戸は最後?できれば、また来年、神戸のファンに会いたいですね。」(来日4本目の満塁弾)

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井口が5年ぶり2発で12点圧勝[スポニチ]

井口が今季初、ダイエー時代の04年以来となる1試合2発で大勝を呼び込んだ。初回に先制2ランを放つと7回は今季8度目の猛打賞となるダメ押しソロ。4試合連続複数安打と復調を示し「打撃の感覚が戻りつつある。苦しい時期が続いたけど、ようやくですね」と満足げ。95年にオリックスの目の前での胴上げを阻止する3連勝など思い出の神戸でのラストゲームを終えたバレンタイン監督は「ここのファンにもう会えないのは寂しい」と話した。

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井口2発復調…ロッテ[報知]

ロッテ・井口が大爆発だ。初回に先制2ランを放つと、7回にはダメ押しの16号ソロをバックスクリーン左へ。1試合2発はホワイトソックス時代の06年5月25日以来だった。7、8月は背中を痛め打率2割と低迷したが、9月は打率4割5分4厘と復調。2カード連続の勝ち越しを決め「苦しい時期が続いたけど、ここからの1ヶ月が大事」と快進撃を誓った。

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ベニー「びっくり」満塁弾[ニッカン]

ロッテ・ベニー外野手(37)が3回、満塁本塁打を放った。真ん中高めに甘く入ったスライダーを強振。打球は左翼席上段まで飛んだ。「まさかあんなに飛んでくれるとは。我ながらびっくりな当たりだったよ。今日は今年、神戸での最後の試合。暑い中集まってくれたファンのためにも快勝したいよね」とノリノリだった。

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ロッテ・ベニー、怒りの特大満塁弾![サンスポ]

ロッテは1回に1、2番で2点を先取するなど、打線が効果的に得点を重ねて2カード連続の勝ち越しを決めた。3回には4番大松が敬遠気味に歩かされると、続くベニーが左翼席上段へ特大の満塁本塁打。6回にはそのベニーが敬遠された後に、橋本将と今江が続けて適時二塁打を放って勝負を決めた。バレンタイン監督は「ベニーは怒りが力になったのかもしれない。あの一発がこの試合の鍵だった」と上機嫌だった。

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