10月7日10月7日楽天が11安打9得点、今季12度目の完封勝ちで球団史上初のロッテ戦勝ち越し決定。貯金を球団史上最多タイの12とし、2位確定まであと1勝とした。楽天は2回、中谷のタイムリーなどで4点を先制すると5回には草野の7号ソロ、7回には3点、8回にも1点を追加しロッテを突き放した。先発・永井は7回を3安打無失点で13勝目。ロッテは先発・唐川が7回途中自己ワーストタイの8失点で8敗目。チームは62勝77敗借金15で今季の全日程が終了。バレンタイン監督は95年を含む7年間で日本通算492勝450敗23分け。
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| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 東北楽天 | 0 | 4 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 1 | x | 9 |
ロッテは7日、ベニー、バーナム・ジュニア、ランビンの外国人選手3人と来季の契約を結ばないと発表した。
ロッテは7日、レン・サカタ2軍監督（56）、フランク・ランペン打撃兼内野守備兼ベンチコーチ（49）、立花龍司ヘッドコンディショニングコーチ（45）の今季限りでの退団を発表した。
千葉ロッテは7日、Kスタ宮城で楽天最終戦を行い0−9で完敗。バレンタイン監督が指揮を執る最後の試合を飾れず、62勝77敗5分けの5位で今季の全日程を終えた。
千葉ロッテのボビー・バレンタイン監督（59）が7日、クリネックススタジアム宮城での楽天戦で最後の指揮を執った。0−9で完敗した試合後は名残を惜しむように雨の中、ファンの声援に応え「素晴らしいチームを率いられて幸せ」と話した。日本での通算成績は493勝450敗23分け。
バレンタイン監督は2004年に、1995年以来2度目となるロッテ監督に就任。メッツなど米大リーグでの豊富な監督経験で培った手腕を発揮し、05年には日本シリーズを制した。
開幕前から退任を通告されていた今季は5位に低迷した。有終の美は飾れなかったが「野球に愛情を注いでくれた選手、ファンに感謝でいっぱい」と話した。
ロッテのボビー・バレンタイン監督（59）が最後のタクトを下ろした。前日6日のホーム最終戦で見せた粘りはなく、先発唐川が8失点KO、打線も完封負けした。それでも試合後は笑顔で選手、スタッフ全員と握手を交わし、スタンドのファンに手を振った。今後は米国へ帰国し、米スポーツ専門局ESPNの解説者として大リーグプレーオフの解説を行う予定。「ロッテで最高の経験をさせていただいたことを、違った世界の人と共有していきたい」と話した。エース候補唐川には「来年スライダーに磨きをかければ完璧な投手になれる」と、アドバイスを送った。瀬戸山社長も「監督が残してくれたものを引き継いで、さらにいい球団にしたい」と決意を新たにしていた。
今季全日程を終了したロッテが、8日に新体制を発表する。西村徳文ヘッドコーチ（49）が監督に昇格し、投手コーチに西本聖氏（53）が就任する。江川卓氏とともに巨人の一時代を築き、ドラフト外入団投手では最多の165勝の記録をもつ。巨人退団後は中日、オリックスでもプレー。現役引退後の03年には阪神の投手コーチも務めた。経験、実績ともに申し分のない同氏が新生ロッテの屋台骨となる。
打撃コーチは、ダイエー（現ソフトバンク）時代に井口を育てたBCリーグ石川ミリオンスターズ監督の金森栄治氏（52）が就任。またヘッドコーチ候補に挙がっていた日本ハム福良淳一ヘッドコーチ（49）は梨田監督続投が決まったことを受けてチーム残留が決まり、獲得を断念した。
ロッテはレン・サカタ2軍監督（56）ランペン1軍打撃兼内野守備兼ベンチコーチ（50）ベニー外野手（37）ランビン内野手（30）バーナムJr.内野手（34）と来季契約を結ばないと発表した。ベニーは7日にウエーバー公示された。また立花龍司ヘッドコンディショニングコーチ（45）が一身上の都合で退団することも決まった。球団からは契約更新を提示されたが、博士号取得や自身が経営するトレーニングジムの事業拡大により退団を決めた。
ロッテで通算7年指揮を執ったバレンタイン監督の最終戦。0−9で完敗という結末だったが、ボビーの愛称で親しまれた指揮官は試合後、ロッテファンが陣取る右翼席近くまで足を運び、“日本流”に何度も深々と頭を下げて別れを告げた。「野球に対して、心から愛情を注いでくれた選手、ファンに感謝の気持ちでいっぱいです」。
5位と低迷した今季。フロントとの確執に揺れた1年を「（チームは）一丸となって戦う必要がある。妨げになることがあってはいけない」と振り返る。しかし、思いだすのは2005年の日本一など「最高の経験」。感謝の気持ちを胸に、近日中に日本を離れる。
球団は8日にも西村ヘッドコーチの新監督就任を発表。来週には巻き返しをかけて秋季キャンプがスタートする。
ロッテ・唐川が、自己ワーストタイの8失点で8敗目（5勝）。バレンタイン監督の最終戦で結果を出せず「この2年間でやってきたことをやりたかったのに…。情けないし申し訳ない」と悔しがった。7回につかまり、1死二塁で途中降板。あと2人抑えれば規定投球回数に達しただけに「投げきりたかった」と下を向いた。
