わたしはかもめ2009年鴎の便り(10月)

便

10月6日

千葉ロッテ5−2東北楽天(千葉マリン)

ロッテが今季本拠地最終戦で千葉マリン5連勝、今季本拠地37勝31敗。2−2の8回今江タイムリー二塁打、里崎2点タイムリー三塁打で楽天戦連敗を8で止める。先発・成瀬は7回5安打2失点。3人目・荻野が3勝目。今季で引退の5人目・小宮山が今季3人目で両リーグ51人目56度目、パ24人目26度目の1球セーブで自身4年ぶり通算4セーブ目、44歳で最年長セーブ。楽天は球団初のロッテ戦勝ち越しを決められずもソフトバンクが敗れたため2位マジック2。先発・岩隈は6回7安打2失点。3人目・福盛が連勝が7で止まり07年7月24日西武戦以来の黒星。

123456789R
東北楽天0200000002
千葉ロッテ01100003x5
サブロー
「打ったのはスライダー。久しぶりの打席だったので、まさか当るとは思わなかった。自分でもビックリしているホームランです。ボビーのマリンでの最後の試合。そして小宮山さんの引退試合。絶対に負ける訳にはいかないので、いいところでホームランを打つ事ができて嬉しい。」(2回、9月12日の日本ハム戦(札幌)以来の22号ソロ)
「打ったのはシュートかな。ボビーの最後の試合。最後はいい形で終わらせてあげたいと思っていたので打ててよかった。2番セカンドという自分の中で原点ともいえるポジションで今日スタメン出場させていただいたことに感謝しています。また、小宮山さんの引退試合。笑顔で送り出したい気持ちはあるけど、最後は涙がでちゃうかもなあ…。」(3回同点適時打)

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本拠地最終戦飾る[千葉日報]

◇指揮官に花持たせる逆転劇

バレンタイン監督が指揮を執る千葉マリン最後の試合は逆転勝ち。詰めかけた観衆29392人の前で、指揮官に花を持たせようとチームが一丸となった。

2回に2点を先行されたが、すぐさま4番サブローが22号ソロ。「ボビーのマリンでの最後の試合。そして小宮山さんの引退試合。絶対に負ける訳にはいかない」と反撃ののろしを上げ、3回には2番・二塁手で先発出場した堀が同点打。「自分の原点ともいえるポジションで今日スタメン出場させていただいたことに感謝しています」。ベテランはバットに気持ちを込めた。

同点のまま迎えた8回には自ら「ボビーチルドレン」と言う今江が決勝二塁打。新人時代から起用し続けてもらったバレンタイン監督に最高の形で恩返しをした。

試合後のセレモニーでは、大型画面にこれまでの足跡を振り返る映像が流され指揮官の功績をたたえた。降りしきる雨にもかかわらず選手と共にグラウンドに立ったバレンタイン監督は目をうるませながら「ファンの皆さんの声が心の中にあります。永遠にロッテマリーンズを忘れません。愛しています」と日本語で挨拶。場内を一周しファンとの別れを惜しんだ。

◇小宮山が引退登板

パ・リーグ最年長選手で今季限りで引退する千葉ロッテ・小宮山悟投手(44)が、本拠地のファンの前で現役最後の投球を披露した。3点リードの9回2死二塁でマウンドへ。右翼席から何度も繰り返される小宮山コールを背にセギノールと対戦。1球で右飛に打ち取り試合終了。最年長セーブのプロ野球記録を樹立した。試合後にファンに向け「少し早めにお別れを言う日が来ました。近い将来このユニホームを着て、この場所に戻って来られるように願って引退の挨拶に代えます」と話した。

◇「さようなら、ボビー」指揮官に“最後の声援”千葉ロッテのマリン最終戦

「さよならボビー」。プロ野球パ・リーグ、千葉ロッテマリーンズの本拠地千葉マリンスタジアム(千葉市美浜区)最終戦が行われた6日、多くのファンが集まり、今季限りで退団するボビー・バレンタイン監督の“最後の試合”に声援を送った。

