今季限りでの引退を表明したロッテ小宮山悟投手(44)の引退試合が、10月6日の本拠地最終戦で行われることが28日決まった。試合後にスピーチを行い、同試合で引退セレモニーを行うボビー・バレンタイン監督(59)と共に場内1周する予定。小宮山はバレンタイン監督から最終戦前に出場選手登録する意向を聞いており、すでに順位が5位で確定したことから胴上げ投手として最終回に登板する可能性もありそうだ。当日はチームの功労者2人のダブル引退セレモニーとなることから、ファンの盛り上がりが予想される。警備の人数は通常の平日開催より40%増で万全を期す構えだ。
今季限りで現役引退するロッテ・小宮山の引退試合が28日、本拠地最終戦の10月6日の楽天戦に決まった。前日27日のイースタン・リーグ、巨人戦(ジャイアンツ球場)の試合後、最後の1軍登板に向け、「体は悲鳴をあげているけど、精一杯がんばりたい」と意欲を見せていた。同日はバレンタイン監督もスピーチする予定で、2人で地元ファンに別れを告げる。
ロッテが23年目の高木晃次投手(41)に戦力外を通告していることが28日、分かった。本人は現役続行を希望しており他球団への移籍を模索する。球団幹部は「できる限りサポートしたい」と話した。高木は1987年にドラフト1位で阪急に入団。オリックス、ダイエー、ヤクルトと渡り歩き2002年からロッテに在籍。今季は主に2軍でプレーした。通算成績は357試合で29勝36敗、3S(28日現在)。
ロッテは本拠地最終戦で厳戒警備態勢を敷く。10月6日の楽天戦は、バレンタイン監督とベテラン右腕、小宮山の引退セレモニーが行われるが、一部熱狂的なファンによる“暴動”を予想。通常100人前後の警備員を200人に増員させる予定だ。「ファンの方に安心して野球観戦してもらいたい」と球団関係者。Kスタでの今季最終戦となる7日は、楽天も警備員の増員を検討中だ。
ロッテは今季の千葉マリン最終戦となる10月6日の楽天戦で超厳戒態勢を敷く。同日は退任するバレンタイン監督のお別れセレモニーのほか、小宮山の引退試合及びセレモニーが行われることも決定。
西岡のブログが炎上するなどファンの間で騒動が続いており球団関係者は「警備を強化します。試合を楽しんでいる多くのファンに迷惑が掛からないようにしたい」。通常20人の警備員を5倍となる最大100人まで増やして対応することを検討している。
ロッテが高木晃次投手(41)に戦力外通告を行っていたことが28日、分かった。同時に球団職員への転身も打診したが、高木は現役続行を強く希望しており態度を保留。
球団関係者は「サポートできることはやっていきたい」と話しており、移籍先を探すことになる。高木はオリックス、ダイエー(現ソフトバンク)、ヤクルトを経て、02年からロッテでプレー。主に中継ぎで活躍し、23年目の今季は16試合で0勝0敗0セーブ、防御率5.73。8月下旬から2軍調整中だが、169試合連続無敗のプロ野球記録を継続している。
ロッテの来季監督に西村徳文ヘッドコーチ(49)が昇格することが28日、決まった。球団がロッテ本社に西村新監督以下コーチ陣の新体制案を提出し、大筋で承認されたことを複数の関係者が明らかにした。
西村新監督の任期は2年。チームの全日程終了後の8日にも就任会見し、10月中旬からの秋季キャンプで「西村ロッテ」が本格的に始動する。
球団は昨年12月、バレンタイン監督に今季限りでの退任を通告した。外部招聘を含めて後任の人選を進め、チーム事情に精通している西村コーチが最適と判断した。
西村コーチは宮崎・福島高から鹿児島鉄道管理局を経て1982年にドラフト5位でロッテ入り。チーム一筋にプレーして首位打者や盗塁王に輝いた。97年の現役引退翌年からロッテでコーチを務めている。