わたしはかもめ2009年鴎の便り(9月)

便

9月15日

千葉ロッテ2−3埼玉西武(千葉マリン)

西武が2連勝で貯金1、3位楽天とのゲーム差を2とした。西武は2回銀仁朗のタイムリー、7回代打・上本のタイムリーで2度追いつくと、9回上本の犠飛で1点を勝ち越した。先発・涌井は7回2失点、2人目・大沼が8月25日以来の4勝目、4人目・星野が06年以来の通算3セーブ目。ロッテは先発・渡辺俊が8回2/3を3失点で自身4連敗、昨年から西武戦4連敗で自己ワースト&リーグワーストタイの12敗目。チームは2連敗で今季70敗目、今季のシーズン勝ち越しが無くなった。

123456789R
埼玉西武0100001013
千葉ロッテ1000100002
バレンタイン監督
「涌井はよくなかったが、それでも大事なところではいい投球をする。」

◇井口、涌井から2打点

涌井に今季3得点と封じ込まれていた千葉ロッテの中で、2打点を挙げていた井口がこの日も2打点をマークした。1回に中前へ先制適時打を放つと、1−1の5回には一時勝ち越しとなる左前適時打。サブローの代わりに今季初めて1軍に上がった角中が先頭として三塁打を放ちながら、2者が凡退していただけに「何とか得点したかった」と胸をなで下ろした。先制打も直後に追い付かれ「またいい場面で打てるように頑張りたい」と話していた井口。有言実行の一打となった。

◇サブロー登録外れる

千葉ロッテのサブローが15日、左太もも裏の故障で出場選手登録を外れた。12日の試合で違和感を覚え、14日に東京都内の病院で検査を受け「筋膜の炎症」と診断された。

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ロッテ渡辺俊力投報われずワースト12敗[ニッカン]

ロッテ渡辺俊介投手(33)が126球の力投も報われず、自己ワーストの12敗目を喫した。8回まで2失点に抑える粘りを見せたが、9回1死一、三塁のピンチを招いて降板。代わった荻野が勝ち越し犠飛を許し、またも勝ち星から見放された。「いい感じでカーブ、直球とも投げられていたけど、負けたんだからしょうがない。もうちょっと粘れれば良かった」と肩を落とした。

バレンタイン監督
「(投手陣に)渡辺俊はとてもいい内容だったが、最後の中村の打席だけそれまでの良さが出なかった。(荻野投入について)難しい状況だったので荻野だと思った。シコースキーはああいう状況で使っていなかったので突如使おうとは思わなかった。」

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渡辺俊に援護なし…自己ワースト12敗目[スポニチ]

ロッテ・渡辺俊が自己ワースト12敗目を喫した。「ある程度は思い通りの投球ができた。もう少し粘れれば良かったけど…」。2回は2死無走者から四球を出して同点とされ、先頭打者の出塁を許した7、9回に失点。「失点しやすいパターン」と猛省した。バレンタイン監督は「何度もあったチャンスで得点できていれば」と10安打で2点止まりの拙攻を嘆いた。

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渡辺俊、本拠地の風に泣く[デイリー]

慣れ親しんだはずの本拠地の風に泣かされた。ロッテ・渡辺俊が9回に投じた痛恨の1球は、千葉マリンを知り尽くす右腕にとって悔やみきれないものになった。

同点の9回、サブマリンにとって先頭打者の中村に左中間二塁打を浴びたことが全てだった。試合終盤、球場の風向きが、追い風から、変化球がより曲がりやすい向かい風に変わった。これまで自由自在に操ってきた変化球。しかし、中村への初球は「大きく曲がることを計算して投げたが、曲がらずに甘く入ってしまった」。風を熟知していたことがアダとなってしまった。

この回は1死一、三塁で降板し、2番手・荻野が決勝打を許した。渡辺俊はこれで自己ワーストの12敗目。緩急がさえ、西武打線を6安打に抑える好投は、報われなかった。

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渡辺俊126球力投報われず12敗[ニッカン]

ロッテ渡辺俊介投手(33)が126球の力投も報われず、自己ワーストの12敗目を喫した。8回まで2失点に抑える粘りを見せたが、9回1死一、三塁のピンチを招いたところで降板。その後、勝ち越されて3勝目を逃した。「いい感じでカーブ、直球とも投げられていたけど、負けたんだからしょうがない」と肩を落とした。バレンタイン監督は「いい内容だったが、最後の中村の打席だけその良さが出せなかった」と残念がった。

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井口が先制&勝ち越し適時打[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(34)が先制&勝ち越し適時打を放った。まずは1回1死二塁、涌井のスライダーを中前へ運ぶ先制適時打。同点で迎えた5回、2死三塁の場面では、シュートを左前へ運び勝ち越し適時打を放った。「少し詰まっていたけどいいコースに飛んでくれた。何とか得点したかったので良かった」と笑顔で話した。

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ロッテ・渡辺俊、好投も自己最多の12敗目[サンスポ]

渡辺俊は決勝の失点を招いた、9回の先頭・中村に二塁打とされたカーブの制球に「途中から風向きが(逆風に)変わって、もっと曲がると思って中に入れた。四球が嫌だったので」。攻めただけに悔いはない様子。一方で、2回は2死からの四球で失点。7回は有利なカウントから先頭に打たれた長打が失点につながり「ああいう投球になると、失点の確率が高くなる」。自己最多の12敗と勝てない自らの投球を突き放すようだった。

バレンタイン監督
「最高の出来ではなかったが、特に対西岡など大事なところでいい投球をしていた。」(涌井に)

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