マリンのライトスタンドは雨にもかかわらず、ファンで埋め尽くされた。バレンタイン監督の背番号「2」の旗を振ったり、「BobbyThankyou」「ボビー行かないで」と書いたボードを掲げ、感謝したり惜しむファンの姿も。試合前にグラウンドに姿を見せたバレンタイン監督は、感謝の言葉をつづったメッセージカードを内野席のファンに手渡した。

小宮山悟投手が最後の打者を打ち取り勝利。試合後、ライトダウンされたスタジアムに選手が横に並び、バレンタイン監督が「選手は素晴らしいプレーをしてくれた。来年からロッテのファンになります」と最後のスピーチをした。

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ありがとうボビー、ロッテ感謝の逆転勝利[ニッカン]

ありがとうボビー。今季限りで退団するロッテ・バレンタイン監督(59)が本拠地最終戦で、涙を浮かべながらファンに惜別の詩を送った。これまで英語のスピーチを貫いてきたが、日本語で感動のサヨナラセレモニーを演出した。試合も「ボビーチルドレン」たちが、同点で迎えた8回に一挙3点を奪う猛攻で楽天に逆転勝ちした。

ボビーが涙で千葉マリンのファンに別れを告げた。小雨が降りしきる中、自ら作った詩を朗読した。「永遠に僕の頬は千葉の風を感じています ロッテの応援歌が僕の耳の中にあります ファンの皆さんの愛が僕の心の中にあります 永遠に僕は千葉ロッテマリーンズを忘れません 愛しています」と、流暢な日本語で感謝の思いを口にした。これまで自分の日本語が正確に解釈されないことを嫌い、公の場では英語を貫いてきた。だが「世界でイチバン」と言うファンを前に、最後は必死に考えた日本語で伝えた。

波瀾万丈の7年間だった。05年に31年ぶり日本一へ導いたが、その年のオフに4年総額20億ともいわれる大型契約を結び直したことで、フロントとの亀裂が生じ始めた。ロッテ本社の経費節減の方針もあり、昨年12月にフロントから異例ともいえる今季限りでの退団を通達された。

開幕直後からフロントとの確執が取り沙汰され、少なからずチームにも影響を及ぼし、今季は開幕直後から低迷した。結局1度も浮上することなく、2年連続Bクラスとなる5位に終わった。「今まで監督を経験した中で今年が1番楽しめなかった。球団と現場が1つにまとまることが出来なかった。悔いが残るが、その責任は全て自分にある」と潔く非を認めた。

その一方で、指揮を執った95年の1次政権と04年からの2次政権合わせて7年間で、通算492勝449敗23分け。万年Bクラスだったロッテを日本一へと導き、観客動員数も昨年は初の160万人を突破するほどの人気チームに立て直した。才能ある若手を積極的に起用した采配は「ボビー・マジック」として日本球界に刺激を与えた。

監督によって見いだされたチルドレン達が、この日も土壇場で集中力を発揮した。同点で迎えた8回、2死後から「和製大砲」として育てられた大松が二塁打でお膳立てすると、05年日本一の立役者、今江が勝ち越しに左適時二塁打をマーク。今江は「監督がいなければ今の僕はなかった。本当に感謝しています」と、人目もはばからず男泣きした。

最後は選手達によって3度胴上げされ、来季監督に昇格する西村ヘッドコーチとがっちり握手を交わした。ボビーが築いた礎は引き継がれる。

サブロー
「今日はボビーのマリン最後の試合。そして小宮山さんの引退試合。いいところでホームランを打つことができて嬉しい。」(2階に22号ソロ)
「2番セカンドという自分の原点ともいえるポジションでスタメン出場させていただいたことに感謝しています。ボビー最後の試合。最後はいい形で終わらせてあげたいと思っていたので、打てて良かったです。」(3回に同点適時打)
瀬戸山社長
「バレンタイン監督とは色々ありましたが、偉大な功績を残してくれました。今は敬意と感謝の気持ちでいっぱいです。」

