わたしはかもめ2009年鴎の便り(10月)

便

10月12日

ボビーさらば日本、空港にファン150人[ニッカン]

ロッテのボビー・バレンタイン前監督(59)が12日、米国へ帰国した。空港には、日程が公表されていないにもかかわらず150人のファンがつめかけ、別れを惜しんだ。ファンに囲まれ、握手を交わしたバレンタイン氏は「この7年間は私の人生の中でも1番良かった7つの年だった」と日本での監督生活をあらためて振り返った。

今後はESPNの解説者として仕事をする予定だが、日本球界から監督のオファーがあれば歓迎の意向だ。「私が望むこともそうだけど、私を監督として望んでくれれば…。一生懸命、仕事に尽くしている集団があって、自分もそこでできるのであれば考えたい」と話した。来月には再来日の予定で、チャリティーイベントに出席する。

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ボビー帰国、低迷今季「いい思い出なかった」[報知]

ロッテのボビー・バレンタイン前監督(59)が12日、米国に帰国した。帰国日や搭乗便を公表していなかったが、成田空港には「2 FOREVER」などのボードを掲げた約150人の熱狂的なファンが集結。シャツ、ジーンズというラフな格好で登場したボビーは「人生で最高の7年間。世界の中でも幸運な男だ」と涙を浮かべた。

ただ、開幕前に解任通告した球団へ最後の“毒ガス”を吐くことも忘れなかった。5位と低迷した今季を「いい思い出はない」とバッサリ。「楽天は野村監督の解任を最後まで発表しなかったので、シーズンの妨げにならなかった」、「野球は世界レベル。運営する人はこれまで以上に良い形でしないと」など苦言を呈した。「私を使いたいと望む球団があれば…」と将来の日本球界復帰をアピールして、日本を後にした。

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ボビー帰国…最後までフロント批判[スポニチ]

ロッテのボビー・バレンタイン前監督(59)が12日、成田空港発の航空機で米国に帰国した。見送りに集結した約150人のファンとの別れの際に涙を浮かべた前監督。2度にわたってロッテで指揮を執った日々を「人生で最高の7年間だった。チャンスをくれたロッテの皆さんに感謝している」と振り返った。

その一方で、対立があった球団フロントには“恨み節”を披露。「日本の野球は世界のトップレベルに達している。後はこれまで以上の良い人達で運営されればいい」と皮肉交じりに語った。2年連続でCS出場を逃して5位に終わった今季を「良い思い出として振り返ることができない」とした。

自らと同様にシーズン前から退任が既定路線だった楽天・野村監督が11日に退団を告げられたことには「個人的にCS進出を喜んでいます。楽天はシーズン終盤まで(正式に)解任を発表しなかった。それでシーズンの妨げにはならなかったと思う」と昨年末に退任を通告した球団フロントとの対立の根深さをうかがわせた。

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フロントに“恨み節”全開!ボビーが帰国[サンスポ]

ロッテのボビー・バレンタイン前監督(59)が12日、米国へ帰国した。成田空港には約150人のファンが集まり、通算7年間ロッテを指揮した監督を見送った。契約最終年の今季は、球団との確執もあり5位に低迷。帰国直前になっても、フロントへの“恨み節”が口をついた。

空港の出発ロビーに響く「ありがとう」「元気でね」の声に、バレンタイン前監督は目にうっすらと涙を浮かべた。「人生で最高の7年間だった。非常に寂しい、悲しい」とファンに感謝しながら、“恨み節”も忘れていなかった。 球団は昨年12月、バレンタイン監督の翌年限りでの退任を発表。今季は“クビ”が決まった状態で開幕し、チームは5位に終わった。

クライマックスシリーズ進出を決めた楽天と比較し「楽天はシーズン終了まで監督解任を発表しなかった。そうすることでシーズンの妨げには一切ならなかった」。そして「日本の野球は世界レベルに達している。あとは運営していく人達が、これまで以上によい人達であることを望む」と、フロントへの不満を口にした。

帰国後は米スポーツ専門局ESPNでテレビ解説者を務める予定。今週末に開幕するリーグ優勝決定シリーズが初仕事になる。米大リーグの複数球団の監督候補として名前が挙がっており、再びユニホームを着る可能性もある。

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ロッテ・バレンタイン前監督が涙の帰国[ニッカン]

ロッテのバレンタイン前監督が12日、成田空港から米国へ帰国した。見送りに集結した一部ファンとの別れ際には涙を浮かべ、2度にわたってロッテで指揮を執った日々を「人生で最高の7年間だった」としみじみ振り返った。一方で、5位に低迷した今季は「良い思い出として振り返ることはできない」。自らと同じくシーズン前から退任が既定路線だった楽天の野村監督のケースに触れ「楽天は最後まで正式に解任を伝えず、シーズンの妨げにならなかった」と話し、昨年末に退任を通告したロッテ球団との対立の根深さもうかがわせた。

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さらばボビー「人生の中でも1番良かった7年間だった」[スポニチ]

ロッテのバレンタイン前監督が成田空港発の航空機で米国に帰国した。約150人のファンが見送りに駆けつけ「最初(1月)に再来日した時も多くのファンが来てくれたし、今日もたくさん来ていただいて感動しています。素晴らしい球団で仕事ができたし、様々な文化を学べた。人生の中でも1番良かった7年間だった」。米国では大リーグのポストシーズン解説の仕事が決まっており「これからじっくり勉強して、日本シリーズ、ワールドシリーズでどのチームが優勝するか探りたい」と語った。

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ボビー、最後まで対立、低迷ロッテと躍進楽天の違いは…[スポニチ]

帰国したロッテのバレンタイン前監督は5位に低迷した今季について「良い思い出として振り返ることはできない」ときっぱり。自らと同じくシーズン前から退任が既定路線だった楽天の野村監督のケースに触れ「楽天は最後まで正式に解任を伝えず、シーズンの妨げにならなかった」と話し、昨年末に退任を通告したロッテ球団との対立の根深さもうかがわせた。

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チームへの愛情、誰にも負けない、千葉ロッテ新監督に就任、西村徳文さん[千葉日報]

実直で控えめな新監督が胸を張って言うことがある。「この球団に対する愛情は誰にも負けないものを持っている」−。選手、コーチでロッテ一筋28年。早くからバレンタイン前監督の後任候補に挙がった。満を持しての就任に「プロ入りしたときから監督を目標にやってきた。それが現実としてきたんだな」と万感の思いを込めた。

ことしまでの6年間、ヘッドコーチを務め、前任者の最も近くにいた。一部ファンの絶大な支持、そしてその過激さも見てきただけに「ファンとのかかわり方が1番、大変なところ」と不安をのぞかせる。一方で「選手が目立つのが1番。自分はいい」と言う。“中間管理職”として個性が強い前監督と選手の間に立たされてきた。黒子に徹するのはお手の物。選手を売り出すことで盛り上げていく青写真を描く。

「負けず嫌いだし、これと思ったことはコツコツ努力し、成し遂げるタイプ」との自己分析。現役時代は俊足巧打のスイッチヒッターだった。両打ちに転向したのがプロ2年目。左打ち習得のため、私生活から箸も左手で使うほど徹底した。「僕は無名で入ってきた選手。練習は人の倍ぐらい必要だった。でも、それがなければ今はなかった」。

「いいものは人にあげていた」という焼酎を最近、たしなむようになった。孤独でもある監督業のストレスを覚悟し「お酒で発散すると飲み過ぎてしまう。何か方法を考えないと」。家族は夫人と2女。宮崎県出身。49歳。

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