ロッテは7日、レン・サカタ2軍監督（56）、フランク・ランペン打撃兼内野守備兼ベンチコーチ（49）、ベニー・アグバヤニ外野手（37）、ゲイリー・バーナム・ジュニア内野手（34）、チェイス・ランビン内野手（30）と、来季契約を結ばないと発表した。6年目のベニーは今季、95試合で打率.265、7本塁打、31打点。ベニーだけ7日にウェーバー公示された。また、立花龍司ヘッドコンディショニングコーチ（45）の退団も発表された。
ロッテ・瀬戸山球団社長が首脳陣、全選手を集め、ミーティングを行った。今季はバレンタイン監督の退団に端を発したお家騒動もあり、チームは5位に低迷。「明日から来年V奪回できるよう精進したい」と話した。また、重光オーナー代行は、「バレンタイン監督に6年間にわたって、偉大なる功績を残していただき大変感謝しております。本当にお疲れさまでした」とコメントした。
ロッテ・バレンタイン監督のラストゲームは惨敗に終わった。唐川が7回途中で自己ワーストタイとなる8失点の乱調。打線は散発3安打で、三塁も踏めなかった。今季の低迷を象徴するような11度目の完封負けで、ボビー政権の幕は閉じた。試合前に全選手に来季への言葉をかけたという指揮官は「今は選手、ファンに感謝の気持ちでいっぱい。来季は一丸となって戦うことが必要だ」と奮起を促していた。
ロッテの橋本将捕手（33）が、今オフに国内フリーエージェント（FA）権を行使しての他球団移籍を視野に入れていることが7日、分かった。橋本将は昨年、国内FA権を取得。日本シリーズ終了後に決断を下す。
今季は昨年を上回る94試合に出場し、打率2割3分4厘、2本塁打。こだわりを持つ捕手での先発は、29試合に終わった。打力を買われ、指名打者での起用が続いたが、打撃3部門で昨年を上回ることができず。
昨オフはFA宣言せずに残留したが、「もう1度、捕手で勝負したい。不甲斐ない成績だが、1球団でも欲しい、という球団があるなら、話を聞いてみたい」。バレンタイン監督が今季限りで退団することもあり、FA宣言へ踏み切る可能性は高い。
今季の年俸は7500万円。チームの年俸順では11番目以下にあたるとみられ、昨年から導入されたFA制度ではCランク選手に該当。金銭や人的補償の制度は適用されない。今季正捕手が固定されなかった横浜など複数球団が獲得へ調査を始めることになりそうだ。
試合前のメンバー交換で、楽天・野村監督がラスト采配となったロッテ・バレンタイン監督とエールを交換した。「バイバイ」と声を掛けられると「来年決まったの？」と質問。最後は「野村監督には色々なことを教えてもらいました。クライマックスシリーズはいい結果が出ますよ」と持ち上げられ、上機嫌だった。
前日は敵将に千葉マリンでの本拠地最終戦で花を持たせた野村監督だが、地元ではしっかりお返しした。
ラスト采配を白星で飾れなかったロッテ・バレンタイン監督だが、試合後は右翼席付近まで足を進めてファンに感謝の意を示した。雨の中でナインとハイタッチを交わし、何度も手を振って別れを惜しむと「野球に心からの愛情を見せてくれたファン、選手に感謝の気持ちでいっぱい。素晴らしい集団と同じユニホームを着て時間を過ごせたのは幸せでした」。
瀬戸山球団社長も直接感謝の言葉をかけ、重光オーナー代行は球団を通して「6年間にわたって偉大なる功績を残していただき大変感謝しております。本当にお疲れさまでした」とのコメントを出した。
ロッテ・橋本将捕手（33）が今オフ、移籍を前提としたFA権の行使を検討していることが分かった。全日程を終えた7日「監督も代わるし去年と状況が違う。今年は不甲斐ない成績だけど、それでも欲しいという球団があれば話を聞いてみたい」と明言。FA宣言した場合、阪神など複数球団が獲得に乗り出すとみられる。
05年には里崎との併用で日本一に貢献。FA権を取得した昨オフは強打の捕手として注目を集めたが、バレンタイン監督の強い慰留を受けて残留した。だが、今季は打率2割台前半と不調で、捕手でのスタメンは29試合。正捕手・里崎に加え、田中雅の台頭もあって指名打者での出番が多く「年齢的に最後の悪あがきで、もう1度勝負したい。捕手として出られるのが最優先」と語った。
今季限りで退団するバレンタイン監督がロッテ最終戦を黒星で終えた。先発唐川が制球に苦しみ8失点KO、打線も3安打完封負けといいところがなかった。それでも試合後は笑顔で選手、スタッフ全員と握手を交わし、スタンドのファンに手を振った。今後は近日中に米国へ帰国し、米スポーツ専門局ESPNの解説者として大リーグプレーオフの解説を行う予定だ。「ロッテで最高の経験をさせていただいたことを、また違った世界の人と共有していきたい」と話した。
今季限りでの引退を表明しているロッテの小宮山が、試合前に楽天ベンチを訪れ、野村監督に挨拶した。
引退試合となった6日は9回2死から登板し、1球でセギノールを打ち取ってセーブを挙げた。野村監督が「1球で終わらせちゃってすまなかったな」と言うと「たくさん投げてたら、打たれていたかもしれないので」とジョークで応酬。クライマックスシリーズ進出を決めている敵将に「頑張ってください。応援しています」とエールを送っていた。