◇警戒スタンド、混乱なし

本拠地最終戦は最後まで大きな混乱はなかった。ロッテファンで埋まった右翼スタンドは警戒態勢が敷かれた。入場する際は、過激な横断幕がないか持ち物チェックが通常の2倍にあたる約60人配備して、万が一に備えた。95年にバレンタイン監督が解任された年のファン感謝デーで、ボビー続投を求めるファンと球団職員が衝突することなどがあり、球団も細心の注意を払った。

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44歳ロッテ小宮山が最年長セーブで引退[ニッカン]

今季限りで引退するパ・リーグ最年長のロッテ小宮山悟投手(44)が9回2死二塁から登板し、最年長セーブ記録を達成した。

小宮山が現役最後の1球で、44歳21日の最年長セーブ記録を樹立した。「最後のアウトで行く、と言われていた」という監督との約束通り、3点リードした9回2死二塁でマウンドに。その初球、代打セギノールを渾身のスライダーで右飛に打ち取った。

実はブルペンで少々焦っていた。「まさかあんな展開になると思わなくて。1点差じゃやばいと思っていた」。本塁打を許せば1点差。状況次第では自ら降板を申し出ることも考えていたという。期せずして本人もファンも、手に汗握る最終登板となった。

セレモニーでは3人の子供達が運んできた花束を、その場でバレンタイン監督へ渡すように指示する気配り。「サンキュー、appreciate(感謝する)ボビー」と恩師に賛辞を贈り、自らの今後に関しては「このユニホームを着て、ここに戻ってくることを願っている」と指導者としての復帰も宣言した。仲間に3度、胴上げもされた。「人に誇れるキャリアを積んだと思う」。大リーグの1年と合わせて19年の現役生活。「精密機械」と呼ばれた右腕は、胸を張って球場を去った。

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ボビー涙でファンに別れ…ロッテ[報知]

自然と涙があふれ出た。日米通算1610勝としたバレンタイン監督が、ホームのファンに最後のメッセージを伝えた。「僕は千葉ロッテを忘れません、永遠に。愛してます」。2万9392人が見守った退団セレモニーで、万雷の拍手を全身で受け止めた。

千葉マリン最終戦。“ボビー・チルドレン”が爆発した。2回に、左太もも裏痛ながら強行出場したサブローが22号ソロ。日本一に輝いた05年の“つなぐ4番”の一発で反撃の口火を切ると、同点の8回には今江の適時二塁打で勝ち越した。最後は大リーグ・メッツでも戦った小宮山が、プロ野球最年長セーブ記録をたった1球で作った。今江は「ここにいるのも監督のおかげ。最高の白星」と声を震わせた。

セレモニー後には、3度宙に舞った。「この6年間は夢のような時間だった」。数々の思い出を残し、ボビーが千葉を去った。

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立花ヘッド辞意…ロッテ[報知]

ロッテ・立花龍司ヘッドコンディショニングコーチ(45)が球団に辞意を伝えたことが6日、分かった。95年に第1次バレンタイン政権でコーチとして尽力し、チームの2位躍進に貢献。07年、11年ぶりにロッテに復帰した。今季は大嶺、唐川両投手を独自のトレーニング理論で先発ローテの一角として活躍できるまでに成長させた。関係者によると球団は夏場に残留を要請したが、同コーチは「このような成績なので男のけじめをつけたい」と話していたという。

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ボビー万感…本拠地マリン最終戦勝利締め[スポニチ]

最後の千葉マリンでバレンタイン監督自ら最高の場面を演出した。雨の本拠地最終戦。9回2死二塁、指揮官は投手交代を告げるとマウンドに足を進めた。約束通り“愛弟子”の小宮山が登場。ボールを渡された44歳右腕は1球で代打・セギノールを右飛に打ち取り、最年長セーブを記録して引退試合に花を添えた。

