9月10日9月10日ロッテ先発・成瀬が今季2度目通算12度目の完投勝利。成瀬は143球を投げ06年6月以来2度目の2試合連続2ケタ12奪三振、8安打3失点で昨季を上回る9勝目、自身5連勝で本拠地でも5連勝。1点を追う5回に福浦が同点タイムリー、代打・橋本将のタイムリーで6回に勝ち越し。7回に西岡の2試合連続12号2ランなどで3点。3カード連続勝ち越しで8月15日以来の借金17。ソフトバンクは2回までに田上の2試合連続23号2ランなどで3点を挙げるも3カードぶり負け越し。先発・大場が4回2失点、2人目・大隣が2失点で9敗目。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 福岡ソフトバンク | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 1 | 3 | 1 | x | 8 |
千葉ロッテは同点の6回、発熱の井口に代わって打席に立った橋本が中前へ勝ち越し打。好調だった4番がいなくなった穴をしっかりと埋めた。カウント2−1から、外角低めの変化球にくらいついた。「追い込まれて内（角）にはボールがこないと思っていたし、反対方向に意識があった」。読み通りの一打は遊撃手の横を抜け、二走の西岡が生還した。9月4日に今季初本塁打を放つと、翌日には2戦連発を含む3安打の猛打賞と上向きつつあった打撃。「いいところで使ってもらったので、いい仕事ができてよかった」。絶好機で存在感をみせつけ、胸をなで下ろしていた。
ロッテの井口が発熱で途中交代した。11日も熱があれば病院で検査を受けるという。
ロッテ西岡剛内野手（25）が目の覚めるような1発で試合を決めた。5−3で迎えた7回2死二塁から、ソフトバンク佐藤の真ん中スライダーをライナーで右翼席へ運んだ。2試合連続となる12号2ラン。今季、西岡が打った試合は全勝しており不敗神話を12に伸ばした。スタンドには今季初めて両親が観戦に訪れていた。「ここまで調子が悪かったり、故障したりして1番心配してくれていたので、両親の前で打つことができて良かった」と笑顔を見せた。
思うような結果が出ずに苦しんでいた時に、友人の活躍も励みになった。7日には仲の良いKATーTUN亀梨和也（23）が出演する舞台を見に行った。「ほんま迫力あったしパワーをもらった。僕もユニホームを来てる時にもっとファンに感動や元気を与えなアカン」と発奮。この日は盗塁も2つ決めるなど見せ場をつくった。チームは5位と低迷しているが、このまま終わるつもりはない。CS出場の可能性がある限り不敗神話を伸ばす。
左腕エース成瀬が2試合連続完投で9勝目を挙げた。序盤3失点も、3回以降は別人の投球でチェンジアップ、直球を低めに集めて追加点を与えなかった。「7回くらいからきつかったけど、丁寧に投げていれば味方が点を取ってくれると思い、粘りました」と143球の力投を振り返った。これで2年ぶり2ケタ勝利に王手をかけた。
成瀬は「右打者への外角のスライダーが決まらなかった」制球に苦しみ、2回までに3失点。その後も再三走者を背負ったが、3回以降は無失点で打線の援護を呼び込み5連勝で9勝目を手にした。2年ぶりの2けた勝利は目前。「精神的に落ち着いている。今季は自信もある」と力強かった。
ロッテはインフルエンザ発症の小林宏に代わって、当初の予定を1日前倒しして先発した成瀬が2試合連続で2ケタ奪三振＆完投。自身5連勝で9勝目を挙げ、チームを今季2度目の3カード連続勝ち越しに導いた。「3者凡退が2回だけで、テンポのいい投球ができなかった」と反省しながら、昨季を上回る9勝目に「精神的に去年より落ち着いて、ピンチでも自信を持って投げられているのが結果につながっている」と自己分析した。
ロッテ・西岡の不敗神話がまた伸びた。7回、2試合連続の一発となるダメ押しの12号2ラン。本塁打を放った試合は今季12連勝、昨年からは14連勝となった。この日、今年初めて千葉マリンに両親を招待。「ここまで調子が悪かったり、故障したりして、1番心配していると思う。その両親の前で打てて良かった」と声を弾ませた。
ロッテの成瀬が2試合連続の完投勝利で今季9勝目を挙げた。この日先発予定だった小林宏が、インフルエンザ感染で登録抹消されたことに伴い、予定よりも1日早い先発となったが、きっちり仕事を果たした。
粘りの投球が、味方の逆転を呼んだ。立ち上がりに崩れ、2回までに3失点とあっさり先制を許したが、3回以降は無失点。直球、変化球共に低めに走らせ修正に成功し、追加点を許さなかった。「丁寧に投げていたら、打線が粘ってくれた」。チームの勝ち頭らしい力投は、おのずと味方の援護を呼んだ。
これで、2年ぶり2ケタ勝利まであと1勝に迫った。8月以降は負けなしで4勝を挙げている左腕は、「1戦1戦勝っていきたい」と笑顔を弾ませた。
ロッテの左腕エース成瀬が2試合連続完投で9勝目を挙げた。序盤3失点も、3回以降は別人の投球でチェンジアップ、直球を低めに集めて追加点を与えなかった。「7回くらいからきつかったけど、丁寧に投げれていれば味方が点を取ってくれると思い、粘りました」と143球の力投を振り返った。これで2年ぶり2ケタ勝利に王手をかけた。