わたしはかもめ2009年鴎の便り(10月)

便

10月3日

北海道日本ハム11−1千葉ロッテ(札幌ドーム)

日本ハムが今季10度目の2ケタ得点、先発・八木が今季4度目、7安打1失点の完投勝利をマークし、優勝へのマジックナンバーを3に減らした。日本ハムは1回、スレッジが27号3ランを放ち先制すると2回には金子誠の12号2ランなどで5点を追加し主導権を握った。金子誠は7回にも13号3ランを放ち自身最多の5打点を挙げる活躍を見せた。八木が9勝目、武田久が34個目のセーブ。ロッテは先発・大嶺が自己ワーストタイの8失点、自身最短1回1/3で降板したのが響いた。大嶺は6敗目。このカード今季は日本ハムの18勝6敗だった。

123456789R
千葉ロッテ0010000001
北海道日本ハム35000030x11

◇大嶺、最短KO

千葉ロッテ先発の大嶺が自己最短の1回1/3、8失点でKOされた。1回2死からスレッジに先制3ランを浴び、2回も金子誠に2ラン。打者12人に6安打を許しマウンドを降りた。8月以降は安定した投球を続けていたが、おそらく今季最後となる先発登板は大乱調。「ホームランは2本ともチェンジアップが低めにいかず浮いた球を打たれた。自分の投球ができずとても悔しい」と猛省するしかなかった。

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バレンタイン監督ラスト札幌に感極まる[ニッカン]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(59)が、札幌でのラストゲームに感極まった。試合後、日本ハムファンも一緒になりボビーの応援歌を合唱した。梨田監督と抱き合い、別れを惜しんだ。「いつも熱心に応援してくれるファンだった。本当に感動してしまった」と感傷的になっていた。

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先発前にメール…大嶺“自覚ゼロ”で8失点KO[スポニチ]

今季ラスト先発の大嶺がプロ最短1回1/3で自己ワーストタイの8失点KO。前回9月23日ソフトバンク戦(ヤフードーム)で右手に打球を受けた影響は否定し「またやり直します」。登板直前に携帯電話でメールするなど緊張感がなく、石川球団副代表から叱責された。来季から先発の軸の1人と期待される21歳右腕だが、まだまだ自覚が足りない。早期降板で出番が回ってきた小野、清水は規定投球回に到達した。

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清水&小野が規定回到達…ロッテ[報知]

ロッテのベテラン2投手が、ようやく規定投球回数に到達した。9回完投からプロ初の中3日で救援した小野は「一球一球、気持ちを込めて投げた」と5回3失点で3年ぶりクリア。今季初救援の清水は8年連続で到達した。今季、バレンタイン監督が先発ローテを7人で回した時期もあっただけに、清水は「目標はもっと先にあるが、到達してホッとした」と安堵の表情を浮かべた。

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小野と清水、指揮官配慮で規定投球回へ[スポニチ]

早々と大勢が決まった展開で、バレンタイン監督は小野と清水を3番手以降に起用し、ともに規定投球回に届かせた。小野はシーズンを通じて先発陣の一角を担い、8勝と復調。「最低限の目標だったが、嬉しい」と3年ぶりの到達に充実感を見せた。一方、8年連続の清水は「この記録は続けていきたい」。監督は「大きな努力を払ってきた2人にできるささやかなお礼」と話していた。

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