白星で飾った試合後のセレモニー。指揮官は日本語で退任のメッセージを発した。「たくさんの問題がありました。でも僕には素晴らしいメモリー。来年から僕は千葉ロッテマリーンズのファンです」。もう、涙が止まらない。最後も日本語で詩を読み上げた。「永遠に僕の頬に千葉の風を感じています。ロッテの応援が僕の耳の中にあります。ファンの皆さんの愛が僕の心の中にあります。僕は千葉ロッテマリーンズを忘れません。愛してま〜す!」。小宮山も「近い将来、このユニホームを身にまとって戻って来られる日が来ることを願って、引退の挨拶に代えさせていただきます」とした。

今季限りでの退任が決まって迎えた異例のシーズン。一部ファンが球団批判の横断幕を掲げるなど騒動が続いた。5位が決まってホーム最終戦を迎え、球場側は入場前に過激な横断幕がないかをチェック。警備員も増やして不測の事態に備えたが、最後は「ボビー・コール」と「小宮山コール」に球場が包まれた。

全選手と握手、抱擁して場内一周した指揮官と小宮山は、ともにナインの手で3度、宙に舞った。会見でボビーは「監督として1番楽しいことは組織(球団)と現場が1つにまとまっていくところ。それができなかったのが悔しい。その責任は自分にある」と言った。少しの後悔と多くの思い出を残して、千葉に別れを告げた。

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男泣き!ロッテ・ボビー、最後のスピーチ[サンスポ]

今季限りで退団するロッテのボビー・バレンタイン監督(59)が6日、本拠地最終戦の楽天23回戦(千葉マリン)に5−2で勝利。試合後、涙ながらに日本語のスピーチでファンに挨拶を行った。

人目もはばからず、男泣きした。バレンタイン監督が激しく降り続く雨のなか、2万9392観衆の前で最後のスピーチ。約5分間、日本語で地元・千葉のファンに別れを告げた。

「これが僕の最後のスピーチ。だから、日本語で話します」。

2004年にロッテ監督に復帰。05年には31年ぶりの日本一にも導き、その采配は“ボビー・マジック”といわれた。しかし、契約最終年となった今季は球団との確執などもあり低迷。「1番楽しめなかったシーズン。悔いが残る」と言葉を絞り出した。

ただ本拠地最終戦は胸のすく快勝だった。監督就任当初から起用し続けてきた今江が、8回に決勝打。最後は、02年の米大リーグ・メッツ時代を含め8年間も指導した小宮山を、9回2死からマウンドに送るこれ以上ないシナリオを実現させた。

「永遠に千葉ロッテマリーンズを忘れません。愛しています。本当にありがとう」。

最後にグラウンドを1周し、3度胴上げされた。スタンドの「ありがとう!!」の大歓声と、ボビーの瞳からあふれる涙は、止まらなかった。

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最年長記録を更新!ロッテ・小宮山、有終S[サンスポ]

引退試合となった小宮山悟投手(44)が、9回2死から1球でセーブ。最後にプロ野球最年長セーブ記録(41歳2ヶ月)を更新し、プロ生活に別れを告げた。

引退試合となった小宮山は、9回2死二塁からセギノールを1球で右飛に打ち取った。44歳22日でのセーブとなり、これまでの最年長記録を大幅に更新して、日米通算19シーズンのプロ生活の有終の美を飾った。家族も見守る前での引退セレモニーでは「近い将来、このユニホームを身にまとい、この場所に戻ってくる日が来ることを祈っています」と指導者としての復帰をファンに約束した。

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ボビーが日本語で涙のスピーチ[ニッカン]

今季限りで退団するロッテのボビー・バレンタイン監督が、ファンに別れを告げた。本拠地最終戦を逆転勝利で飾った試合後のセレモニーで、涙を浮かべながら日本語で挨拶。最後に「永遠に僕のほほは千葉の風を感じています ロッテの応援歌が僕の耳の中にあります…」と詩を披露。ファンの声援を浴びていた。

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小宮山が最年長セーブでお別れ[ニッカン]

今季限りで現役を引退するロッテ小宮山悟投手(44)が、大記録達成と共にファンに別れを告げた。5−2で迎えた9回2死二塁で、5番手で登板。1球でセギノールを右飛に仕留めた。これで最年長セーブを記録。試合後はセレモニーで球団関係者やチームメート、ファンに感謝の言葉を口にし、最後には「近い将来、このユニホームを着て、この場所に立てる日が来ることを願っています」と指導者としての復帰に意欲をみせていた。

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“ボビーの子”サブローが22号[ニッカン]

「ボビー・チルドレン」が、今季限りで退団するロッテ・バレンタイン監督の本拠地最終戦を盛り上げた。2点を追う2回裏、4番サブローが22号ソロをマークした。岩隈の外角高め直球を逆方向に打ち込んだ。サブローにとって、バレンタイン監督は恩人でもある。05年にプロ入り後初の4番に起用され、31年ぶり日本一に貢献。全く新しい「つなぎの4番」としての地位を確立した。「今日はボビーのマリン最後の試合。そして小宮山さんの引退試合。絶対に負ける訳にはいかないので、いいところでホームランを打つことができて嬉しい」と笑顔で話した。

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ロッテ・小宮山、引退登板で最年長セーブ[サンスポ]

今季限りの引退を表明した小宮山が、本拠地最終戦で登板。5−2の9回2死二塁から、代打セギノールを初球の変化球で右飛に仕留め、最年長セーブをマークした。

昨オフの契約更改で「山本昌(中日)の最年長セーブ記録を抜きたい」と話したが、44歳で見事実現。当分この記録は破られないだろう。

試合後の引退セレモニーでは「近い将来、このユニホームをまとって、この場所に帰ってくることを願って、引退の挨拶とします」と語り、大歓声を浴びた。

今江
「ここにいられるのも監督のおかげ。最高の白星。」(勝ち越し打)

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ボビーのために!ロッテ、本拠地最終戦飾る[サンスポ]

指揮官との別れを悲しむように、冷たい雨が降り続いた。2009年の本拠地最終戦。今季限りで退団するバレンタイン監督にとっては、通算7シーズンを過ごした千葉マリンでのラストゲームだ。

「思い出は数多くありすぎて…。素晴らしい瞬間、瞬間を選手達と共有できた。それを見て、喜んでくれたファンもいた。最高の経験ができました」とバレンタイン監督は感慨深げ。試合前には感謝の気持ちを込めたメッセージカードを、時間が許す限りスタンドのファンに配布した。

退任が決定している監督が指揮を執るという、異例の形で幕を開けた今季。重光昭夫オーナー代行(54)は「花道を飾って欲しい」とラストイヤーに期待し、多くのファンもボビーが有終の美を飾ると信じていた。しかし、結果はリーグ制覇どころかクライマックスシリーズ進出も逃すことに…。悔しさばかりが残る1年だった。

「今日はボビーのマリンで最後の試合。絶対に負ける訳にはいかないので、本塁打を打てて嬉しい」とは、2回に22号ソロを放ったサブロー。“ボビー・チルドレン”からの惜別弾に、指揮官は一塁ベンチで目を細めた。

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ロッテ・バレンタイン監督、最後の本拠で名残惜しむ[サンスポ]

今季限りで退任するバレンタイン監督にとって最後のホームゲーム。雨天にもかかわらず、開門と同時に右翼席は多くのファンで埋まった。試合前、監督はフェンス越しにファンへメッセージカードを配り、名残を惜しんでいた。

今季は監督の続投を求める一部ファンが球団批判の横断幕を掲げ、選手を巻き込んだ騒動に発展。低迷した“本業”以外で騒がしかった。この日、球場側では事前に告知した通り、入場前に過激な横断幕がないかをチェック。警備員も増やし、不測の事態に備えた。

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